「2ちゃんねらー」の版間の差分

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'''2ちゃんねらー'''('''2chねらー'''、'''ちゃねらー'''、'''ねらー'''とも)には次のような者が含まれる。
 
# [[電子掲示板]]サイトの[[2ちゃんねる]]のユーザー。ニュースサイトでもこの名前で参照されることがある。<ref>[http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0712/02/news002.html 『2ちゃんねらー提案の「新イギリス国旗」、英大手新聞サイトに』][[ITMedia]] News、2007年7月12日</ref>
 
# 2ちゃんねるから生まれた独自の新語や[[アスキーアート]] (AA) を駆使する者。
 
  
{{Template:語録 (塩爺)|これはねえ、やっぱり狂ってますよ。この2ちゃんねらーは。<br />
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絶体絶命でんぢゃらすじーさん
顔見てご覧なさい。目はつり上がってるしね。顔がぼうっと浮いているでしょ。<br />
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絶体絶命でんぢゃらすじーさん
これ[[気違い]]の顔ですわ}}
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ジャンル ブラック・コメディ、少年漫画
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漫画:絶体絶命でんぢゃらすじーさん
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作者 曽山一寿
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出版社 小学館
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掲載誌 月刊コロコロコミック
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別冊コロコロコミック
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レーベル てんとう虫コミックス
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発表号 2001年10月号 - 2010年3月号
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巻数 全20巻
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漫画:でんぢゃらすじーさん邪
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作者 曽山一寿
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出版社 小学館
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掲載誌 月刊コロコロコミック
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別冊コロコロコミック
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レーベル てんとう虫コミックス
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発表号 2010年4月号 -
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巻数 既刊12巻
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テンプレート - ノート
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漫画
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関連項目
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[表示]
  
言語使用者の概念の共有ができているため、代名詞となった。前者の意味合いが強くなっている。
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『絶体絶命でんぢゃらすじーさん』(ぜったいぜつめいでんぢゃらすじーさん)は、曽山一寿の漫画作品。『別冊コロコロコミック』2001年(平成13年)2月号と『月刊コロコロコミック』2001年6月号で2度の読み切りでの掲載を経た後、2001年10月号から『月刊コロコロコミック』にて、2002年(平成14年)6月号から『別冊コロコロコミック』にて連載開始し、現在は『でんぢゃらすじーさん邪』(でんぢゃらすじーさんじゃ)とタイトルを変えて連載中。単行本は全20巻(邪では1巻からカウントされる)。過去には『小学三年生』、『小学四年生』、『ちゃお』や『週刊少年サンデー』にも掲載された。
  
概して、たまに書き込みをする程度または閲覧を専門とする利用者はあまり「2ちゃんねらー」扱いされず、ほぼ毎日掲示板に常駐する利用者(通称「'''[[住民]]'''」)をこう呼ぶ傾向がある。
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目次
  
== 特徴 ==
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    1 概要
名前欄が空である場合は“[[名無しさん]]”および、名無しさんに類する板ごとに設定される名前に置き換えられるシステムを利用し、[[ハンドルネーム]]を使用しない'''「名無し」'''名義での書き込みを行う(一部名前必須の板を除く)。固定のハンドルネーム(通称「コテハン」)を使用して書き込むということは、一部の掲示板では揶揄(やゆ)の対象となりうる。
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    2 登場キャラクター一覧
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        2.1 主要キャラクター
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        2.2 その他のキャラクター
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        2.3 お友だち軍団
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        2.4 大長編キャラクター
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            2.4.1 でんぢゃらすじーさん大長編
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                2.4.1.1 第1弾
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                2.4.1.2 第2弾
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                2.4.1.3 第3弾
 +
                2.4.1.4 第4弾
 +
                2.4.1.5 第5弾
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            2.4.2 でんぢゃらすじーさん邪大長編
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                2.4.2.1 第1弾
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                2.4.2.2 第2弾
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                2.4.2.3 第3弾
 +
                2.4.2.4 第4弾
 +
                2.4.2.5 第5弾
 +
    3 主な建物・場所
 +
    4 用語
 +
    5 特別編
 +
    6 大長編
 +
        6.1 概要
 +
        6.2 作品一覧
 +
    7 番外編
 +
    8 単行本
 +
        8.1 絶体絶命でんぢゃらすじーさん
 +
        8.2 でんぢゃらすじーさん邪
 +
    9 ゲーム
 +
        9.1 ゲームソフト
 +
        9.2 体感ゲーム
 +
    10 アニメ
 +
        10.1 原作との相違点
 +
        10.2 概要(アニメ)
 +
        10.3 スタッフ
 +
        10.4 主題歌
 +
        10.5 各話リスト
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    11 ぼくのおじいちゃん
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    12 他の作品へのゲスト出演
 +
    13 その他
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    14 脚注
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    15 外部リンク
  
個人不特定性から、見知らぬ相手に対しても敬語があまり使用されないという点も特徴として挙げられる。
+
概要
  
また、「空気嫁(読め)」などの書き込みが散在するように、敬語とは別の次元で、場の雰囲気([[場の空気]])に合わせた書き込みを要求される不文律が存在する(これには各スレッドの趣旨や方向性を保守する意図も含まれる)。
+
じーさんと孫が織りなす不条理ギャグコメディで基本的には一話完結型のストーリー。じーさんが孫に世の中の危険から生き抜く方法を教えるが、もっと危険になるのが本作の基本路線である。しかし、連載が長期化するにつれこのテーマは形骸化し、キャラクターたちの日常を描いた話が多くなった。『コロコロコミック』での連載作品としては珍しく(全てギャグとして扱われているが)登場人物が死亡する描写が非常に多いのが特徴。
  
独特の[[2ちゃんねる用語]]や、様々な[[アスキーアート]]を使う[[コミュニケーション]]があり、アスキーアートをテンプレートとして進行するスレッドも存在する。
+
『コロコロ』同誌で連載していた他作品ネタにしたりされたりすることが多い(具体的な例として、じーさんの必殺技を鍛える訓練にて回想に『コロッケ!』や『ドラベース』のシロえもんなどが登場したり、のむらしんぼによる『あっぱれメガバカBoys』などに特別出演したりするなど)。
  
=== 一般的な認識・自己認識 ===
+
第50回(平成16年度)小学館漫画賞児童向け部門受賞。テレビアニメ(テレビ東京系「おはスタ」、「ギャグコロスタジオ」内)やテレビゲーム、ホビーにもなった。略称は「でんじー」など。
; オタク
+
: ドラマや映画にもなった小説『[[電車男]]』の影響により、イメージ上でも「2ちゃんねらー=[[おたく]]」というイメージが固定化されたこともあり、2ちゃんねらー自身の書き込みでもそのような認識を表す者が見受けられる。
+
; ニート
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: [[ニート]]という言葉が一般的になると、平日日中にも[[オフラインミーティング]]や[[フラッシュモブ]]を行なうことから2ちゃんねらーはニートの集まりだとするレスが見られるようになる。
+
  
=== 板別投稿数の傾向 ===
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コミックスは第4巻の時点で100万部を突破し、14巻の時点で連載200回を突破(記念パーティーも行ったが、当時はまだ189回目だった)。『月刊コロコロコミック』2010年(平成22年)2月号にて、3月号の掲載が最終回になることが発表された(2009年(平成21年)12月号の扉絵でじーさんが「このマンガあと4回で終わるよー」と発言していた)。
1日で書き込まれる投稿の数は、[[1999年]]の設立当初はメイン(現在のロビー、「板」はつけない)がもっとも多かった。その後、ラウンジが最も多かった時期もあったが、[[2005年]]以降は'''[[ニュース速報(VIP)板]]'''が最多である。[[2002年]]ころから、首位は[[モ娘 (狼) 板]](モーニングコーヒー板、あるいはハロプロ板)に占められていたが、2005年に入る前後から、VIPが首位を争うようになった。さらにBe規制の影響でモ娘(狼)板の書き込み制限が厳しくなり、VIPの優位が固まった。
+
  
=== 2ちゃんねらーの数 ===
+
しかし『月刊コロコロコミック』2010年(平成22年)3月号にて第2部ともいえる続編『でんぢゃらすじーさん邪』の連載が決定。現在「邪」を連載中(内容はほとんど変わっておらず、第1話は前作の連載1話目をリメイクしたような内容だった)。また、前述の「じーさんが孫に世の中の危険から生き抜く方法を教える」というテーマが(部分的にではあるが)復活している。
具体的なユニーク数については不明。しかしながら参考として、ネットレイディングス社の調査によると、[[2006年]]9月度の2ちゃんねるの利用者(訪問者)は990万人とされている(2004年11月度の700万人から増加)。
+
  
=== 煽り合いの傾向 ===
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ほとんどの話の冒頭には「これは…世の中を安全に生き抜く方法を教える…一人の老人の物語である」、「邪」では「これは…世の中のキケンと戦い続ける…でんぢゃらすなジジイの物語である」というモノローグが付いている。
政治、経済、社会問題、学問、[[趣味一般板]]などの板では議論が盛んに行われている。[[政治板]]、スレッドでは個人、団体への叩きが行われることも珍しくない。
+
  
; ソース主義
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内容がハードであるにも関わらず人気は高く、『コロコロコミック』の中では長期連載の部類に入る。上位に掲載されていることが多く、時折表紙にも大きく描かれている。下ネタやブラックジョーク、ダジャレなどを主体とする。『コロコロ』誌上アンケート1位を獲得し、今でもその人気は衰えない。
: 2ちゃんねるでは、情報を書き込む際には情報源、ネタ元などを公開するという「'''ソース(Source)主義'''」(ウィキペディアにおける「出典明記」と同義)を自認して、ソースを求め合うことが多い。
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登場キャラクター一覧
: 適切なソースを提示できなかったり、提示したソース自体が怪しげなものである場合はその書き込みはネタ扱いされ、相手にされなくなったり、書いた者が罵られたりする場合、逆に書いた者が「ネタニマジレスカコワルイ」(ネタに真面目なレスを返すなんて格好悪いぜ)と開き直って逃げを打つ例も見られる。
+
主要キャラクター
: 風説は2ちゃんねるからのものだけでなく、他のサイトがネタ元の場合も多く、例えば“自称・私立探偵”二階堂豹介が[[2001年]]に開設した「[http://www.nikaidou.com/ 二階堂ドットコム]」に書いてあることを真に受けて、その内容の一部をコピペして風説を流すケースがある。このサイトは基本的にはソース元を明示しないため、ソースを出さないことが年季の入った2ch利用者に怪しまれている一方、利用歴が短い2ch利用初心者やとにかくことを煽りたい者の中には、このサイトを「ソース」として扱う者もおり、2ちゃんねる内で荒唐無稽な憶測が飛び交う一因になっている。信頼性の低い情報が流通した一例としては、ニュース系板での[[イラク日本人人質事件]]に関するデマなどが挙げられる。
+
; レッテル貼り
+
: 政治スレでの煽り合いは非常に多い。右翼的なレスに「[[ネット右翼]]必死だな」と叩いたり、左翼的なレスに対し「[[ホロン部]]工作乙」と罵倒するなどのレッテル貼りがよく見られる。さらには話題に関係なく、相手をニートや低学歴と判断すればそれをネタに叩いたり、煽ったり罵倒したりする。
+
: 定番として使われるのが、ニート、低学歴、童貞、ネット右翼、ホロン部、「○○工作員」、「○○オタ」、「○○信者」など。レッテル貼りに対しレッテル貼りで返すことも多い。
+
; 異常な憎悪
+
: 2ちゃんねらーの中には、敵視している人々が何らかの不幸に見舞われることを喜ぶ者もいる。
+
  
== 「信者」と「アンチ」 ==
+
じーさん
=== 2ch信者 ===
+
    声 - 中村大樹
2ちゃんねらーの中でも特に、2ちゃんねるに帰属意識を持っている、もしくは2ちゃんねるの社会的影響力や2ちゃんねる内で行われている主張の正当性を信じて疑わない人は'''2ch信者'''と呼ばれる。この呼称は、侮辱的な意味合いが強く、反2ちゃんねる派の人々だけでなく、2ちゃんねるのヘビーユーザーによって使用されることも多い。また、一部の2ちゃんねらーも2ちゃんねる自体が話題になっている[[スレッドフロート型掲示板|スレッド]]で批判的な内容の[[レス]]を送る際に使用する。2ch信者は、2ちゃんねると無関係の他のコミュニティーにおいても、2ちゃんねるを盾・ないし規範として振るまう傾向が強い。2ちゃんねる用語や顔文字を多用する、自分が2ちゃんねらーであることを誇示するなど、その振るまいが他のコミュニティーのルールに抵触することもあり、2ちゃんねる用語の使用などを禁止しているネットコミュニティーも存在する。
+
    本作の主人公で、前述のとおり自称「世の中の危険から生き抜く方法を教える」一人の老人。本名不明。年齢は不明だが、『コロコロコミック』の歴代作品における主人公の中では恐らく最高齢とされている[1]。一人称は「ワシ」で、語尾に「じゃ」とつける。
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    1巻第1話「じーさんじゃっ!」以降、5巻「ワガハイの変身じゃい!」、19巻「ワガハイを大長編に出すのじゃい!」以外ほとんど毎回登場する。基本的にボケ役だが、孫や校長が登場しない話ではツッコミ役になる(ただし、一部の話ではツッコミ役になることもある)。マイペースで適当かつ天然な部分が多いものの、回によっては(特に大長編シリーズと最終回)、孫や大長編シリーズに登場するキャラクターに人生で大切なことを教え諭すことが多い[2]
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    また、時折金にがめつい一面も見せるほか、初期ではかなり目立ちたがり屋な一面があり、孫が自分より先に危険から助かる方法を提案したり実行しようとした時には「お前のせいで助かったらワシがおもしろくねーだろ!」と理不尽極まりない理由で彼を怒っていた。ささきさんなど友人が多く「邪」では彼の友人で結成された「お友だち軍団」なるものが存在する。
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    ハラマキにランニングシャツという典型的な格好をしている。基本、はだしで出かける時も靴は履かない。リアル化すると腹巻の下に描かれることのなかったズボン(色は白か黒)が出現する。たまに腕や足、体などがのびたり、コスプレ(ときには変身)したりする。普段は手足に指が描かれることはなく、じゃんけんの時などは瞬時に「ぐー」などと書いて対応する。またアニメでは歩く等の移動をする度に「ギュピ、ギュビ」と音が鳴る。鼻にボリュームのあるハンドルバーを生やしている(キレると髭の形状が広がり、先端が尖る)ため、「ヒゲ」にちなんだ呼び名で呼ばれることが多い。この容姿はヒゲを含めてすでに子供の頃に完成しており、現在と子供の頃の容姿の違いは髪の毛しかない。
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    「孫爺砲(まごじいほう)」をはじめとする多数の奇抜な技をもつ。好きな言葉は酒池肉林、好きな食べ物はソース、好きな動物はイリオモテヤマネコで好きな駅は西日暮里駅。将来の夢は課長[3]、F1カーのタイヤ[4]で好きでも嫌いでもない物は電柱[5]。『コロッケ!』のゲームにゲスト出演したことがある。また、「イナズマイレブンGOギャラクシー」に隠しキャラとして参戦もしている。必殺技は「最強さん召喚」でパスワードを入力すると他のチームメンバーも使えるようになる。
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    車や掃除機を改造したり家に自爆スイッチを取り付けたり、自ら車やロボットなどを造ったりすることから機械に関しては強いようだが、跳び箱を「生まれて初めて見た」と発言したりバスケットボールのルールを知らないなどスポーツについてはかなり疎い(ただし、ゴルフは知っている)。免許証を所持していないにもかかわらず自動車の運転をしたこともある(その車はじーさんいわく「道で拾った」とのこと)。その後も校長をドライブに誘ったり、大型戦車や電車を運転していたが、免許を取得したかどうかは不明。収入や所得に関しては言及されていないが、一応年金はもらっている。また、かなりの大金を所持する描写がある一方で、全財産で数十円しか所持していない描写もある。
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    声 - 恒松あゆみ
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    じーさんの孫。本名は洋助(ようすけ)[6]。初登場は上記の「じーさんじゃっ!」であり、作中ではじーさんに次いで出番が多い。普段じーさんのことを「おじいちゃん」と呼ぶが[7]、たまにツッコミやキレた時に「ジジイ」や「クソジジイ」と呼んだり、時には「オマエ」呼ばわりすることが多い。小学校5年生(まれに話の都合で中学生になることもある)の男の子で、年齢は10歳か11歳程度。学校では5年1組に在籍。学校生活については作中でもネタにされる(じーさんから「お前本当に学校行ってんのか?」と言われるなど)ほどほとんど描写されないが、宿題に悪戦苦闘しじーさんに手伝いを頼んだり、テストで30点を取った描写があることから、勉強は得意ではない模様。また、「邪」において「天才的」と評されるほどに料理が下手である描写があるが(この時はじーさんに野菜炒めを作ってあげた)、「絶体絶命」では普通にラーメンやカレーを作れている場面がある(これに関しては作者が忘れていたとのこと)。赤いジャケット(「邪」からは白)がトレードマーク[8]。一人称は「俺」または「僕」。
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    特技は工作で、体育が苦手。将来の夢はプロ野球の選手[9]で好きでも嫌いでもない物は筆ペン[5]。この漫画の登場人物の中では一番まともな感覚の持ち主であり(たまにじーさんのペースにつられておかしくなったりするが)、作中では主にツッコミ役担当となる。だが、あまりにメチャクチャな展開になると「帰りたい」「どーでもいーや」など思ったりその場から立ち去ってツッコミを放棄することも。
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    家族構成はじーさん以外不明[10]だったが、最終回にておばあちゃんがいたことが判明した(ただし、10年前に孫が生まれたときに亡くなっている)。ギャグセンスが最悪(コロコロの付録『大でんぢゃじ〜典』によると「猫以下」)。普段はじーさんより弱いが、キレるとじーさんと同じかそれよりも強い戦闘力をもつ。
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校長
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    声 - 平野俊隆(第1期)→千葉繁(第2期以降)
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    孫の通っている学校の校長でじーさんのライバル。初登場がじーさんとの初対面で、髭の量と言う外見の判断でじーさんを一方的にライバル視している。しかし彼とは一緒に遊んでいたり、時には仲直りしている所から、関係は決して険悪ではない。こちらも年齢は不明だが、じーさんよりは若干若いと思われる。初登場は1巻「校長登場じゃい!」。鉛筆の芯を彷彿させるような尖がり頭とどじょう髭、一本毛が特徴(いずれも先端が巻かれている)。
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    自分が世界で一番偉くないと気がすまない性格。しかし子供相手に2秒で負けるほど弱い。気に入らない者や自分より偉い者は痛めつけたり殺そうとしたりするが、大概は調子に乗ってやられている。校長自ら登校時刻に正門に立ち、遅刻する生徒を取り締まったり、持ち物検査をしたりと教育者らしい行いをすることもある。しかし遅刻してきた孫を百発殴りつける[11]といった暴力的な制裁を加える所から、品格は無に等しい。一人称は「我輩」で、語尾に「じゃい」とつける。好きな人は勿論自分で、将来の夢は宇宙[12]で好きでも嫌いでもない物はダンボール[5]。作中で死亡した回数も非常に多い[13]。学校には先生は校長以外一人もいないらしい。「全国福引き大会」で84位の実力があったり(孫いわく「すごいのかどうかわかんねー」)、にらめっこしていないのににらめっこみたいな顔だと褒められたり(孫いわく「褒められてねぇ」)、昔は「すごろくリーダーバカマヌケウンコ」と尊敬されていたり(孫いわく「ほとんど悪口だ」)と何かと変な武勇伝が多い。じーさん同様、かなりの大金を所持している描写があったり、全財産数十円しか持っていない描写がある。
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    過去、太ったのでダイエットをした結果イカのような別の生物に変わってしまい、前の方か新しい方かどちらの校長がいいか読者アンケートがとられ、元に戻されたことがあった。その翌年には本人のミスでじーさんを校長先生にしてしまい校長失格となり、これから校長を何と呼ぶかで再び読者アンケートがとられ、その結果名前が投票1位の「ミュミャリャツァオビュビュンピピュプリャプピフンドシン」になってしまった[14]。その後何度か使用されたが、まもなく使われなくなり[15]、いつしか「元・校長」と呼ばれるようになり、『邪』で完全に「校長」に戻った。
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ゲベ
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    声 - 太田哲治
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    じーさん家の飼い猫。猫のような外見で他のキャラクターからは「ネコ」と思われて、自ら「ネコ」と名乗る場面もあるが、猫の言葉はわからなかったり、時折顔を除く精悍な体格に変化する謎の生き物。その正体は史上最強の猫「デビルキャット」の子供。[16]。
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    コミックス2巻「ゲベゲベじゃっ!」が初登場で、初めは「しゃちょー」と書かれた箱に捨てられていたがじーさんに気に入られてこのまま飼うようになる。鳴き声は「ゲベ」で、たまにダンディな人間語をしゃべる[17]がかなりの毒舌である。なお、名前はじーさんが命名した。体色は耳を除いて白一色。
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    作中では強い能力を持つキャラクターとして描かれ、戦車をつかったり口からビームを吐いたり「子ゲベ(正体は爆弾)」を出したり耳からパンチが出たりと色々な能力をもっている。レンタルビデオ屋にいったりパソコン操作もこなしたりと人間並みの行動もする。
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    とにかく友情を大切にする性格で、誰かが喧嘩している所を放っておけないほどで友情と絡む形で諭す場合もある。一方で度々じーさんや孫、校長をひどい目にあわせている。
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    将来の夢はすき焼き[18](昔は弁護士[19])で好きでも嫌いでもない物はサーフィン[5]。
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コウテイ
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    校長が飼っている犬(犬種はブルドッグ)。校長とお揃いのどじょう髭と一本毛が特徴。初登場は『邪』2巻「ゲベゲベじゃっっ!!」。おやつの時間に帰ったり、飼い主の校長が懸命に捜索しているにも関わらず家で寝ていたりと天然な一面がある。大して活躍していないにも関わらず早くも偽物が登場している。ゲベとは違いしゃべらない。漢字で書くと「校庭」。
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最強さん
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    声 - 坂口候一
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    全身が黒で表現される[20]、じーさんの近所に潜んでいる史上最強のおじさん。一人称は「俺」。初登場は2巻「最強さんじゃっ!」で、孫は最強さん初登場前から本人を知っていたらしい発言をしている。
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    普段外に出て、真の強さとは一体どんなものなのかと考えている。登場するとかならず他のキャラクターが最低1名は死亡し、加えて多くのキャラクターがその犠牲となるのが常。反面、体調が悪いと校長に負けるほど弱体化する[21]。
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    全長は4メートル前後。嫌いな物は納豆[22]で好きでも嫌いでもない物はママ[5]。
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    漫画の初期ではしゃべらなかったが、後にテレパシーのようなものでしゃべるようになる。また自分の家には普通に入れるが他の家に入ろうとすると踏み潰してしまう。
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    『邪』になってからは3巻のみ1コマだけ登場していたがその後、久々に準レギュラーとして登場した。家族揃って登場した回もある(両親、弟、妹がいる)。
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マッスル竹田とステップ長谷川
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    声 - 坂口候一 / 太田哲治
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    じーさんをリーダーとした「運動ならなんでもおまかせ隊」の隊員である。毎回冒頭のみの登場で本編での活躍は無い。マッスル竹田は体力、ステップ長谷川は運動神経を売りにしている。筋肉質で黒い海パン一丁を穿いたマッスル竹田は右に、ひょろりと痩せた赤い鉢巻きを縛っているステップ長谷川は左に配置している。
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    1度目の登場では「おじゃる丸が始まるから[23]」と帰り、2度目では医者に行くと嘘をついてじーさんからお金を騙し取り現行犯逮捕された。3度目では2人とも塀から着地したとたん骨折し緊急入院した。4度目では長谷川は意味不明な理由で死亡しており(竹田曰く、イノシシと結婚して「なんだかんだで」2秒で死亡した)、遺影と墓のみ登場した(後に竹田もじーさんに突き落とされた)。5度目ではじーさんに借りた100円を返すよう要求したが、じーさんに財布を取ってくると見せかけ爆破された。
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    なお、アニメ第1期では長谷川の名前が、ステップ鈴木に変更されている(コミックス第4巻扉で本人も相当ショックを受けていた)。
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    1巻「とび箱をとぶのじゃっ!」で初登場以降、2年に一度コンビで登場していた。『邪』には3巻のみ1コマだけ登場。
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ちゃむらい
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    声 - 無し
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    泣き虫の侍。一人称は「僕」か「俺」。桃色のひょうたんに手足とにょろりとつきでた口がくっついたような外見をしている。侍なので一応刀を持っているが刀身がない。初登場は第6巻「ちゃむらい見参じゃっ!」で初期は登場する話冒頭で常にドアップで登場していた。
 +
    自分が弱虫なのをいいことに誰も相手にしてくれない。相当な泣き虫で歩くのが遅いだけで泣くが、他人が交通事故に遭うなど、自分の関係ないことでは絶対に泣かない。また、催眠術などで自信がつくと一転して調子にのって自信過剰な性格に変貌する。
 +
    その他、他人に助けを求められても自分に関係ない限り絶対に助けないし、助かる方法を見つければ自分だけその方法で助かろうとするなど、エゴイストの一面を持つ[24]。相手(主にじーさん)の耳元でこそこそと話す。『邪』には3巻のみ1コマだけ登場。
 +
    特技は号泣。戦う相手はゴミ箱やパソコンといった家具・道具ばかり。しかし、「ちゃむらいの戦いじゃっ!」(第8巻7話)では催眠術により最強さんに勝負を挑もうとしたが床に滑って頭を強打し彼との勝負にならなかった。好きでも嫌いでもない物は大学生[5]。
 +
    冷蔵庫にすっぽりはまってしまうなど結構大柄だが体重は孫が持ち上げられる程軽く、腕を上下させるだけで飛行できるという一面も。
 +
りゅぬぁってゃ
 +
    声 - 坂口候一
 +
    動物園や水族館の園長をしている珍獣で、よく葉巻をくゆらしている。初登場は9巻「りゅぬぁってゃじゃっ!」。あまりにも呼びにくい名前のため、じーさんから名前を忘れられたり、間違えられることもある。一人称は「私」か「ワシ」。
 +
    自分のことを人間だと思い込んでおり、動物と言われると激怒するが、口からレーザービームのような技を出せる上、怒るとバトルモードに変身し、人間とは思えない「完全無欠の化け物」(孫曰く)となる。また、暗黒魔導砲(あんこくまどうほう)という必殺技も持っている。後に進化して半魚人に容姿を変えて尻尾から大量の水を出す技と水中で魚のように自由に動き回れる能力を得て水族館の園長にもなった。
 +
    その後はじーさんたちと遊んでいるシーンもあることから友人として扱われている。卵から子供3人(3匹?)を産んだこともあり、全員「川井」と命名(由来は「かわいい」から)。『邪』には3巻のみ1コマだけ登場(相変わらず「私は人間だ」と言い張っている)。
 +
    アニメでは未登場だが、ゲーム『邪』においては登場している。
 +
近所のガキ
 +
    じーさんとたまに野球、砂遊びなどで遊ぶ無表情な2人組の子供。年齢は不明だが2人の体格や容姿からして幼稚園児から小学校低学年程度と思われる。初登場は6巻「砂遊びにまぜてほしいんじゃっ!」。ゲベとは仲がいいらしく、ゲベ同様に毒舌。2巻「校長と修行じゃっ!!」に登場した2人組の子供とは別人。『大でんぢゃじ〜典』では雑魚キャラ扱いされているが、初登場の回の終盤でじーさんを校長共々埋めている。『邪』には、4巻に1コマだけ登場。
  
テレビや雑誌などで2ちゃんねるについて取り上げられることに大喜びし、取り上げたメディアを褒め称えるといった行動を取るが、逆にテレビや雑誌などが2ちゃんねるに対し批判的な言説を発したり、問題点を指摘したりすると、事実性や内容性問わず、そのメディアに対しバッシングを行うこともある。
+
    近所のガキその1
 +
        右の方に居る子供。黄色い帽子をかぶっている。黄色いTシャツと緑色の短パンを着用し、黄土色の靴を履いている。
 +
        好きな食べ物はガトーショコラ、趣味は囲碁、特技は株取引、将来の夢はくされきった日本をなんとかする事、悩み事はおねしょが直らない事[25]。
 +
    近所のガキその2
 +
        左の方に居る子供。背が高い上に鼻水を垂らしている。緑色のTシャツと黄色い長ズボンを着用し、茶色い靴を履いている。
 +
        好きな食べ物はところてん、趣味はとり肉をモミモミ、特技はサンダーファイナルフラッシュ、将来の夢はアパート経営、悩み事は自動ドアが開かない事[26]。
  
=== アンチ2ちゃんねらー ===
+
その他のキャラクター
2ちゃんねるや2ちゃんねらーに対し、嫌悪感を持つ者は多い。その中でも特に反発感情が過ぎる者は、「アンチ2ちゃんねらー」又は「反2ちゃんねらー」などと呼ばれ、逆に彼ら自体が問題視されることもある。一部のアンチ2ちゃんねらーは、場所を構わずアンチ論を掲げ、場の空気を乱すことも少なくない。根拠のない決め付けにより、2ちゃんねるや2ちゃんねらーを批判することもあり、その点では根拠のない[[誹謗中傷]]をする2ちゃんねらーに準じて、周囲にとっては迷惑である。特に2ちゃんねるのニュース等のスレッドでは、中国・韓国・北朝鮮(いわゆる“[[特定アジア]]”)に批判的な意見、[[右翼]]的な言説が主流となっていることから、それらの意見に反発する者が反感を抱くこともある。
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2ちゃんねるに反感を持つユーザの多くは、「[[匿名]]制」自体には反対ではない。その中には左翼・左派、社民党支持者、[[フェミニスト]]、[[女性]][[団体]]、東アジア系外国人([[在日コリアン]]など日本生まれの在日外国人)、2ちゃんねるで槍玉にあがっている企業関係者などが含まれる。2ちゃんねるには従来のマスコミに批判的なユーザが多数存在するため、自らの方針と異なる意見の新たなる発信場所として2ちゃんねるを警戒視するマスコミ関係者は多い。
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作者(曽山)
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    声 - 本人
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    この漫画の作者。やたらと邪険にされている。本編にちょくちょく登場し、そやまんが(後述)でも登場している。『コロコロ』のじーさん関連の特集やゲーム版の攻略本では「ソヤマ氏」と呼ばれている。
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    アニメでは「とりあえず面白いこと言ってください」と言われ出演している。そのとき言った言葉は「もみもみ拳法食らえー!」らしい(なお、実際に「食らえ!もみもみ拳法!!」と言っている回が存在する)。
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不良
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    学ランとリーゼントが特徴。よく孫がぶつかっている。「おけつワンワン」という犬を飼っている。
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巨乳仙人
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    声 - 神田理江
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    その名の通り、巨乳の仙人。孫の夢に一度だけ登場。その時は縦ロールのような髪型にセーラー服の母親(?)も登場した。連載200回記念パーティーにも出演した。
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芸術仙人
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    声 - 坂口候一
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    絵筆を持った仙人。妙な言動を繰り返した後、自転車に乗って去っていった。
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ブサイク仙人
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    ブサイクというより滅茶苦茶な外見の仙人。魔王の山に住んでいるらしい。
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虫歯
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    声 - 太田哲治
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    じーさんを虫歯にした張本人。弱そうだが、強力なビームを発射できる。
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本屋さん
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    声 - 太田哲治
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    見た目はおとなしそうな中年男性だが、万引きとなるとマッチョになり、ボコボコに殴る。
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医者
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    声 - 坂口候一
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    白髭とぐるぐる眼鏡が特徴。じーさんが病院に行ったとき診察を受け持つのは必ず彼である。患者であるじーさんのことはやたらとぞんざいに扱う。
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    作者の初連載作品である『探偵少年カゲマン』にも登場する。
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佐藤さん
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    じーさんの親友。どういう訳か下の名前を忘れ去られている。
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クトゥ屋の店長
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    声 - 太田哲治
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    ゼンマイ仕掛け。じーさんに買われたが、その次の日に捨てられた。
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鳥人間と口人間
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    声 - 坂口候一 / 河本邦弘
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    じーさんとだるまさんがころんだをしていたコンビ。鳥人間は緑色の鳥で、額に「鳥」と書かれており、口が悪い。口人間は目玉が飛び出て、口が伸びている。同じ単語を2回繰り返して言う。また、一人になると寂しくて泣いてしまう。アニメ2期ではかくれんぼをしており、鳥人間は茶色の鳥である。
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てるてるさん
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    声 - 坂口候一
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    てるてる坊主の神様。雨が降って遠足が中止にならないか心配する孫のために、じーさんが連れてきた。本人曰く「晴れにするのは結構大変」で、明日の天気を晴れにする儀式をするが、失敗してしまった。アニメでは「テールテルさん」と呼称されており、口調が関西弁になっている。
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お仕置きのささきさん
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    じーさんがボタンを押すと上から落ちてくる。じーさんの昔からの付き合いで、大親友(らしい)。
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堀内さんと杉本さん
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    じーさん家に泥棒に入った2人組。後ろ姿はそれぞれじーさんと孫に似ており、着ている服は微妙に違う。金目の物が何も無かったため色々と暇つぶしをしていたが、最終的には帰宅したじーさん達に見つかり逮捕された。
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ゴノレフ会長
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    謎のスポーツ『ゴノレフ』[27]を作った人物。友達がいないらしい。
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スター☆森脇
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    シンガーソングライター。『おにごっこの歌』という歌でオチを締めた。
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ジミーちゃん
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    作者が2秒で考えた「これっぽっちも特徴のない心の底からどーでもいいキャラクター」。校長とボクシング対決をした。
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ミラクル仮面
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    謎のヒーロー(正体はじーさん)。最後は最強さんに灰にされた。
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リンダ
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    金玉つきの38歳。じーさんの命を狙っていた。
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リアルなヘンタイ
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    全裸で夜の街を歩いていた、いわゆる露出狂。480万円の借金をかかえている。
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巨獣神メテオカオスデーモン
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    校長がじーさんを倒すために建てた「校長バトルタワー」の1階を守っていた怪物。じーさんたちの数百倍もの巨体と6本の角、長い舌を持つ悪魔のような外見が特徴。校長バトルタワーのルール上、1階の敵から倒さないと上の階に上がれないのだが、あまりにも強そうな外見(じーさんいわく「あんな化け物に勝てるわけねーだろ! 出てくる漫画間違えてんじゃねーのか?」「じゃあ孫はあんなのに勝てるっつーのか? 100回コンティニューしたって無理だっつーの!」)から、じーさんたちは1階をすっ飛ばした(2階の相手はバランスが悪いほど弱い)。
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    作者も描くのに苦労したらしく「巨獣神メテオカオスデーモンは頑張って描きました」とコメントしている。
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サツ力一(さつりき はじめ)
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    じーさんの親友のいとこの友達の息子。顔がサッカーボール。
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本当のおじいちゃん
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    最終回近くに登場。突如、孫の夢の中に現れた老人。顔、髪型が孫と相似している。実は70年後の世界から来た未来の孫であり、じーさんを思い出の桜の木に来させるため(過去の)孫に「本当のおじいちゃんはワシで、そいつ(じーさん)は偽者だ」と嘘を言い、孫を連れ去った。役目を果たした彼は、じーさんに「久しぶりに会えてうれしかったよ」と言い残し未来に帰った。
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おばあちゃん
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    11年前に死別したじーさんの妻。じーさんとは孫の夢の中にも出てきた桜の木の下で出会い、そこに彼女の墓がある。命日は孫の誕生日でもある。
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耳沢リー
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    じーさんの耳から出てきたほか、ラストで大長編の予告をした中年男性。名前の由来は耳障りから。
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ヅラひこ
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    カツラ屋の店長。よく頭のカツラがずれる。
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平野
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    『じーさん邪』のゲームを作ったクリエイター(実在の人物が元になっている)。以前は実家の喫茶店で働いていた。『じーさん邪』のゲームをじーさんたちに見せるが、タイトルが『まさゆきの冒険』となっており、主人公である自分自身を操作するアクションゲームになっていた。内容もバカバカしく、アイテム(ケーキやハブラシ、消しゴムなど)を取ると爆発して死んだり、母親が登場したり、1面のボス「よっちゃん」がすごく強かったりしている。極め付けにはAボタンとBボタンを同時に押すだけでいつでもクリアーできる「いつクリシステム」が搭載されている。2ヶ月後にはゲーム会社は消滅し、彼自身は実家の喫茶店を継ぐことになった。マラソン大会にも出場した。
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ぴゅーちゃん
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    マラソン大会の回で初登場[28]。見事優勝に輝き主役の漫画が描かれた。お出かけが大好き(目次や下ネタも好きらしい)。
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キモイよオジサン
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    見た目通りキモイおじさん。パンツ一丁で常に汗とよだれが流れている。生まれた瞬間からキモイらしいが、実は芸人でキモイのは芸風である。「きーもーいーよー」と言いながら現れ、語尾に「〜キモ」と付ける。
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マモール教授、せーふてぃGさん
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    『でんぢゃらすじーさんと1000人のお友だち邪』より登場。ゲームの情報をじーさんに教えるためにやって来たが、じーさんのあまりの無関心ぶりに怒り、じーさんに勝負を挑むがせーふてぃGさんが「マリオカートやろうぜ」と言ったためにその場にいる全員でマリオカートをプレイした。
  
また、「[[あやしいわーるど]]」や「あめぞう」などの一部の利用者は2ちゃんねるを極度に嫌っており、批判や罵倒、嫌がらせを行う。[[はてなダイアリー]]や[[mixi]]、[[スラッシュドット]]などにも、2ちゃんねるに強い反感を持つユーザーが少なからず存在する。そして、2ちゃんねる内でもアンチ2ちゃんねらーが存在する。
+
これ以外にもその場限りのキャラクターが大量に存在する。大抵は名前が分からない上に、次回以降に登場することはほとんどない。女性キャラクターはごく少数ほどしか登場せず、そのほとんどが女性どころか人間の形すらしていない。
 +
お友だち軍団
  
== 匿名性による影響 ==
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じーさんと固い友情で結ばれたお友だちの皆さん。読者から送られて来るものが主流となっているため、ここでは作者が考案したお友だちも含めごく一部を記載する。
2ちゃんねるが持つ匿名性により、一般に公表できないような特殊な趣味を持つ人が集まるスレッドも多く存在する。
+
<!--対象の事柄が噂段階の状態から進行するスレッドもあり、それに気づいた人物や会社などが2ちゃんねるを訴えることも発生している。このような事態に対し[[西村博之|管理人]]の「嘘を嘘と見抜けない人には(掲示板を使うのは)難しい」を引用し、落ち着けとなだめる(煽る)2ちゃんねらーも存在する。←2ちゃんねるに移動した方が良いのでは-->
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板によっては、ある特定の事件に関わっていると見られる個人の[[プライバシー]]探りを行い、2ちゃんねるのニュースカテゴリの板でそれを公開する人も相当数存在・または発生する。テレビや雑誌では[[モザイク処理]]がかかっている部分の情報を調べて書き込みをしたり、未成年犯罪者の顔写真をどこからか探し出して来て掲載したり、自宅の住所まで調べ書き込みをしたりする者がいる<ref>例:[[神戸連続児童殺傷事件|酒鬼薔薇]]、[[長崎小6女児同級生殺害事件|長崎女児殺害事件]]、タリウム使用による母親毒殺未遂事件の被疑者写真を掲載するなど。</ref>。
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火ダルマくん
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    声 - 太田哲治
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    いつも燃えている。水に入ると死んでしまうらしく[29]、マラソン大会では湖のポイントで燃え尽きてリタイヤとなった。
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半・分太(はん・ぶんた)
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    声 - 坂口候一
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    外見は普通の少年が無表情の顔して、コマの隅に半分描かれているだけの姿をしている。とても恥ずかしがり屋のため、半分の状態でしか登場できない(また、吹き出しやモットーも半分である)[30]
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    「普通の人の半分くらいの人生で死ぬ」と自負するが、ある出来事で孫とゲーちゃんを除く全員が死亡した際、「半分生き残っただけありがたく思え!」と発言するなど怖い面がある。
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    彼の家族(両親、弟、飼い犬)も半分のみ登場する。祖父(声 - 千葉繁)は普通に全身が出ているが後ろ半分がない。自宅は半がつく代物であふれており(半ライス、半魚人など)、家具もすべて半分になっている。マラソン大会ではちゃっかり2位でゴールした。お友だち軍団の中では1番出番が多い。
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三子間弟下ヌ(さんこまでしぬ)
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    声 - 坂口候一
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    その名のとおり、登場してから唐突に血を吐いてわずか3コマで死ぬ。その内生き返るが、その度に3コマ目には何かしらの理由も無くどうしても唐突に死んでしまう[31](その際血を吐くことがほとんど)。ただし、3コマ以上出ず、死なずにフェードアウトすることもある。
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    帽子と着ている服に書かれている数字、出っ歯の数、頭のてっぺんの髪と後ろ髪のトンガリの本数全てが3である。
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    気分によって二子間弟下ヌ(2コマで死ぬ)、一子間弟下ヌ(1コマで死ぬ)に姿を変えることができ、前述の外見上の特徴もそれに応じて変化する。なお、初登場時と再登場以降ではデザインが若干異なる。
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ゲーちゃん
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    トカゲ。特に何もしない。
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スーパーうんちくん
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    ウンコの姿をしているヒーロー。他にも同様のタイプのお友だちが数人も送られた。
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血出血火(ちでぢか)
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    炎と血が出るシカ。季節によって色が変わるらしい。一度三子間弟下ヌが着ぐるみとして着ていたことがあった。
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鼻出下子(はなでかこ)
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    鼻が大きい少女。鼻柄の服や靴、アクセサリーがお気に入り。
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むしおじさん
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    虫のような姿のおじさん。
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ズバリアスリドアンバスパボドスコアン
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    気持ち悪い生命体。一応日本人らしい。
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鼻でか子
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    その名の通り、鼻がでかい女の子。
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ラリルレロンゲロンゲ
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    声 - 坂口候一
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    全体がロン毛でできている。普段はおとなしいが、キレると手が付けられなくなる。
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歯毛野 巣字通(はげの すうつ)
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    スーツ姿に奇抜な一本毛の男。
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ふる ちんのすけ
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    ちんこの姿をした生物。口が無いが「〜だっちん」が口癖らしい。体臭はけっこう臭い。
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あばれん棒
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    いつも怒ってぐるぐる回っている棒。
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魔星蟲ダークネスクライサー1世
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    昆虫に分類される闇の帝王。一度キレ出すと止まらない(初登場では孫の一言で怒り出した)。
 +
幽0子
 +
    その名の通り、女幽霊の姿をしている。校長の体に乗り移って、孫やじーさんたちを襲うがゲベに成敗され、校長の体を抜け出る。じーさんが付録のお札を使って封印しようとした結果、友達だとわかり和解した。その後、お札はゲベがじーさんを封印するために使用された。
 +
完くん
 +
    人前に出ると何かが終わる。漢字の”完”のような姿をしている。
  
また、「(2ちゃんねるは)匿名だから自由な発言ができる」と主張しながら、他のサイトに乗り込んで言論封殺に近い行為<ref>[[弁護士]]の[[小倉秀夫]]は自身のブログに対して非難のコメントが集中した現象を「コメントスクラム」という造語で表現した。</ref>を行う者、またランキング投票サイトであからさまなウケ狙いと思われる項目を追加した上で「うはwwwおkwww」などとコメントを付ける者もいる。
+
大長編キャラクター
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でんぢゃらすじーさん大長編
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第1弾
  
=== 犯罪予告 ===
+
セルフワン
[[西鉄バスジャック事件]]を皮切りに、「明日○○を爆破します」「明日○○を殺します」といった[[犯罪予告]]を書いたり、行き過ぎた誹謗中傷を行なったり、動物虐待を生中継で書き込みする者が現れ、2ちゃんねる側から警察側にログを提出した後に当人が逮捕されるケースが、定期的に発生していた時期がある。そのような書き込みが2ちゃんねるを舞台に多発した結果、このような『犯罪性のある書き込み』は運営側に通報することで誰が書き込んだのかが明らかにされるようになった。
+
    地球から離れた惑星の宇宙人(どこの惑星出身かは不明)。一人称は「俺」。何事にも他人に頼る性格。部下は、後述のロボット軍団と校長を闇玉を喰らわせてパワーアップさせたブラック校長と前述のちゃむらいであるが、いずれも役に立たない。
 +
    各惑星に存在していた闇の石板を囲み闇の大魔王を復活させることで、全宇宙を征服しようと企んでいる。部下たちと共にあと2つとなった闇の石板のありかである地球にやって来る。その途中で闇の石板が変な用途に使われてしまう苦労も見せつつも、その力を使って闇の大魔王が復活する。しかし、他力本願な性格であるところをじーさんに指摘されて怒るも、それが事実であることに気づき誰の力も借りず、自分の力だけでじーさんを倒し、気絶させる。だが「じーさんは、自分の力で戦うことを教えるために、わざとやられた」と察した直後に、闇の大魔王に光線を撃たれ、意識を失ってしまう。
 +
    闇の大魔王敗北後、宇宙船・セルフワン・スペース号はじーさんと孫を巻き込むかのように大爆発してしまったが、無事に生存した(じーさんと孫はちゃむらいに救出されており、じーさんも彼が死んだとは思っていなかった)。そして、これからは彼の力で生きていくことを決意する。
 +
    黒色の長髪で脳天に一本のアンテナを生やしている。
 +
    週末にぶわ〜っと温泉に行きたがっている。[32]
 +
ロボット軍団
 +
    セルフワンの部下たち。主の命令には忠実で、闇玉(これを喰らわすと心が闇に染まり、セルフワン軍の部下になる武器)を製造したのも彼らである。全員、人型であり人間の言葉を話し、バズーカ砲を所持しているが、じーさんのゲロを嫌がるなどロボットらしくない一面も見せる。じーさんのオナラで吹き飛ばされた後は登場していない。
 +
闇の大魔王
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    闇の石版の力により、封印の水晶の力により能力を封じられていた大魔王。一人称は「俺様」。その正体は物語冒頭からずっと文字を囲んでいた頭1つと長い両腕だけのメッセージウィンドウそのものであり、魔王としての正体を現した時は孫も驚愕した。
 +
    人類は利用してから殺すという魔王としての独自の考えを持っている。自分の力を取り戻すために利用したセルフワンを攻撃するも、セルフワンに殴られ気絶していたじーさんの渾身のパンチによって倒され、宇宙船の爆発と共に死亡した。
  
しかし、行なわれた犯罪予告を通報することで容疑者が現行犯逮捕され事件が未遂に終わった実例は今のところない。書き込まれた犯罪予告は全て“世間を騒がせたかった”というだけのいたずらであり、威力[[業務妨害]]または偽計業務妨害容疑で逮捕されている。
+
第2弾
  
=== 「祭り」 ===
+
ドクタージョウ
[[Image:五条勝.png|thumb|240px|VIPPERによる組織投票。ここはヤンデレの風丸を投票すべきだろう。]]
+
    世界一の科学者になる事が夢で、親友であったユウとどちらが夢を叶えられるかという競争を約束する。しかし彼が病死した事をきっかけに、世界一強い男になるという彼の夢を叶えさせることを決意。
現在進行のイベントや事件などについて、2ちゃんねらーが異常な盛り上がりを見せる状態を「[[祭#用語としての祭|祭り]]」と呼ぶ。2ちゃんねるでは[[ニュース速報板]]、[[ニュース速報(VIP)板]]や[[ネットウォッチ板]]などで多く発生し、その他の板で発生することはまれである。
+
    10年後、最強さんの腹の中でユウをロボットとして復活させることに成功する(ゲベによると彼の腹に菌が存在していると言っている)。彼の唯一の弱点「放たれた友情」を知っているが、「放たれた友情」=鼻水を彼に与えたため[33]、性格が一変した彼に貫かれ致命傷を受けてしまう。じーさんが彼に本当の友情を教えた後、彼らを出口へと行かせ自爆したユウと共に死亡した。[34]年齢は19歳である[35]
 +
    悪の科学者を髣髴させるほどの肩に棘が生えている白衣を着ており、変わった眼鏡を掛けている(10年前は普通の眼鏡を掛けていた。)。髪の色は黄色で正面から見ると10年前の時と変わっていないが、髪を一本結びにしているのが覗かれる[36]
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    ゴリラがメキシコから転がってきたと言う夢を見たらしい[37]
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ユウ
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    放課後に逆上がりの練習で苦戦していたところをジョウと出会い、親友になった。世界一強い男になるのが夢であったが、突然病死してしまった。
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    あれから10年後、ジョウによってロボットとして復活したものの、10年前の記憶を失っている。彼の唯一の弱点は「放たれた友情」であり、ジョウの鼻水を浴びてしまい頭頂部が爆発。穏やかながら自分勝手で冷酷な性格から凶暴な性格に一変しジョウの体を貫く。じーさんとの戦いで殴られ、共に戦うのが本当の友達と思い出した時点で、ジョウのことを思い自爆した。没時の年齢は9歳。ジョウからは「ユウちゃん」と呼ばれている。
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メカ軍団
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    ドクタージョウが造った最強のメカ軍団。前作のロボット軍団とは違い、人型ではなく、言葉を話さない。じーさんと孫の連携技(?)である必殺孫バットによって一掃された。
  
「祭り」は、彼らがニュースやインターネット上のウェブサイト、[[ブログ]]や[[ソーシャル・ネットワーキング・サービス|SNS]]などから「祭りを起こすネタ」<ref>執筆者が社会的常識に欠ける発言や反社会的な発言をした・飲酒運転や未成年喫煙など明らかな法律違反の告白をした・2ちゃんねらーや社会通念の反感を買うような主張を行なった・社会影響度の高い過失を発見した・すでに[[炎上 (ネット用語)|炎上]]しつつある何かを見つけた、など。</ref>を2ちゃんねる内で取り扱い、多くの人間により(ブログやSNSなどに関しては、主にネットウォッチ板の住民による)様々な行動にでる、という流れで起こる。この結果、サイト上は殺到した2ちゃんねらーによって批判的なコメントが集中砲火的に寄せられ、時には[[サーバ]]のダウンを引き起こすこともある。いわゆる「[[炎上 (ネット用語)|炎上]]」である。執筆者のその後の対応によっては、さらに2ちゃんねらーを挑発することとなり、事態が悪化することもある。その結果、「祭り」の被害にあった者は、精神的な損失の他、場合によっては社会的な損失(失職・逮捕・損害賠償など)を被る場合もある。
+
第3弾
  
「祭り」に加わるような一部の2ちゃんねらーは、やり玉に挙げられる相手のことを考慮することなく、彼らから見て不愉快な対象を積極的に見つけ出し、その対象を糾弾という大義名分のもとで2ちゃんねるの掲示板や対象者のブログ等で大勢の人間で<!-- 匿名で(匿名(名無し)である必要はない。インターネット自体が接続プロバイダを除き秘匿性を含む)-->罵倒する傾向が強い。しかもそれは、「祭りだワッショイ」などの言葉に代表されるように往々にして遊び感覚であり、一部の2ちゃんねらーは思想や意見の違う者のブログやウェブサイトに攻撃することを正当化して、これらの行為を批判する者に対しても攻撃を行うことがある。また、「非があるのだから何をされても文句は言えない」といった言いがかりのような理由づけで、「晒し」(対象の未開示個人情報などを2ちゃんねる上で公開すること)<!-- WEB上の大衆配信情報の公開は指摘しない形で -->や、[[威力業務妨害]]などその他不法行為に及ぶケースがしばしば発生する。
+
夢見関(ゆめみぜき)
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    世界一の力士になることが夢だったが、夢を叶えることをできず、それどころか太って胸が大きくなったせいで周りの者から馬鹿にされるという人生を送ったため、"時空の分かれ道(タイムフォークロード)"という人生をやり直せる「夢」と「現実」の分かれ道の一つ、「現実の道」へいこうとしたが、その分かれ道に通じる扉には鍵がかかっており、その鍵穴には校長のとんがり頭が鍵にぴったりだったため、愛の告白(?)をして彼を連れ去った。登場直後は、年老いて弱くなっており、じーさんに2秒で負けるほどだったが、扉の中へ入ると夢現道の魔法で若返って、転がってきた岩を素手で受け止めるほど強くなった。ゲベやじーさんに言われた言葉を通して、「夢」や「現実」よりも人生で一番大切なこと、「どんな道でも胸を張って生きること」に気がつく。
 +
夢現道(むげんどう)
 +
    人生をやり直したいという考えを持った人間が大好物な妖怪で、時空の分かれ道(タイムフォークロード)の正体。
 +
    それぞれの分かれ道の先に手があり、胴体が蛇のようになっている。夢見関をかばったゲベを丸飲みし、今度はじーさんをつかまえたが、じーさんの「おっぱい」という言葉に唖然する。その後夢見関の張り手を喰らい、ゲベを吐きだしふっ飛んで行った。その際、じーさんたちに、一番大切なのは「(おっぱい)=「胸」を(張り手)=「張って」歩くことさ」と教えられる。
  
特に2007年頃には、[[Winny]]利用の際に[[Antinny|キンタマウイルス]]などで流出したわいせつ写真や個人情報などを板に掲載し、流出した男性や女性を罵倒するといった「祭り」が定期的に発生しており、[[プライバシー]]問題に触れる行為が行われている。
+
第4弾
  
== 政治的な話を好む2ちゃんねらーの政治思想 ==
+
ドルマネー
典型的な2ちゃんねらーは、[[新自由主義]]にして[[タカ派]]、[[嫌韓]]・[[反中]][[親台]]。また「[[反日]]」の国や人物を徹頭徹尾攻撃する者が多い(相手は韓国・北朝鮮・中国に限らない。日本政府・日本人に少しでも批判的なら全て「反日」と断じる)。[[右派]]傾向が強く、特に公明党と社会民主党には否定的。ただし、左記の特徴に当てはまらない書き込みも少なからずあり、右派を厳しく批判する書き込みも根強く存在する。一方で後述するが[[派遣会社]]は「現代の[[奴隷]]商人」と厳しい批判をし、左派的な一面も見られる。
+
    金持ちばかりが住まう惑星・カネー星からやって来た宇宙人。カネー星で唯一貧乏であったため、周りの者から過酷ないじめを受けていた。その結果から分かったのは「世の中は金」であり、お金が沢山富んでいる地球に降り立つ。その後、孫を倉庫まで誘拐し、じーさんに孫を誘拐したことを話し、身代金として100000000000000000000000(1000垓)円を要求。
 +
    登場直後は頭以外針金人間であったが、じーさんが持って来た270円を食べ、普通の体付きへと変化(体格とは裏腹にその強さは元・校長を拳一発で吹飛ばす程)。見つかりそうで見つけられない兵器・おっかねぇメーターを100まで満たすためには多量のお金が必要だったため、孫を連れ去った。その後、ちゃむらいの3万円を食べて竜と魔王を合わせた姿へと変化し(この時点から一対の翼と尻尾、腹に刻まれている¥マークという姿となる)、さらに銀行の有り金全てを食べ尽くして先程の姿とはさらに変化を遂げてしまった。その後もおっかねぇメーターはどんどん増え続け、99の所で先程吹き飛ばした元・校長のトンガリ頭が脳天に突き刺さり、大量のお金を吐き出したことで急速にパワーダウンしてしまう。そのことを激怒し孫を攻撃する。
 +
    1位のために戦うじーさんと4位のために戦うドルマネーの激闘でこの世で大切な物、3位は夢、2位は友達、そして1位は家族と言う形であり「孫はワシの大切な家族だ」と教えられたと同時に、じーさんの拳に殴られた上におっかねぇメーターが0に到達し、それが消滅してしまったことで爆発し、普通の体付きへ戻り意識を取り戻す。そしてじーさんから「お金は夢と友達、そして愛する家族を守るために存在する物」だと教えられた後、これからは愛する家族のために働くことを決意し故郷・カネー星へと帰って行った。
 +
    作中にじーさんから何度も「4位」と呼ばれ続け拒否していたが、最後には「ドルマネー」と呼ばれた。実は本人が言うおっかねぇメーターはページの両端に存在していた。宇宙人が登場するのは上記の第1弾以来である。キャラクタープロフィールは、お金にちなんだプロフィールとなっている。
  
[[靖国神社問題]]のクローズアップ以降、2005年の終戦記念日に20万人を超える参拝者を記録するなど[[靖国神社]]への国民の関心は大きく高まっているが、2ちゃんねるでも靖国参拝を呼びかける運動が行われており、靖国神社問題を政治問題化する東アジア3か国と同様の報道を行う[[マスコミ]]を強く非難している者も多い。またワールドカップ日韓大会においては、共催国である[[大韓民国|韓国]]についての報道が偏向的・あるいは擁護一辺倒とも取れる内容であったこととして、マスコミ不信が拡大し、[[朝日新聞]]や[[フジテレビジョン|フジテレビ]]などが東アジア3か国寄りの報道を行うマスコミとして非難が噴出した。
+
第5弾
  
=== 支持される傾向にある政治家 ===
+
柴田(しばた)
2ちゃんねるでは様々な意見が交わされており、「2ちゃんねらーから支持される政治家」を特定することはできない。
+
    ステイルに殺処分されそうになっていた子犬。犬種は柴犬。
 +
    売れ残りで唯一生きていたため、ゲベと出会い大切な仲間となった(台詞からは、家族も本当の意味での仲間もいなかった)。名前はゲベから付けてもらったもので、由来は前述のとおり柴犬だから。ゲベと共に今まで望んでいた外の世界に向けて脱出するも、待ち伏せしていたステイルの銃に撃たれ命を落とした。それでも最後まで彼女によって負傷したゲベに背負われ、じーさん、孫、ゲベの父親であるデビルキャットと共に全面破壊されたペットショップ「ステイル」から脱出した。脱出後、ゲベに見守られながら安らかに天国へ昇っていったかと思われていたが、最後のコマの台詞から生きているということが分かる(ただしゲベの夢の中での台詞であり、再登場もしていないため本当かどうかは不明)。前髪のような毛が特徴。
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ステイル
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    ペットショップ「ステイル」の店長。「ステイル」の面では来店して来たじーさん達に明るく大胆に振舞う面を見せる。しかし、本性は冷酷非道且つ残忍極まりない凶悪な性格で、このエピソードが収録されている単行本19巻の作品紹介でも「大長編シリーズ史上最凶の悪」と述べられており、作者は「この話で誰かが傷ついたりしないだろうか」「そんな危ない橋を渡ってまでこの話を描きたかった」とコメントしている。また「飽きる」という理由で売れ残ったペットをゴミ扱いし(ペット達の様子から虐待を加えている事も伺える)、殺してから捨てるという店員の面汚しとも言えるほどの外道(本人曰く「もともとペットショップなんて真面目にやる気ないし、3日も売れなかったら飽きちゃう」「ペットを捨てる人がいっぱいいるから、あたしだって捨ててもいいじゃん」)。詳細は不明だが、自分の父親ですら「関係ない」とゴミ扱いしている。
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    殺処分する予定だった柴田をライフル銃で打ち抜き、更にゲベを負傷させ彼等を地下牢にぶち込む。その後、そこで再び対面したじーさんと孫、柴田を背負ったゲベを化け物で追い詰めるも化け物共はじーさんによって一掃されてしまった。しかし「デビルキャットがいれば、あいつらなんかいらない。もうみんな捨ててしまいましょう」と言って、化け物度共をあっさりと捨ててしまった(本人いわく「役に立たないものは何だって捨てる」らしい)。最後の切り札としてデビルキャットを出すが、彼こそがゲベの父だと判明、彼によってペットショップ「ステイル」と共に潰された。猫耳を模したカチューシャと黒色のおかっぱ、そして小さい眼鏡とタラコ唇が特徴。
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デビルキャット
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    ペットショップ「ステイル」にいる史上最強の猫だが、実はゲベの父。外見は体格と顔つきが人間に近くなったようなゲベと言った感じで、体長は息子のゲベの数十倍もある。ゲベ同様人間語を話し(口調も中年男性のような口調となっている)、最後まで仲間の気持ちを忘れなかったゲベのことをよく理解している。
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    息子のゲベを襲わせたステイルを一睨みし、ペットショップ「ステイル」を全面破壊した。
  
; 小泉純一郎への賛否
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でんぢゃらすじーさん邪大長編
: 元首相・[[小泉純一郎]]については大きく賛否が分かれる。[[靖国神社]]参拝にこだわり、東アジアとの対等な外交を志向するなどの点を支持する者、[[朝鮮総連]]との関係や公約通りに[[終戦記念日]]の靖国参拝を行わなかったことや[[皇室典範問題]]について批判する者、「[[反米保守]]」を称する人々を中心にしたアメリカべったりの傾向を糾弾する者(特に[[郵政民営化]]をはじめとする「小泉構造改革」がアメリカに日本を売りわたす「売国」的行為であるとする)など様々である。
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第1弾
: また、その運のよさも話題になり「小泉純一郎は運が強すぎる」というスレッドが継続して建てられている。そこでは「小泉に逆らう者は必ず天罰が下る」「小泉総理が強運を持っている理由は靖国の英霊の加護があるからだ」などのネタが交わされていた<ref>参考:[http://yasz.hp.infoseek.co.jp/ 小泉総理は運が強すぎる まとめページ]</ref>。
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=== [[自由民主党]]について ===
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オナライダー
[[憲法改正]]・[[軍備]]増強などを推進している他、主要政党の中では最右派であることから、2ちゃんねるの[[右派]]系、及び[[親米保守]]([[対米従属]])の住人からは好意的な意見があり、政治・ニュース系の板では与党であるにもかかわらず公明・民主・社民に比べて批判は少ないほうである。しかし、だからといって無批判というわけではなく、[[河野洋平]]などいわゆる「自民党左派(ハト派)」に対しての批判が目立つほか、[[日本経団連]]など大企業との癒着や、それによる親中姿勢も批判される。また、自由民主党のアメリカ追従も[[反米保守]]や左派を中心に非難の対象となることが少なくない。 自民党支持者の中には狂信的な者もいて、自民党を少しでも批判した者は全て「[[左翼]]」であると見なして攻撃する者もいる。政治とは関係のない板でも自民党を礼賛し、他党を非難する書き込みも増加する。それに対して「[[ネット右翼]]」とからかう書き込みや自民党批判・誹謗を書きなぐる行動も散見され、選挙期間中はその傾向に一層の拍車がかかる。また小泉・安倍政権時には「自民党系の右翼団体が[[2ちゃんねる]]を利用して[[プロパガンダ]]活動を行なっているのではないか」と主張する者により、自民党支持、野党批判の書き込みが「[[チーム世耕]]」と揶揄されることもあった。
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    じーさん達の前に突如現れた自称『無敵のヒーロー』で姿は赤い仮面と腹部に『お』が書かれたコスチューム、そして丸出しの尻が特徴で名前の通りオナラで攻撃する。
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    登場した直後にじーさんに頼まれて校長を倒し(理由は焼き芋を奪われたため)、じーさんに感謝されるがその後も「悪は完全にたたきのめす」と言い、必要以上に校長を叩きのめした後、秘密基地(公衆トイレの便器が入り口)へと連衡。その後、尾行してきたじーさんたちをヘーデルの命令により攻撃するがヘーデルの命令に疑問を感じたために生かしておき、逃がす(その際じーさんに「オマエ、ぜんぜんヒーローっぽくないぞ」と言われる)。その後、見つかってしまったじーさんにかけられた言葉により、ヘーデルたちから反逆。逃げるじーさんたちを援護した後、ヘーデルの部屋に突入し、説得するが反論されて再び仲間と戦う。一方的に攻撃を受けるが直後に「無敵とは『敵が無い』という意味なんだぜ…。敵なんて無いから、誰も倒さない、誰も殺さない」と断言をする。しかし、直後に真のドクター・ヘーデルが取り付いた孫によって胴体を貫かれ、死亡したかと思われたがロボットだったので(後記参照)死ななかった。その後、ヘーデルの正体を知り、落胆するじーさんを励まし、思い出は忘れることが無いと悟る(当のじーさんは孫と校長のことをすっかり忘れていた)。
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    その正体はヘーデルがわずかに覚えていた記憶(じーさんとの思い出)を頼りに作り上げたロボットであり、その仮面の下の素顔は紛れもなく幼い頃のじーさんの顔そのものである。
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ドクター・ヘーデル
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    オナライダーや他のヒーローロボットの生みの親であり、人々を捕まえてヒーローロボットを作らせ、帝国を作るのが目的。
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    一か月前に病気にかかり、仮面をつけて眠っていた。しかし、実は既に死去しており、その後も夢をかなえるために魂だけで活動していた。
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    『ヒーローとは目の前の「敵」を倒す者』とみなしており、そのため、じーさん達をオナライダー達によって始末しようとするがオナライダー達の反発により失敗し、反発したオナライダー達をあらかじめ基地に入ってきたときから取り付いていた孫の体を使って倒し、ゴミなどと罵倒するがそのことに逆鱗に触れたじーさんのオナラ一発で倒され、成仏した。
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    正体はじーさんの幼馴染の『兵ノ助』。交通事故により、10歳より以前の記憶をなくしていた。しかし、僅かに残ったじーさんとの思い出を頼りにオナライダーを作り上げているなど、完全に忘れていたわけではなかった模様。
  
=== [[公明党]]について ===
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第2弾
中国、韓国に対して好意的であり、[[外国人参政権]]への賛成、[[女性専用車両]]推進に代表されるような[[フェミニズム]]的な姿勢といったことが右派からの批判を招いただけでなく、自民党との連立政権を組んでいることにより、左派からも批判されている。また、強引な宗教勧誘など社会的な有害性が度々指摘されている[[創価学会]]との関係についても[[政教分離原則]]や倫理的な側面、「P献金」などの問題から批判する者も多く、基本的に賛同的な書き込みは社民党と並びほとんどみられない政党である。
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=== [[民主党]]について ===
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本作のゲストキャラクターは全て読者投稿によるもの。
最大[[野党]]であった(2009年9月より与党)ことや、[[外国人参政権]](正しくは'''地方参政権'''である)に積極的である点、中韓に対しての好意的な姿勢、さらには[[日本教職員組合]]や[[全日本自治団体労働組合]]といった[[労働組合]]に支持されていることから、それらに批判的な住民から叩かれることが多いとされる。ただし、民主党内でも[[中国脅威論]]を主張した[[前原誠司]]や[[政教分離]]問題について追求した[[石井一]]などに関しては、部分的に評価されることがある。他にも、党内の保守系議員に関しては好意的な書き込みが多いとされる。批判は、主に党内の[[リベラル]]・[[左派]]に多いとされる。
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安倍政権時では、自民党の不祥事が大々的に報道される一方、民主党が不祥事を起こしても問題が表面化しないとして、[[マスコミ]]のみならず、民主党自体も槍玉にあがった([[小沢一郎]]代表の不動産問題など)。他には、[[永田メール問題]]から発祥した[[ブーメラン効果]]や、前原誠司代表(当時)の名前を「前田さん」「前川」などと故意に間違える遊びなど、ネタとして扱われることも多い。
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風邪のおまた三郎
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    裸でマントを着こなし頭にはハチマキとまたと書かれた扇子を掲げて常に又を隠している。一人称は「ボクちん」で語尾に「っしゅ」をつける。
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    じーさんの元・お友達で自分がこのかっこうのせいで友達がまったくできず一人でいたところをじーさんと出会い友達になったが別れ際に「またナ」と言われ又が丸見えな自分をバカにされたと思う。ある日、ある遺跡であのおかたと呼ばれる人物と出会い、人をあやつる力を授かりお友だち軍団の強そうなやつだけにさいみん術をかけ真・お友だち軍団を結成、自分を馬鹿にしたじーさんに復讐することを企む。そのためにじーさんにお友達軍団を残らず呼ばせ遺跡へと招き入れ真・お友達軍団とお友達軍団のどちらかが強いかハッキリさせようと勝負を挑む。だがさいみん術で戦わせているだけでチームプレイに弱い真・お友達軍団が一方的に押され降参を申し出ようとするお友達に対して「消えろ、もう会いたくない」と言葉を投げかけるがそれによってさいみん術が解け形勢不利に陥る。そこへモニターを通じて現れたあのおかたに助けを求めるもさっき自身が言った言葉を返された上、自分が利用されたことでショックのあまり涙を流す。だがお友達だといてくれたじーさんにあのおかたの居場所を教えすべてが終わった後は自分がやったことをじーさんに謝りじーさんから友達になろうと誘われるが迷惑をかけたから無理だと断りどこかでひっそり暮らすと言い残し立ち去る。その後、また一人でいたところを真・お友だち軍団と会いみんなから「またナ」の本当の意味(漢字の「又」にカタカナの「ナ」を斜めに並べて書くと「友」になる)を知る。
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真・お友だち軍団
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    元は校長からじーさんを守るために駆けつけたが、本人たちは頑張っていたのにじーさんは「またナー☆」と帰ってしまったため、じーさんは自分たちを友達だと思っていないのではないかと悩んでいたところをおまた三郎と遭遇し、さいみん術にかけられてしまう。先述のおまた三郎の言葉によりさいみん術が解けてもなお、真・お友だち軍団としておまた三郎の元に就いた。
  
=== [[日本共産党]]について ===
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    友達 守
共産党は最左派であるが、[[日本経団連]](=[[財界]])に最も批判的であり、[[ホワイトカラーエグゼンプション]]反対、[[偽装請負]]問題の追求、[[政党助成金]]受取拒否、[[創価学会]]や[[部落解放同盟]]に対する批判、そして中国やソ連の軍拡も批判する硬派ぶりが評価され、持ち上げられることがある。また、政権との距離が遠いという理由で、野党の中では比較的叩かれることは少ない。ただし、[[歴史認識]]や9条を中心とした[[護憲]]思想、[[民主集中制]]など閉鎖的な側面は政治板や共産党板で批判されることが多い。
+
        友だちを守るボクサーのような少年。
 +
    二毛足 早男
 +
        足がとても速い。イケメン。
 +
    大泥坊
 +
        泥を投げつける男。
 +
    個魔我理三
 +
        駒とお巡りさんが融合されている。
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    爆発 土っ管
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        しょっちゅう爆発している土管。
  
=== [[社会民主党]]について ===
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あのおかた
[[北朝鮮による日本人拉致問題]]以降は、過去の社会党時代に[[北朝鮮]]や[[朝鮮総連]]と友好的であった経緯などから「[[極左]]」「[[在日認定|在日]]」「[[北朝鮮]]の手先」と攻撃・罵倒されることが多い。
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    一人で遺跡にいたおまた三郎にお友達を増やす力を与えたなぞの人物。遺跡へと招かれたじーさんの前にモニターを通じて喋り体もほとんどシルエットであり、おまた三郎によれば一番の友達だという。
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    その正体は百年前に地下遺跡に封じ込められた魔物(本人曰く、実際には入れ物が正しいという)であり、おまた三郎を利用して人間を集めさせ生命エネルギーを吸い取って自分が世界の王になるのが目的で戦いなどはどうでもいいという。そして自分に助けを求めてきたおまた三郎に「消えろ、もう会いたくない」と言葉を返し、さらに自分を友達だと言うおまた三郎を嘲笑ったためにじーさんの逆鱗に触れてしまう。おまた三郎が居場所をじーさんに教えたために居場所がばれてしまい訪れたじーさんの前に正体を現すがその姿はバケツに目とあごに尻があるその通り入れ物の姿で名前は「ばケツ」である。最後には正体を知ったじーさんの拳の一発によってあっさり殴り倒された。
  
=== [[維新政党・新風]]について ===
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第3弾
かつての副代表者でありネットで積極的に発言をしている[[瀬戸弘幸]]の[[極右]][[ポピュリズム]]的な発言や[[排外主義]]、[[創価学会]]や[[公明党]]に対する批判や彼らの言うところの「反日マスコミ」や「[[プロ市民]]」への[[電凸]]などの行動、または明らかに2ちゃんねらーを意識してネットでの宣伝活動を行っていることから、2ちゃんねるに新風を支持する書き込みは比較的多い時もあった。しかし、いまだに[[国会]]で議席を獲得できないばかりか、[[2007年]]の[[第21回参議院議員通常選挙|参議院議員選挙]]の[[比例区]]での投票数は政党・政治団体中最下位だった。これに対し、一部の支持者は「[[選挙管理委員会]]が不正に票を操作した」「朝日・毎日の[[ネガティブキャンペーン|ネガキャン]]」と反論しているが、この主張が[[第39回衆議院議員総選挙|1990年衆議院選挙]]で大敗した際の[[真理党]]の主張([[陰謀論]])と酷似していることからかえって批判を招き、2ちゃんねらーの中では新風の支持者および新風そのものを「ネタ」「[[ウォッチング|ウォッチ]]対象」として見る動きが広まっている。
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== 2ちゃんねらーの非難対象 ==
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ライラー
2ちゃんねるでは批判や反感の対象として、以下の団体・企業などが一部の2ちゃんねらーによる非難のターゲットとなっている(逆に考えると、以下の団体・企業などに2ちゃんねらーが非難のターゲットにされている)。
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    遊園地「イライランド」のマスコットキャラクター。怪物のような顔をしているが、それは仕事用であり、本来の顔は人間のような顔である。イライランドはイライラした者だけが入れる遊園地で、バリアーで覆われ出ることができない。アトラクションも人をイライラさせる物ばかりである。怒っているときは”(怒)”、喜んでいるときは”(喜)”という風に台詞のあとに自分の心境が括弧内に表されている。にらめっこが得意。
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    イライランドは「世界からイライラをなくす夢の楽園」と豪語しているが、実際は伝説の魔人「カンニン・ブークロ」を復活させるための場所だった。過去に自分の身に起こったと思われる嫌な出来事を人のせいにし(じーさんには人のせいにして自分を守ろうとすることに対し「くだらない」と言われる)、偶然遭遇した魔人を使って人を消してやろうと企む。しかし魔人に裏切られ消されそうになるが、じーさんに助けられ、孫やお友だち軍団の皆がじーさんを手伝うのを見て、人のせいにしない者もいるということを知る。その後ケジメをつけ、皆と協力して魔人を撃破。そして嫌なことを自分のせいにできる強い人間になると誓う。その後じーさんたちは土手で目覚め、イライランドは夢の中での出来事だと判明するが、ライラー自身は存在していることを暗示させるシーンが描かれた。
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    大長編シリーズのキャラクターでは珍しく自分の名前を名乗っておらず、じーさんたちから名前で呼ばれることも無かった。
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カンニン・ブークロ
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    イライランドのお化け屋敷に封印され、ライラーによって復活を遂げた魔神。背が小さく、ゴミ袋のような姿をしている(ライラー曰く「期待外れ」)。また、イライラすると小屋に引きこもる。ライラーに人間を消滅させるよう命じられるが、反感を起こし口から強力なビームをライラーに向け発射する。しかし、じーさん達にビームを弾き返され爆死した。
  
=== 団体・企業 ===
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第4弾
; [[創価学会]]
+
: 創価学会については[[政教分離原則|政教分離]]の問題などから批判は多いが、特に[[東アジア]]3ヶ国([[特定アジア]])との関わりや学会と関係の深いタレント(例:[[久本雅美]]、[[石原さとみ]]など)が非難の対象である。アジアとの関わりにおいては、現在は名誉会長である[[池田大作]]や学会員の幹部が在日韓国・朝鮮人であるとの[[噂]]、または[[デマ]]がよく見られる。また、創価学会関連の雑誌に登場するだけで、一方的に「学会員」とレッテル貼りをするなどといった根拠のない叩きも多い(実際には創価学会員でなくても登場している)。
+
: また、一部の自民党の支持者には、「創価学会を政権から追い出すために、自民党を大勝させる必要がある」と主張する者もいる<ref>ただし、創価学会票は自民党に流れるので、[[比例代表制|比例]]票における自民党の得票を増やす効果のみにとどまり、創価学会の選挙における影響力は変わらないと思われる。</ref>。
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; [[部落解放同盟]]
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ハナミゾ大王
: 行き過ぎた差別解消活動が構成員の不当な利益に結びついているとの批判が数多くなされている([[同和利権]]も参照)。上記の創価学会とともに、[[人権擁護法案]]の成立を積極的に推進していることから、2ちゃんねらーからは「自分たちに都合の悪い言論の封殺を狙っている」として敵視されている。
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    鼻の下のミゾ計画の計画者。長い鼻の下の溝(人中)はペンで描いた線。心に溝が出来ており、部下達を冷たくあしらう。彼のハナクソを食べると鼻の溝が異常に長くなり、沢山食べると顎が地面についてしまう(当初はコレが鼻の下のミゾ計画としていたが、実は宇宙船の下を地球のコアに突き刺して死の星にすることだった)。主な武器はハナクソの剣「ハナクソード」、必殺技は「ハナ水でっぽー」、「ファイナルハナクソニック」。じーさんと勝負し、最初は圧倒的な強さを見せつけたが、部下達がやられたことを知り、彼らを消し去ろうとしたが、心に溝がないじーさんを見て動揺する。最終的にはじーさんに1対1の勝負を挑み、鼻に指をつっこまれて鼻血を出して倒れた。
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    実は何処かの惑星に住んでいた宇宙人だったが、荒廃の危機にあり生き残ったのは自分を含む5人だけになってしまった。生き残りの住人達(後の部下達)を家族として迎え入れ[38]、楽しく宇宙を旅していたが、次第に周りに人がいることに鬱陶しさを感じ始め、心に溝が出来てしまったらしい。じーさんに負けた後は、宇宙船を爆破して本当に一人になろうとするが、追い出したはずの部下達に「死ぬ時は一緒です」と言われ、嘲笑いつつも彼らを抱きとめ、彼らと運命を共にした…と思いきや、実は生きており、その後ブツブツ文句を叩きつつも、再び部下達を連れて旅に出た。
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ハナミゾ四天鼻衆
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    ハナミゾ大王に使える4人の部下。戦士風の「ハナミゾウォーリアー」、キックが得意な「ハナミゾカンフー」、紅一点の「ハナミゾレディ」、猫の「ハナミゾキャット」。ハナミゾ大王を心から愛し、忠誠を誓っている。
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    戦闘力は孫でも勝てるほど弱く、大王に足手まといとされ始末されそうになるが、じーさんに助けられる。そして大王を応援するも大王に「出ていけ、お前らなんか大嫌いだ!!」と言われ泣きながら追い出されるが、宇宙船の爆発直前に大王のもとへ戻ってきた。その後は大王同様生きており、共に旅立っていった。
  
; [[芸能界]]
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第5弾
: 大手[[芸能事務所]]・[[芸能人]]に対する反感は、[[週刊誌]]レベルに毛が生えた程度で、特筆する部分はあまりない。また「××は層化(“[[創価学会|創価]]”の当てこすり表記)」「[[在日認定|○○は在日]]」などといった、根拠のない情報での叩きが傾向として多い。ディープな書き込みが際立つ[[モーニング娘。]]、[[浜崎あゆみ]]、[[鈴木亜美]]などには専用の板が与えられている(かつては[[広末涼子]]板もあったが、[[サーバ]]の移転・整理により、サーバごと消滅した)。ただし、[[ポピュラー音楽|歌唱曲]]・[[J-POP]]の[[盗作]]疑惑や[[美容外科学|美容整形]]疑惑の者(特にK-POPの女性アイドル。連中は9割が整形だと言い張るがあり得ない)については非難が集中する。
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; [[マスコミュニケーション|マスコミ]]
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ツーケー
: 既存マスコミの[[偏向報道]]に対する批判が数多くなされている([[マスコミ不信]]、[[マスゴミ]]も参照)。各社を蔑称で呼ぶことも多く、主要なメディアでは[[日本放送協会|NHK]]を「'''[[負け犬|犬HK]]'''」、[[朝日新聞]]を「'''[[赤#国家・政治に関する赤|アカヒ]]'''」、[[読売新聞]]を「'''[[ごみ|ゴミ売り]]'''」などと揶揄するケースもある。中でも朝日系列([[朝日新聞]]/[[テレビ朝日]]/[[朝日放送]])や毎日系列([[毎日新聞]]/[[TBSテレビ|TBS]]/[[毎日放送]])について、左派的な報道内容が度々批判されており、特にTBSの「[[NEWS23|筑紫哲也 NEWS23]]」やテレビ朝日の「[[報道ステーション]]」などがニュース系掲示板、ハングル板を中心に非難の対象となる。
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    必風の師匠。
: NHKは以前から[[NHKの不祥事|不祥事が多く]]、[[NHK受信料|受信料問題]]も絡んでいるため、しばしば槍玉に上がる。毎日新聞は[[毎日デイリーニューズWaiWai問題]]発覚以降、'''変態新聞'''と揶揄されるケースも見られる。また、2009年に[[朝日新聞社]]の社員が社内のパソコンを使用して、[[鉄道路線・車両板]]で荒らし行為を行ったのをきっかけに、同社に対する非難が多くなっている。最近では、NHKの番組をめぐって、その内容が[[反日]]偏向しているとして大規模な訴訟に発展するなど、2ちゃんねらーが主体となった反マスコミ運動にも繋がっている([[NHKスペシャル シリーズ 「JAPANデビュー」]]も参照)。
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豪傑 必風
: 外国紙では[[リベラル]]的立場の[[ニューヨーク・タイムズ]]や、反日記事を頻繁に配信するとして韓国・北朝鮮・中国のメディアが批判されている。ただし、韓国の[[朝鮮日報]]は日本に対する厳しい記事を出すものの、韓国政府への批判や韓国人に対する内省を促す記事を多く書くとして、一定の評価がある。
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    ツーケーの弟子。人見知りで頭が悪く、間違える事もある。
: また、全体としては反感の流れが強くとも、特定の番組([[フジテレビ]]「[[ニュースJAPAN]]」、テレビ朝日「[[タモリ倶楽部]]」など)やアナウンサー個人([[長野翼]]、[[秋元優里]]、[[大島由香里]]、[[滝川クリステル]]、[[市川寛子]]、[[櫻井よしこ]]など)に対しては寛大な傾向がある。
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; [[大企業|巨大企業]]:[[ソニー]]、[[任天堂]]、[[ソフトバンク]]、[[楽天]]、[[キヤノン]]、[[トヨタ]]、[[イオン (企業)|イオン]]、[[日本航空|JAL]]など
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主な建物・場所
: 日本を代表する巨大企業に対する反感傾向は、商品・経営手法に対する反感、あるいは経営トップ([[孫正義]]、[[奥田碩]]、[[御手洗冨士夫]]など)の基本姿勢や不祥事に対する反感が多い。イオンがらみの反感は、経営者一族である民主党代表(当時)の[[岡田克也]]関連で、政治・思想からの流れがメインである。
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: また、企業の[[中華人民共和国|中国]]進出が進む時勢において、いわゆる「[[靖国参拝問題]]」について反対の立場から積極的な発言をする経済団体トップに対する批判も強い。
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; [[鉄道事業者]]
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じーさん家
: 鉄道系の掲示板において非常に多く、それ以外では生活系掲示板で少し話題になる程度である。特定の車両の乗り心地や、[[JR]]を始めとした様々な鉄道会社の経営姿勢やサービス問題に対する批判などが非常に多い。特に、[[JR福知山線脱線事故]]以降は[[西日本旅客鉄道|JR西日本]]の経営方針への批判が一時急増した。会社や車両ごとに蔑称を付けることも多く、有名なものとして、[[東日本旅客鉄道|JR東日本]]のことを「'''JR束日本'''」、同社の[[209系電車]]など新型車両のことを「'''走ルんです'''」、[[東海旅客鉄道|JR東海]]のことを「'''JR倒壊'''」、[[西日本旅客鉄道|JR西日本]]のことを「'''JR酉日本'''」と呼ぶほか、JRの「J」を裏返して「'''しR'''」と書く場合もある。この「しR倒壊」の会長葛西氏を「火災」氏と表記しており、特に静岡県内東海道在来線で快速を運行せず「急ぐ人は新幹線へ」との経営方針を批判している。さらに、車両批判をする際にその車両のことを汚物呼ばわりすることが挙げられる。また、生活系その他の掲示板でも、各地の鉄道の遅れとその対応や、[[リニモ]]を始めとする万博輸送などに対する批判が見られるほか、[[女性専用車両]]に対する不満も多く見受けられ、その沿線や利用する人までもが批判の対象とされる場合もある。
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    じーさんと孫の自宅。2階建て。一度サンタにテレビを盗まれたが、今は戻っている。頻繁に爆発・破壊されるが、次の回までには修復されている。自爆スイッチ(じーさんが380万円で購入)が付いていたり、いきなり回りが崖になっていたりする。また、居間にはトゲ床がある。テレビの映像は適当に描かれている。
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    また、テレビアニメ版では大幅に美術設定が追加された(庭に通じる窓や廊下など)。
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    ゲーム版によれば、所在地は東京。
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学校
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    孫が通う小学校。ここの校長は自分が世界で一番偉くないと気がすまず、生徒からの苦情も絶えない。ここには校長の銅像があったがじーさんが壊してしまった。孫以外の生徒は適当に描かれている(一部を除く)。朝の朝礼は毎日やっているが、その内容は校長が「我輩って偉いよね〜」と繰り返すもので、ひどいときには給食の時間までくいこむ。作中で、校長以外先生が1人もおらず、休み時間ばかりだということが明らかになっている。しかし、後に時間割表で国語、社会などが出てきたことから学校の行事はまたしても意味不明になっている。またじーさんが校長をすることになったがまったく校長らしいことをしていない。ただし校則は「廊下を走るな」と至って普通(しかし破ると金玉を引きちぎられるらしい)。
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街中
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    普通の街だが、じーさん達のせいでたまにとんでもないことが起こる。
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公園
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    じーさんと校長の決闘の場。インド公園、はなげ公園、ニキビ公園など。ブランコと滑り台、シーソーが存在する。
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ブラボー王国
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    じーさんが住んでいる国。日本によく似ている。また、日本でいう北海道にあたる部分の名は「北海道」であり、また「東京」という地名もある(ただし、実際の東京とは違い太平洋上に浮かぶ島)。しかし北海道はゲベによって滅亡した。ただし、第11巻の「じーさんの日本沈没じゃ!!」では、「私たちの住んでいる国、日本」という記述があり、現在ではブラボー王国という名前は、使われなくなっている。
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スーパー鼻毛屋
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    普通のスーパー。とんでもなく怖い店長がいて、万引きは許さない。
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クトゥ屋
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    じーさんが孫の靴を買い換えるため孫を連れてきた靴屋。まともな靴は一足もない。ゼンマイ仕掛けの店長がいる。
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本屋
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    一見、何の変哲も無い本屋。店長はマッチョで、立ち読みや万引きは絶対に許さない。
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動物園
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    りゅぬぁってゃが経営する動物園。普通の家のような外観に、動物園と書かれた巨大な看板が立っている。「キリンっぽい」と言う理由だけで掃除機を飾っている(それ以外何もない)。
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水族館
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    りゅぬぁってゃが経営する水族館。普通の家どころか単なる公衆便所にしか見えない外観に、水族館と書かれた巨大な看板が立っている。中には「ぼくさかなー」という吹き出しと魚の絵が書いてある張りぼてがある。その絵の頭には穴が開いており、そこに首を突っ込むことによって魚に「変身」できる(これまたそれ以外何もない)。観光地などによくある「あれ」と孫が説明している。
  
; [[派遣会社]]
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用語
:ピンハネがひどいとして現代の[[奴隷]]商人と呼ばれ、非難が集中している。実際に[[派遣社員]]としてつらい経験をした者の書き込みも多く、時には会社名・人名を挙げての厳しい批判がなされている。
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; [[JASRAC]]、[[京都府警察|京都府警]]
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でんぢゃらすぞ〜ん / でん邪ぞ〜ん(邪以降)
: ニュース系掲示板やDownload板(JASRACについては[[FLASH・動画板]]も含む)で盛んに批判されている。2ちゃんねる発のソフトである[[Winny]]や、専用板がわざわざ設けられている[[鈴木亜美]]がらみの問題、また[[コピーコントロールCD|CCCD]]や輸入CD規制法、さらに[[日本音楽著作権協会#批判|古くからの諸問題]]などが批判の原因・材料である。特にJASRACについては、近年における著作権料徴収対象の拡大視野検討や、ボランティア団体への音楽無断使用料徴収の訴訟問題に対する批判が2ちゃんねらーからは多数噴出し、「'''カスラック'''」などの蔑称で呼ばれている。Winny製作者である[[金子勇 (プログラマー)|金子勇]]を逮捕した京都府警に関しては、脅迫書き込みをして逮捕された者も出ている(詳細は[[2ちゃんねるの歴史]]を参照)。
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    じーさんがハガキを紹介するコーナー。内容は基本的に読者の危険体験談(これがメイン)、駄洒落、イラストなどだが、よく意味不明なハガキを検証したり、余りにもふざけた内容のハガキ(コロッケ!のイラストが描かれたハガキなど)に活を入れたりもする。ハガキを採用されると曽山の色紙がもらえる。2005年11月号から読者の考えた危険回避法も募集している。一回だけ話を無理矢理終わらせて突然登場したことがあり、孫に単行本にするときどう処理するんだと怒られた(結局単行本では書き下ろし4コマを入れることで対処した。またセリフも改正されている)。
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じーさんにたくさんお悩みのハガキが届いたのでここで解決しようのコーナー
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    コミックスのカバーを取った裏表紙に毎回必ず掲載されているお悩み解決コーナー。じーさんが読者から届いたしょーもない悩みを適当にかわしていくのが基本路線である。一度、読者の母まで登場したことがあり、その時じーさんは「いきなりリアリティーでてきたな」と言っていた(このときの悩みはウンコが流れないというもの)。また、作者自身が相談を持ちかけたこともあったが一蹴された。「けつのどうくつ。」や、「下着を見て安らかに眠ろう。」など適当なことを書いたハガキが出ることもある。最終回(20巻)の最後のハガキは暑中見舞いだった。
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おしおきのコーナー
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    誰かがおしおきを受けるコーナーである。1回しか出てきたことはない。
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そやまんが
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    作者・曽山がてきとーなことをてきとーに書いたどうでもいいマンガ。内容は主に曽山自身の普段考えていることや思い出話など。また、作者の近況報告や生活観が十分に伺える。コミックスに毎回最低でも1本は掲載されているが9巻と12巻と13巻と15巻と『邪』3巻と6巻と11巻のみページの都合で載っていない(13巻と『邪』11巻以外は、大長編掲載のため)。
 +
校長投票シリーズ
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    校長のことを読者のはがきで決定する企画。1回目は姿について、2回目は名前についてだった(ただし、いずれも後に元に戻っている)。
  
; [[フェミニズム|フェミニズム団体]]
+
特別編
: フェミニズム関連では、[[女性専用車両]]や女性びいき(社会的風潮なものから、「レディースデー」などの商業的な施行まで)に関するものの他に、[[ジェンダーフリー]]や[[男性差別]]に対する批判が多い。特にジェンダーフリーに対する批判は強い。<!--確証がなく、偏見の可能性があるためコメントアウト:なぜなら、右派政治家が批判しており、それに共鳴する2ちゃんねらーが多いからとされる。-->さらに、[[皇位継承問題 (平成)|女性天皇問題]]でも、フェミニズム勢力は右派と真っ向から対立しており、右派政治家や2ちゃんねらーの目の敵とされる。
+
  
=== 人物 ===
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第1弾と第2弾はゲームの攻略本に掲載された。どちらも単行本になっている。
; [[被疑者]]、[[犯罪者]]
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: 2ちゃんねらーの多くは「死刑にしろ」などと[[厳罰化|厳罰]]を求める傾向が強い。しかし、[[奈良騒音傷害事件]]のように、事情によっては同情的な書き込みをしたり、[[痴漢冤罪|痴漢]]などの[[冤罪]]に対しては捜査機関を非難する書き込みも見られる。
+
  
; [[人権派#人権派と弁護士|人権派弁護士]]、[[人権団体]]
+
みょみょみょ星人木村(第4巻収録)
: 特に外国人や犯罪者・被疑者に対して同情的なケースにおいて、「何でこんな奴の人権を保障するんだ」と非難する傾向がある。
+
    第1弾。また、この話の主人公。ゲーム版では隠しエンディングに大きく関わるキャラクターとなっている。みょみょみょ星から地球侵略にきた宇宙人。大王から自分が番号で呼ばれていることをとても気にしており、じーさんの家に泊まった際に「小林」という名を与えられて非常に喜ぶ。その後侵略する気を完全に無くし大王に「みんなで地球人と仲良く暮らそう」と言うと、侵略を諦めた罪として体内に仕掛けられていた時限爆弾を作動させられる。その後、爆発の瞬間を見に来た大王の宇宙船に突っ込み爆死。じーさんはその後墓を立てたが、最終ページで「小林」でなく「木村」と言われてしまう。本名は003号。4巻の表紙のプロフィールには「二度と出ない」と書いてあったが、10巻、14巻に顔だけ再登場している。
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絶対服従ばいおれんす校長の教頭(第5巻収録)
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    第2弾。
  
; 特定の世代
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    教頭
: [[高齢者]]、[[団塊世代]]、[[団塊ジュニア]]、[[就職氷河期|氷河期世代]]、[[ゆとり世代]]など、特定の世代に対する非難の書き込みも多く見られる。
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        本名、スナイパーバルカン。宇宙警察を勤める宇宙人。とても貧しい星に住んでいる。ゲーム版ではボスキャラクターである。じーさんに爆弾で吹っ飛ばされた校長にぶつかり記憶喪失になる。その時に校長を何度も「偉い」と言ったため気に入られ(この時生まれて初めて校長は他人から「偉い」と言われた)校長から教頭に任命され、武器のバズーカ砲で校長に逆らう者をことごとく吹っ飛ばしてきたが、1か月後に記憶が戻る。弟たちを養うため宇宙へ帰ろうとするが、面倒を見てくれた校長が気になり躊躇してしまう。だが校長から「貴様はクビじゃい!」と言われ、宇宙に帰っていった(この発言はバルカンを思っての校長の嘘。バルカンはそのことをしっかり見破っていた)。その後、遠足が教頭→きょうとう→きょうと→京都になる。14巻の200回記念の話で顔だけだが再登場している。
  
=== 国際関係 ===
+
じーカスくん(『ケシカスくん』第2巻収録)
; [[特定アジア]]関連:[[中国共産党]]、[[朝鮮民族]]、[[在日韓国・朝鮮人]]、[[日本の外国人|在日]]団体、[[プロ市民]]、[[黄禹錫#ES細胞論文捏造事件|黄禹錫のES細胞論文捏造事件]]、[[国際連合]](2009年現在の[[国際連合事務総長|事務総長]]が韓国人の[[潘基文]])
+
    第3弾。
: ニュース系掲示板、ハングル板、中国板などで特に強い。[[嫌韓]]・[[民族差別]]・[[排外主義]]・[[ゼノフォビア]]などの形成に大きく寄与しているとされる。当該国の団体・人物はもちろん、これに関わる団体・人物(当然、日本のものも含まれる)が批判の対象である。
+
    コロコロコミックで『でんぢゃらすじーさん』と『ケシカスくん』の競演企画の際に曽山一寿と村瀬範行が合同で描いた特別読みきり。内容は「じーさんがケシカスくんを腹巻に入れたことがきっかけで、ケシカスくんと大喧嘩になる」というあらすじ。
: [[中国共産党]]に対しては[[南京大虐殺]]の存在そのもの、あるいは被害者数の誇大[[捏造]]疑惑などの歴史問題、[[チベット]]民族大虐殺を始めとする現在進行形の周辺諸国への[[侵略]]行為、中国人が日本で行った凶悪犯罪が中国国内では全く報道されない、日本からの[[政府開発援助|ODA]]が中国に過剰に支出されている等の意見を持ち、反感が多い。他にも[[2005年の中国における反日活動|反日活動]]に対して、2ちゃんねる内では厳しい非難が展開され、中国サイトに対しても一部の2ちゃんねらーが[[サイバー攻撃]]を行っているが、近年では逆にボットネットなどを利用したサイバー攻撃を2ちゃんねる側が度々受けるという事態に至っている。
+
絶体絶命でんぢゃらすクソガキ(『邪』第2巻収録)
: 2ちゃんねる上の一部の反韓国的な板では、「韓国に与するか、韓国に応援されると必ず不幸な出来事が起きる」という『法則』がしばしば言及される。韓国企業と提携したり、韓国と何かしらの縁を持つようになった企業や人物が何かしらの不利益をこうむった場合に「'''例の法則発動'''」という語句が使われる。また国際競技会の決勝戦が韓国で行なわれ、韓国の選手が上位入賞しようものなら、スポーツ系板でさえ“[[ホームタウンディシジョン]]だ”などの中傷がなされる。
+
    第4弾。『別コロ』2010年4月号掲載。じーさんの子ども時代のエピソード。何十年前の時代を舞台に、でんぢゃらすな遊びの天才児『でんぢゃらすクソガキ』と孫に似た少年が昔の遊び(ベーゴマ、メンコなど)を中心にいろいろやっていくが、クソガキがメンコを地面に叩きつけたことで爆破してしまう。
: 非難の対象は東アジア3ヶ国(特定アジア)に与する、意見を代弁する日本人および日本の団体([[親中派]]、[[日本共産党]]、[[社会民主党 (日本 1996-)|社会民主党]]、[[民主党]]、[[自由民主党 (日本)|自民党]]左派)や[[国際連合]]機関にも拡大する。 
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:: ※代表的な例として、[[2004年]]の『[[国が燃える#南京大虐殺問題|国が燃える]]』問題が挙げられる。最近では、映画『[[パッチギ!]]』に出演した俳優[[高岡蒼甫]]の[[ブログ]]が「[[炎上 (ネット用語)|炎上]]」し、閉鎖に追い込まれた。また2008年10月には国連規約人権委員会が「死刑は廃止されるべきであり([[死刑存廃問題]])、[[慰安婦]]問題は政府により真摯に謝罪と解決を」と日本政府に勧告したために、[[Yahoo! JAPAN#Yahoo!ニュース|Yahoo!ニュース]]のコメント欄が「事務総長がKの国の出で反日だからだ」などの嫌韓と「日本は[[国際人権規約]]から抜けろ、これは内政干渉だ」などの右翼的内容で埋まった。
+
: ただし、韓国の[[盧武鉉]](ノ・ムヒョン)に対しては、基本姿勢としては反日的な人物にもかかわらず、その発言や行動の特異性から、一部からは[[嫌韓流]]や発言集などが“ネタ”として人気を博しており、自殺した際には追悼のコメントも多数見られた。
+
  
; [[ロシア]]
+
大長編
: [[北方領土問題]]や過去の条約違反([[日ソ中立条約]]の破棄)などを理由に批判する声が多い。ただし、上記の特定アジア関連と比較すれば微々たるものであり、[[プーチン]]人気なども相まって'''おそロシア'''と揶揄されるなど、半分ネタ的な部分もある。
+
概要
  
=== その他 ===
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2004年から2008年まで『コロコロコミック』の9月号では毎年『でんぢゃらすじーさん』の100ページの別冊付録が同梱されている。2004年は『小学四年生』に掲載された漫画の再録だったが、2005年以降は100ページの長編(正確には表紙、裏表紙とその両裏を差し引くので96ページ)が掲載されており、本誌のじーさんではその長編の予告などを掲載しリンクしている。話の中盤から後半にかけてはシリアスな雰囲気も織り交ぜ、人生を生きる上での大切なことをテーマとして示唆するストーリーが特徴。なお、大長編の漫画がある号では本編が適当になる(作画が落書き状態、何度も同じコマの流用を行う、おかしな新キャラクターが登場するなど)。
; 2ちゃんねる関連の出版物や製品
+
: 2ちゃんねるに関連したものを商業製品化した場合に非難されることが多い。著作権問題も絡んだ[[のまネコ問題]]や[[電車男]]など。
+
  
; [[成功報酬型広告|アフィリエイト]]
+
また、ほとんどの大長編の話では校長が犠牲になっている(『いのちときもちとぱぱぱぱぱーっ!?』では出番が1コマのみで、『怒りのイライランド(怒)』では遂に登場すらしなくなった)。なお『放たれた友情だじょー』ではちゃむらいが1コマだけ登場しているが見つけられないと言うハガキが山ほど届いたので単行本12巻の裏表紙にヒントが書かれている(元・校長のときも同様19巻裏表紙にヒントが書かれている)。
: 金銭の絡む要素は徹底して嫌われる傾向にある。[[ニコニコ動画]]などの人気ウェブサイトに掲載されている商業的広告についても、当初は嫌悪感を表すレスが多数投稿されていた。
+
  
; [[○○ちゃんを救う会]]
+
なお、2009年は9月号に『デュエルマスターズ』と『ペンギンの問題』の劇場版の原作コミックが別冊付録となったため10月号にずれこんだが、その『いのちときもちとぱぱぱぱぱーっ!?』の最初のページに「最後の大長編」と書かれていた。しかし19巻で作者が「またやるぞ、絶対!!」とコメントしており、『でんぢゃらすじーさん邪』にリニューアルした2010年以降も行われている。
: [[募金詐欺]]の可能性がある、商業主義的であるなどと2ちゃんねらーが見なしている募金団体。これは難病の子供の治療費集めに行われるべき募金活動の支出項目が不透明であったり、治療終了後もしくは子供が死亡した後の残金は親個人の資産になる、余剰金を運用する団体が関連しているなどと主張する2ちゃんねらーたちが、時には証拠もなしに詐欺的行為であるとして非難するものである。
+
作品一覧
:この件では、2ちゃんねる内だけでなく実際の嫌がらせまで受けた両親が「裸で歩かされているようだった」とその恐怖感を吐露している<ref>『[http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/kunrin/news/20070101ddm001040002000c.html ネット君臨:第1部・失われていくもの/1(その1) 難病児募金あざける「祭り」]』 [[毎日新聞]]、2007年1月1日。</ref>。
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== 非難と支持の矛盾 ==
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かこんでいたのにひどいや(『月刊コロコロコミック』2005年9月号付録掲載、コミックス9巻収録)
前述の2ちゃんねらーが支持する団体人物と、非難する団体人物によりいくつかの矛盾点が存在する。
+
    テーマはおそらく『自立』
 +
放たれた友情だじょー(『月刊コロコロコミック』2006年9月号付録掲載、コミックス12巻収録)
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    テーマは『友情』
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どっちみちおっぱい(『月刊コロコロコミック』2007年9月号付録掲載、コミックス15巻収録)
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    テーマは『夢』と『現実』
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4位のお金と563位のアイツ(『月刊コロコロコミック』2008年9月号付録掲載、コミックス17巻収録)
 +
    テーマは『お金』 副テーマは『家族』
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いのちときもちとぱぱぱぱぱーっ!?(『月刊コロコロコミック』2009年10月号掲載、コミックス19巻収録)
 +
    テーマは『命』
 +
無敵のヒーロー オナライダー(『月刊コロコロコミック』2010年11月号掲載、『邪』コミックス3巻収録)
 +
    テーマは『無敵』
 +
またナ☆お友だち軍団(『月刊コロコロコミック』2011年9月号掲載、『邪』コミックス6巻収録)
 +
    テーマは『友だち』
 +
怒りのイライランド(怒)(『月刊コロコロコミック』2012年9月号掲載、『邪』コミックス9巻収録)
 +
    テーマは『苛立ち』
 +
はなの下のミゾはハナミゾって名前でどうスか?(『月刊コロコロコミック』2013年9月号掲載、『邪』コミックス12巻収録)
 +
    テーマは『心の溝』
 +
けつ!あ、まちがえた。勝つ! 最強拳法シリカラテ(『月刊コロコロコミック』2014年9月号掲載)
 +
    テーマは『勝負』
  
=== 自民党と創価学会 ===
+
番外編
2ちゃんねらーが創価学会を強く非難しているにもかかわらず、多くの自民党の国会議員が創価学会の支援を受けて当選している。2008年には[[橋下徹]][[大阪府知事]]も大阪で集票能力のある創価学会の支援を受けている<ref>[http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200801160069.html 公明国会議員も橋下氏支持 狙いは衆院選 新春年賀会]([http://www.asahi.com/ asahi.com]  2008年1月16日)</ref>。
+
:一部の自民党の支持者には、「創価学会を政権から追い出すために、自民党を大勝させる必要がある」と主張する者もいて、創価学会を政権から追い出すために自民党に投票しようという主張も多く見られる。
+
  
=== 大阪と産経新聞 ===
+
コミックスに収録されている、本編と直接つながりのない数ページほどの短編漫画。アニメ版でもいくつかが映像化されており、本編が終わったあとに放送される。
現在、[[産経新聞]]は[[大阪府]]を中心とする大阪本社版以外での夕刊発行を、大阪以外での発行部数低下と販売店が少ないことを理由に停止している。大阪では産経新聞の販売店が多数存在し、勧誘員が多数いるのに対して、東京本社版など他地域ではいないに等しい状況になっている。大阪では産経は毎日を抜いてトップ3のシェアを獲得しており、東京で夕刊が廃止されたことを考えると大阪は産経新聞社にとってなくなっては困る存在となっており、事実上大阪の購読者が産経新聞の経営を支えているという結果になっている。大阪を叩く2ちゃんねらーが産経新聞の記事に対して賞賛のレスを書くのに対して、なぜか大阪叩きをしているという矛盾が生まれている。大阪以外の地方人(東京人を含む)が産経を購読せず夕刊が廃止されたという状況を考えると、大阪叩きをしている者に産経新聞購読者が本当にいるのかという疑問が生じる。
+
  
== 悪意ある利用者 ==
+
公園番長
各板で他者に対する[[誹謗中傷]]や[[私人]]の[[プライバシー]]暴露、個人・企業などをおとしめるために虚偽の情報を書き込む者は多い。他にも、[[ブラウザクラッシャー]]という有害な[[ハイパーリンク|リンク]]や、[[グロテスク]]な[[死体]]の画像といった精神的苦痛を与えるリンク・いわゆる[[精神的ブラクラ]]などを掲示板に貼る人もいる。このため、対策・警戒をせずに無思慮にリンクへアクセスする(リンクを『踏む』と称する)ことは、これらの危険にさらされる危険性がある。また、ある人物や企業へ損害を与えようとして、それらが管理する掲示板を荒らすようにたきつける書き込みがなされたり、検定試験の問題を事前に漏らす者、面白半分で犯行予告を2ちゃんねるに書き込んで実際に逮捕される者、さらには[[西鉄バスジャック事件|ネオむぎ茶(西鉄バスジャック事件の犯人)]]など現実に殺人などの犯罪を起こした者もいる。このため、2ちゃんねるを「'''犯罪者の巣窟'''」などと呼び批判する人は少なくない。これらの悪意のある利用者には、管理人である[[西村博之]]や各運営人もお手上げ状態であり、これが“管理されていない何でもありの掲示板群”という悪評につながっている。そればかりか、管理者側がむしろ誹謗中傷や[[荒らし]]に加担しているとの批判もある([[2ちゃんねる#外部リンク|外部リンク]]参照)。
+
    コミックス1巻収録。通称(自称)「公園の味方・公園番長」。本名不明。年齢は(今年で)38歳(秘密にしている)。職業は会社員だが度重なる遅刻や無断欠勤が災いし、アニメ最終回で会社をクビにされてしまった。
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    公園の遊具に名前を付けている(滑り台のダイちゃん、ブランコのランコ、砂場のタナベレナ、水道は大騒ぎしたが最終的にジョーに落ち着いた)。必殺技(?)に「ブランコあたっく」・「すべり台くらっしゅ」があるが、アニメではどちらの技も使っていない。アニメ版では幼馴染の「歩道番長」「柵番長」も登場した。
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    タイトルコールはアニメ2期では「超おもしろアニメ 公園番長第○翔(○には話数が入る)」、3期では「超おもしろアニメ たたかえ!!公園番長(話数なし)」となっていた。
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ボンバー井上のニコニコお料理コーナー
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    料理の達人・井上が男の料理を教えるが、実は料理に全く興味がなく、あるのは盆栽のみ。アニメではシリーズ化されており、初回ではじーさんがアシスタントをしていたが第2回以降はメガネをかけた女性が務めている。大抵はスタジオのテーブルセットを破壊したうえ「料理は自分で編み出すもの」とか「今日はサボる」と言って何も作らない。得意料理は「熱した水」。
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    初回は本編「ゲベゲベじゃっ!」内の1コーナーだったが、第2回以降は本編から独立した。
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炎の教師 熱血先生
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    コミックス2巻収録。教育熱心な学校の先生だが、極端なうっかり者でいつも空回りしてしまう様子を描いた作品(日曜に来て誰もいない教室で授業をしたりなど)。
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    アニメ2期ではタイトルコールが「超面白瞬間放送 炎の教師 熱血先生」となっていた。
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住宅ヒーロー7階建てマン
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    コミックス3巻収録。正義のヒーロー「7階建てマン」の苦悩を描く。アニメではアメコミを思わせるような作画にアレンジされ、ブリッジガールなど原作に登場しないキャラクターも多数登場した。『絶体絶命でんぢゃらすじーさん痛〜怒りのおしおきブルース〜』にゲスト出演している。東北訛りでしゃべる。また、コミックス第7巻の扉絵にも登場するが「本編に7階建てマンは登場しません」と書かれている。頭の7階建てには人が住んだりしている。他にも368階建てマンや弟の6階建てマンがいる。1度だけ70階建てマンに変身した。
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魔界のプリンス ギルティーの挑戦
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    『コロコロコミック』にて袋とじ漫画として登場した新キャラクター、ギルティーが様々な機械を使ってじーさんを倒すというもの。
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    漫画本編では1回きりの登場で終わり、じーさんに手酷く「一生出ないキャラクター」と言われてしまう。
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    アニメではギルティ(声:青山桐子)の名前で登場。漫画本編よりも出番があり、原作の「サンダーコンドル号」に続き、巨大大砲「グレートバリアリーフ砲」や巨大ロボット「グレートブリテンアーマーG」なるもので勝負を挑むが全て自滅で終わっており、まともに勝負をしたことがない。
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    また、じーさんの命を狙う理由は全く不明である。
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冒険少年レオン
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    コミックス5巻収録。世界中のお宝を手に入れる夢を持つ少年の冒険活劇。アクションゲーム風にレオンを動かすが、結局お宝にありつけないオチになる。
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最高料理人味助
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    コミックス6巻収録。料理がへたくそな料理人[39]。料理長曰く「ダメダメ村のダメダメチャンピオン」。将来の夢はプロ野球選手。彼の正体はじーさんであった。
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勉強大好き!ドリル兄さん
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    元々原作で1コマのみ登場だったキャラクターを主役にしたもの。ものすごい巻き舌。作者は放送されることすら知らなかった(単行本7巻のカバーをとった表紙ではこれについて曽山が「びびった」と言っている)。
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集団戦隊 1人マン
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    コミックス7巻収録。孤独とラッキョウが大嫌いなヒーロー「1人マン」が主人公。1ページ掲載で予告のまま「でんぢゃらすじーさん8巻より連載中止!!」と書かれ、じーさんからも「コイツのことは忘れてください」と言われた。
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うっふん・エロ美ちゃん
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    コミックス8巻第8話『ひどい鬼ゴッコじゃっ!』の嘘オチの次ページに登場。ぴっちぴちの42歳であるエロ美が男湯に入ろうとする漫画だが、その次のページでじーさんが描いている最中に孫に止められてしまう。
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耳うさ君
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    コミックス8巻収録。4コマ漫画で、クマが耳うさ君に話しかける内容。
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もれちゃうマン
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    コミックス9巻第8話『スキップおじさんじゃっ! 後編』のオチの次ページに掲載。不良が子どもをいじめているのを、おしっこをもらしながら見つめ、オチで「キライ」「おわり」と言われてしまう。
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格闘料理伝説味丸[40]
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    コミックス10巻第7話『料理を作るのじゃっ!』の前日談。戦う料理人で、世界一の料理を作ることだが、ゲベに爆破されてしまう。味丸は物語中にも登場し、じーさんに料理対決を挑むがじーさん、孫共々再度ゲベに爆破され、タイトルが『変態料理伝説ゲベ』に変えられた。
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自爆少年 コッパミー陣
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    コミックス12巻第4話『さっさと早口言葉じゃっ!』のオチの次ページに掲載されている1ページ漫画(扉絵のみ)だが、その次のページで爆破されてしまう。
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F1レーサー カン太郎
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    コミックス13巻第11話『じーさんと校長が入れかわったのじゃっ!』のオチの次ページに掲載。熱いハートを持つ男「カン太郎」が世界一を決めるレースに参戦するが、その後「※こいつが完太郎」という完の形をしたキャラクターに変えられ、カン太郎は「ひろし」という名前になって崖から落ちてしまう。
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決勝で待ってるぜ!(園山和斗名義)
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    コミックス14巻第4話『ワシもマンガをかくのじゃっ!』の前後に掲載。「決勝という舞台を目指した男の戦い」がキーワードで『正しい』『まちがえた』『すし屋で』『トイレで』『テストで』の5編が収録される。じーさんは「なかなか面白そうな漫画」と言っていたが、オチで「くっだらねぇ!」と酷評された(その際、じーさんが読んでる漫画が『決勝でまっとるべ』というタイトルになっていた)。
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ドラゴンソルジャー リュウ
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    コミックス16巻第4話『大サービス!20本立てマンガじゃっ!』内に掲載。魔王を倒すために旅をしている男「リュウ」の活躍を描いた1ページ漫画だが、後にこの漫画のセリフの内容を変えただけの『ウンチもれちゃう』『1本ナシにしてくれ』が掲載された。
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スペースアドベンチャー 星渡カケル
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    『邪』のコミックスカバーを取った裏表紙に1ページ連載として掲載されている。冒険家「星渡カケル」と、ペット(実の父親)の「パオンブー」が、宇宙を旅するというストーリー。
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つづくん
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    コミックス『邪』2巻収録。「つづくん」というキャラクターが自己紹介をした次のページで「つづく」と表示され、漫画が終わってしまう。作者の説明によると「すぐに『つづく』というネタ」とのこと。
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おすしのボス ボスし
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    じーコロコミック邪夏号、コミックス『邪』8巻収録。お寿司の中のボス「ボスし」が登場するが、じーさんに食べられ「ボス死」というオチとなった。
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ぼくぴゅーちゃん
 +
    じーコロコミック邪冬号、コミックス『邪』9巻収録。マラソン大会で優勝した「ぴゅーちゃん」が主役のほのぼのとした話だが、最後にニートが登場し、「おでかけキラーイ」と締めくくられる。
  
管理者による自作自演荒らし説など、根拠のない批判もあるが、2ちゃんねるが外部荒らしの削除に対して消極的であることは事実である。非公開の個人情報をさらされた場合や、誰が見ても荒らしをそそのかしていると明らかな場合以外は、まず削除に応じない。実質的に荒らしの原因になっていても、文面で明言しない限りは削除されることはまずないといってよい。これは、2ちゃんねるが『'''削除をできるだけ「しない」'''』ことを方針にしているからである([[システムオペレーター]]参照)。そのため、結果的に悪意ある利用者に有利な規定になっている。
+
単行本
 +
絶体絶命でんぢゃらすじーさん
  
2ちゃんねらーとは呼ばれないが、スクリプトを使った宣伝広告をスレに貼り、2ちゃんねるの[[サーバ]]に対して負荷を与える業者もいる。こういった作業を行うのは、多くがアダルトサイト業者である。2ちゃんねる管理側の対策としては、その業者が使っている特定の[[ホスト]]名から[[プロバイダ]]ごと2ちゃんねるに書き込みをできなくさせる設定を行うために、偶然にもその業者と同じプロバイダを使っている個人が、連帯責任を負わされるような状態にされてしまう(具体的には、書き込みが不可になる)ケースが多い。
+
ISBNの次は裏表紙掲載のキャラクタープロフィールに掲載されたキャラクター。
  
この他に、自説や自身が支持する政党等を宣伝するためか、同じ内容のレスを何度もコピペして書き込むという迷惑行為が横行している。
+
    2002年8月28日発売 ISBN 4091430511 じーさん
 +
    2003年3月28日発売 ISBN 409143052X 校長
 +
    2003年10月28日発売 ISBN 4091430538 ゲベ
 +
    2004年4月27日発売 ISBN 4091430546 みょみょみょ星人木村
 +
    2004年11月26日発売 ISBN 4091430554 教頭
 +
    2005年3月25日発売 ISBN 4091430562 最強さん
 +
    2005年8月26日発売 ISBN 4091430570 ちゃむらい
 +
    2006年3月28日発売 ISBN 4091401198 運動ならなんでもおまかせ隊(マッスル竹田、ステップ長谷川)
 +
    2006年7月28日発売 ISBN 4091401767 セルフワン
 +
    2006年12月25日発売 ISBN 4091402755 りゅぬぁってゃ
 +
    2007年5月28日発売 ISBN 9784091403278 謎のヒーローミラクル仮面
 +
    2007年9月28日発売 ISBN 9784091403889 ドクタージョウ
 +
    2008年1月25日発売 ISBN 9784091404398 リアルなヘンタイ
 +
    2008年7月28日発売 ISBN 9784091406583 巨乳仙人
 +
    2008年12月25日発売 ISBN 9784091407467 夢見関
 +
    2009年3月27日発売 ISBN 9784091407849 近所のガキ その1
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    2009年7月28日発売 ISBN 9784091408242 ドルマネー
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    2009年10月28日発売 ISBN 9784091408549 近所のガキ その2
 +
    2010年2月26日発売 ISBN 9784091408976 柴田
 +
    2010年6月28日発売 ISBN 9784091410672 洋助(孫)
  
== 団体行動 ==
+
でんぢゃらすじーさん邪
詳細・具体例は[[2ちゃんねるの歴史]]、「[http://uguisu.skr.jp/recollection/2ch/ 2ちゃんねる発の逮捕者]」を参照。
+
  
ネットウォッチ板など一部の板では、''ネットウォッチ''(''ヲチ'')と称して、サイトの管理人に対する挑発、荒らしなどの行為の実行者を募るスレッドが立ち、閉鎖にまで追い込まれるケースがある。ただしこれらの行為に関しては「ウォッチは見るもので手を出すものではない」と荒らさないよう注意をスレッド作成時に書込まれているものもあるが、最終的には各個人の行動に委ねられてしまうため情報提供と化している可能性も否定できない。
+
ISBNの次は裏表紙掲載のキャラクターパラメーターに掲載されたキャラクター。
<!-- (独自の調査にあたるのでコメントアウト)被害を受けたサイトの傾向としてはオタク系、思想系、カップル系、支離滅裂な文章のサイト、犯罪行為を誇示するサイト・ブログなどが多い。-->
+
<!-- (ワンクリック詐欺へは「熱烈にお応え」するのが目的でDoS目的であった証拠、出典がないためコメントアウト)時には[[DoS攻撃]]を行うこともあり、[[海外]]のウェブサイトだけでなく日本国内のウェブサイトや[[ワンクリック契約|ワンクリック詐欺]]サイトにも攻撃をかけた事例がある。-->
+
<!-- (独自の調査にあたるのでコメントアウト)最近は[[ウィキペディア]]に対する[[悪戯]](誰でも編集・記述ができることを奇貨とした白紙化や無意味な[[アスキーアート]]への差し替え)まで行なっており、-->
+
<!-- (団体行動とは言えず、2ちゃんねる内部に留まるのであれば、個人攻撃であれ嫌がらせとはいえない。文言中立性からコメントアウト)更には2ちゃんねる内でウィキペディアの特定利用者の名前(アカウント)を挙げて個人攻撃を繰り返すと言う[[嫌がらせ]]も発生している。-->
+
  
[[2002年]]頃からは、2ちゃんねらーの一部が他サイト上で行われているインターネット投票に[[組織票]]を投じて投票結果を操作しようとする事件が増加してきた(例:[[日下部基栄|日下部基栄への組織票]]、[[田代祭]]、[[川崎祭]])。この種の事件は、単なる組織票だけではなく、参加者個人が連続多重投票を行うことが極めて多い。これらの行為に対し、管理者が多重投票の分を削減したり、干渉を受けてる項目を削除したりすると、干渉している2ちゃんねらーが2ちゃんねる内で「このサイトの管理者は投票結果を捏造しようとしている!」などと攻撃する。インターネット投票で組織票を投じることに[[掲示板荒らし]]のような違法性はないので、この種の事件は問題視されていないばかりか、各板で組織票に参加することを呼びかける者も多数いる。
+
    2010年9月28日発売 ISBN 9784091411273 じーさん
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    2011年2月28日発売 ISBN 9784091412058 校長
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    2011年6月28日発売 ISBN 9784091412904 ゲベ
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    2011年11月28日発売 ISBN 9784091413598 コウテイ
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    2012年3月28日発売 ISBN 9784091414342 半・分太くん
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    2012年8月28日発売 ISBN 9784091414946 最強さん
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    2013年2月27日発売 ISBN 9784091415783 火ダルマくん
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    2013年6月28日発売 ISBN 9784091416476 三子間弟下ヌ
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    2013年10月28日発売 ISBN 9784091416100 ぴゅーちゃん
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    2014年2月28日発売 ISBN 9784091400284 ふる ちんのすけ
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    2014年6月27日発売 ISBN 9784091417886 キモイよオジサン
 +
    2015年1月23日発売 ISBN 9784091418609 じーさん車
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    2015年5月28日発売 ISBN 9784091420077 じーさんロボ
  
このような行為は[[クラッキング (コンピューター用語)|クラッキング]]などのあからさまな犯罪行為を除いて、2ちゃんねる上ではそれほどタブー視されていない。ただし、投票結果は無効とされる場合が多い。
+
ゲーム
 +
ゲームソフト
  
また、[[西鉄バスジャック事件]]の際に、[[犯罪]]の直前に犯人が2ちゃんねるに書き込んだこと・現在も[[犯罪予告]](主に無差別の殺人・傷害、もしくは爆破の予告)が定期的に発生することなどから、2ちゃんねらー全体を『犯罪者予備軍』などと呼ぶ人もいる。実際には、こういったたちの悪いいたずらをするのはごく一部の2ちゃんねらーなのであるが、ネット上で何か事件が起きると2ちゃんねらー全体に疑いの目を向ける人が現れるなど、このような偏見はある程度広まってきている。そのため、2ちゃんねる全体の評判を落とすこうしたいたずらをする人間は、2ちゃんねる内においても白眼視されている。
+
絶体絶命でんぢゃらすじーさん 〜史上最強の土下座〜
 +
    (ゲームボーイアドバンス、2003年9月26日、キッズステーション)
 +
    漫画の登場人物・じーさんと孫が宇宙人の侵略から地球を守るアドベンチャーゲーム。イベントごとに様々なミニゲームが用意されており、アドベンチャーパートの選択肢やミニゲームの勝敗によってじーさんが七変化する。この「マトリックスシステム」によるじーさんのバリエーションは25種類あり、能力の変動のみならず、ストーリー展開やミニゲームのルールにも影響を与える。また、通信対戦によりじーさん同士を戦わせることも出来る(ただし、対戦の方法はただのジャンケン)。しかし、決定ボタンは普通のゲームのようにAボタンではなくRボタンであったり、能力やミニゲームの結果によってはめちゃくちゃなストーリー展開になったりと、原作同様おかしな要素も含まれている。
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    『コロコロ』内でもやる気無さげに宣伝(自らクソゲーと暴露)していたが、読者から結構評判がよく本誌で毎月行われている「発売中で欲しいゲームランキング」では3か月連続1位を達成した。
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    なお、2004年11月に『学園アリス〜ドキドキ☆不思議たいけん』というゲームが発売されたが、そこに登場するミニゲームの内容はこのゲームからの使い回しとなっている。
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絶体絶命でんぢゃらすじーさん〜泣きの1回 絶対服従ばいおれんす校長〜ワガハイが1番えらいんじゃい!!〜
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    (ゲームボーイアドバンス、2004年3月18日、キッズステーション)
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    じーさんのライバルキャラ・校長が主人公。次世代ワールドホビーフェアで先行販売された。自分が目立ちたいがためにわざわざ宇宙人を呼び戻した。内容は前作と似ているが、リゾート地ばかりが舞台となっている。このゲームが発売された際、作者自身が「悪ふざけだと思った」とコミックス第4巻のカバーをとった表紙で語っている。
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絶体絶命でんぢゃらすじーさん痛〜怒りのおしおきブルース〜
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    (ゲームボーイアドバンス、2004年7月16日、キッズステーション)
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    曽山が大切な原稿をなくしてしまい、そのままだとじーさんたちが消えてしまうため、原稿を探しに行くという、言うなれば曽山の尻拭いをするため冒険に出るというあらすじ。敵に路上においてある物を投げつけて戦う。今回も変身能力が物を言い、変身で川や海など普通では行けない所へ行けたり、車など重くて投げられない物を投げられるようになれる。また、変身能力は自由に選べるようになった。ただし、変身能力の数は12 - 14種類に減っている。前作のみょみょみょ星人も普通に登場している。初回版には特典としてタオルやうちわがついてきた。また、今作から決定ボタンは、Aボタンとなった。樫本学ヴの漫画『コロッケ!』の主人公コロッケがゲスト出演している。
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絶体絶命でんぢゃらすじーさん3〜果てしなき魔物語〜
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    (ゲームボーイアドバンス、2004年12月16日、キッズステーション)
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    今回は横スクロールとなった。
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    孫が読書感想文が書けないとじーさんに相談したせいで、絵本の中の世界に入り込んで出られなくなり、仕方がないため、参戦した校長、ゲベと共に絵本の世界をめちゃくちゃにしながら冒険すると言うあらすじ。今回は状況に合わせて4人(3人と1匹)を使い分け、四人それぞれ攻撃するだけでなく、協力したり時には移動用のソリを使ってまで敵を倒す。ザコや中ボスなどは昔話をモチーフにしている(鬼や魔女、巨人、オオカミなど)。初回版では「せいねんとせきぞう」という曽山の書き下ろし絵本が付いていた。
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絶体絶命でんぢゃらすじーさんDS〜でんぢゃらすセンセーション〜
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    (ニンテンドーDS、2006年1月14日、キッズステーション)
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    今回はクソゲーを超えたダメゲーが登場。さらに1000コマ以上(コロコロコミック200ページ分)を収録。
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    じーさんと孫は、ゲームを面白くするために冒険に出た。
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    キャラクターボイスあり。
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    エンディングにゲームオリジナル主題歌が入った。
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    コロコロコミック2010年8月号で「4年前のクソゲー」として取り上げられている。
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でんぢゃらすじーさんと1000人のお友だち邪
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    (ニンテンドー3DS、2012年11月22日発売、バンダイナムコゲームス)
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    コロコロコミック2012年6月号にて3DSソフト化が決定。お友だち軍団がたくさん登場し、このゲームのために読者が考えたお友だちも多数登場[41]
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    2012年9月26日放送分の『おはスタ』で、このゲームの宣伝部長にレオナルド・ダ・テッケンを任命している。
  
他にも、生き物苦手板等では[[動物虐待]]を推奨する文章や、動物虐待を実行したとの報告が書き込まれたり、PC関係の板では[[著作権]]を侵害する違法ファイルの交換に関するやり取りなどが書き込まれたりと、2ちゃんねる内では日常的に犯罪を行なったという内容の報告が繰り返されている。これらの問題に対して、2ちゃんねる運営者は削除・規制などによる対処を行っているが、40万以上現存するスレッドに対し削除人のボランティアはわずか15人ほどで、問題となる投稿の数と頻度の前に、削除制度が有効に機能しているとは言いがたい状況である。
+
体感ゲーム
  
これらの行為は、いずれも長くて1週間程度で飽きられるパターンがほとんどで、単に悪ふざけとして行われている場合が多い。しかし、2ちゃんねらーが悪ふざけのレベルと思っている事柄であっても、世間的には十分な嫌がらせ、もしくは犯罪行為であると見なされることがある。そのことを知ってか知らずか、このような行為は繰り返し行なわれており、その矛先は最近では2ちゃんねるの存在を脅かす(もしくは敵視する)サイトにも及ぶ。
+
絶体絶命でんぢゃらすじーさん 〜ミニゲームで対決じゃっ!〜
 +
    (PLAY-POEMS、2004年12月9日、コナミ)
 +
    ゲームモードは『ひとりであそぶ』『ふたりであそぶ』『きろくをみる』の3種類。ミニゲーム全20種収録。
 +
絶体絶命でんぢゃらすじーさん 〜パーティーじゃっ!全員集合!!〜
 +
    (PLAY-POEMS、2005年11月17日、コナミ)
 +
    ゲームモードは『ひとりであそぶ』『ふたりであそぶ』『ひみつのへや』の3種類。ミニゲーム全23種収録。
  
=== いたずら ===
+
アニメ
代表とする以下のいたずらの定義は、主義主張の乏しい・対価の乏しい[[フラッシュモブ]]を含める。
+
* [[2001年]]5月、[[タイム (雑誌)|タイム誌]]アジア版の「日本は[[第二次世界大戦]]の謝罪をすべきか」というネット投票で、YESが急浮上していることに気づいた2ちゃんねらーがNOに集中投票。結果、YES 19%、NO 80%と圧倒的に反対意見が多数を占めた。
+
* 2001年12月、[[朝日新聞]]サイト「asahi.com」の「2001年の忘れられない本」の投票に『[[新しい歴史教科書をつくる会|新しい歴史教科書]]』『[[新・ゴーマニズム宣言SPECIAL 戦争論|新・ゴーマニズム宣言SPECIAL 戦争論2]]』をランクインさせようとする呼びかけが起こった。結果、2位に『新しい歴史教科書』、3位に『戦争論2』がランクインした(1位は『[[ハリー・ポッターとアズカバンの囚人]]』)。
+
* 2002年2月、[[小林幸恵]]が新曲「more than words」をカラオケなどにリクエストしてほしいというラジオ番組での発言から、「more than words」にExciteのユーザー投票で大量の投票が行われる。発売前日の同年[[3月19日]]時点で、延べ225万9327点という圧倒的な得票数を記録した。
+
* [[2003年]]5月、「[[マトリックス (映画)|マトリックス]]」の続編・「[[マトリックス・リローデッド]]」が日本でも公開されたことに伴い、映画内で繰り広げられる主人公ネオとスミスたちの追いかけっこを模したイベントを行なう「ネオ役」から提案する書き込みが投稿された。この時は周囲からほぼ黙殺されたが、後日に別の者がネオ役候補に名乗りを上げ、[[6月7日]]にJR[[渋谷駅]]前広場にて『マトリックスオフ』として実現した。<br />これを2ちゃんねる上の報告で知った2ちゃんねらーたちが面白がり、[[背広|スーツ]]と[[サングラス]]を着用した『エージェント・スミス』たちが[[公衆電話]]にダッシュするネオ(役の人)を追い詰めるシーンや、スミス達がネオを囲んだ後で一斉に吹っ飛ばされるシーンを実際に体現する『マトリックスオフ』が、全国各地で相次いで開催されるに到った<ref>[http://matrixinjapan.cool.ne.jp/ 2ちゃんねるマトリックスオフまとめ]</ref>。
+
* [[2004年]]4月、[[イラク日本人人質事件]]について[[産経新聞]]のウェブサイトで調査が行われた。設問は「退避勧告が出ている危険なイラクに自らの意思で入国した3人の日本人の判断と行動は適切だったと思いますか?」というもので、2ちゃんねるにも回答を促す[[コピー・アンド・ペースト]]がされた。設問は人質に不利な結果を出すための露骨な誘導だと2ちゃんねるでも批判が上がった。また、多重投票も可能であった。しかし、批判は見られず、「[[左翼]]系[[メーリングリスト]]などによる介入があった」などの口実の下(これ自体は事実であった)、大多数は産経の意図通りの回答を行った。その結果、YES 6%、NO 94%と圧倒的に反対意見が多数を占めた。
+
: なお、産経新聞は結果発表では設問を「退避勧告が出ているイラクに入国した行動は適切だったと思うか?」と[[改竄]]している<ref>[http://www.sankei.co.jp/edit/anke/kekka/0419hostage.html Question No.54 イラク邦人人質事件]</ref>。
+
<!--疑惑留まりであり、この項目ではないと思われるためコメントアウト
+
* 2004年[[11月18日]]に発生した[[奈良市小1女児殺害事件]]と関連して、報道各社が「似た手口を紹介する書き込みが2ちゃんねるにある」と取り上げられる。それ以後、犯人は2ちゃんねらーではないかという疑惑が高まった。
+
** この事例については、問題となったCCさくら板のスレッドは[[2001年]][[12月]]に立てられた古い物で大してレスも付かず放置されていた。しかも肝心の誘拐方法や犯行予告と思しき書き込みは[[Megabbs]]のものであった。事件の犯人は逮捕されたが、犯人が2ちゃんねるを利用していたかどうかは不明のままである。なお、この事件に関連した[[ジャーナリスト]][[大谷昭宏]]の「[[フィギュア萌え族]]」発言は多くの2ちゃんねらーの反発を買った。-->
+
* 2004年6月、[[プロ野球再編問題 (2004年)|プロ野球球団合併問題]]において、[[ライブドア]]が[[プロ野球]]新規参入球団設立を試みて、子会社である[[ライブドアベースボール]]の公式サイトで球団名を公募した際、2ちゃんねらーのしわざであると推測が可能な、悪ふざけ目的の投稿が多数送られた。
+
* 2004年10月に発生した[[新潟県中越地震]]発生直後に[[日本放送協会|NHK]]で放送された[[安否情報|安否確認情報番組]]に、「西村博之」「田代まさし」「田中かたたま」「金田正男」などの明らかにいたずらと分かるふざけた名前の人からの伝言が紹介された。
+
* 2004年12月20日から25日にかけて、[[日本テレビ放送網|日テレ]]公式サイト内の[[@サプリッ!]]ページにおいて行なわれた「いい男投票」で、俳優[[ペ・ヨンジュン]]がトップになっているのを2ちゃんねらーが見つけ、[[パペットマペット]]と入れ替えようと大量投票を画策した。
+
<!--(結局誰一人として個人特定に至らなかったため、コメントアウト。ペヨンジュン項目の方との差分でるけどどうするかな…)
+
また、ペ・ヨンジュンの公式サイトをハッキングし、グッズをサイト経由で注文したファンの個人情報データベースファイルが流出する騒ぎになった。上位サイト「ブロコリ(Broadband Korea)」を管理する株式会社インタラクティブメディアミックス(日本側のマネジメントオフィス)は、サイトを一時閉鎖、26日に電算機損壊等業務妨害と不正アクセスの被害届をアクセスログと共に提出している。-->
+
* 2005年1月20日に行われた[[毎日新聞]]のウェブサイトのアンケート「NHK番組への政治介入問題」で、2ちゃんねらーが結果をNHK有利にするようあおり、また集中投票した。なお、翌21日、[[TBSラジオ&コミュニケーションズ|TBSラジオ]]『[[荒川強啓 デイ・キャッチ!]]』が[[テレゴング]]を使って行なった同様の設問による調査では、朝日新聞有利の対照的な結果が出ている。
+
* 2005年8月4日に日本国内で[[iTunes Music Store]]が開店。開店時になぜか[[松崎しげる]]の「[[愛のメモリー (楽曲)|愛のメモリー]]」が8位にランキングされていた。これを見つけた2ちゃんねらーにより同曲を購入して皆で聞こうという運動に発展。開店後1週間は同曲の売り上げがiTunes Music Store内で上位にランキングされ続け、一時期は3位まで上昇した。
+
* 「マガジン9条」の2006年新春特別企画「国民模擬投票」インターネット投票で、選択肢「[[日本国憲法第9条]]を変えて日米同盟を強化、“自衛軍”を保持すべき」が高得票となるようあおり、集中投票した。なお、この投票では、「改憲反対」の選択肢にも集中投票が行われたことも判明している<ref>「[http://www.magazine9.jp/vote/why.html なぜ、この数字なのか?]」</ref>。
+
* 2007年3月、[[CNN]]が行なった「日本政府は第二次世界大戦時に軍が運営した売春宿の件([[慰安婦]]問題)で改めて謝罪すべきか」というネット投票で賛否が伯仲状態になっていることに気づいた2ちゃんねらーなどがNOに集中投票。結果、NO(その必要はない)が80%近くを占めた。
+
  
=== [[フラッシュモブ]] ===
+
効果音のほとんどが人の声で作られている(クレジットでは「効果マン」または「効果ギャル」と表記)。時々クラシックがBGMとして使用されることがある(中でも一番多く流れているのは、サラサーテ作曲「ツィゴイネルワイゼン」である)などの特徴が盛り込まれている。
代表とする以下の[[フラッシュモブ]]の定義は、善意以外の主義主張に基づき対価が支払われたフラッシュモブとする。
+
原作との相違点
* 2005年6月8日発売の[[テレビアニメ]]『[[魔法先生ネギま!]]』主題歌「[[ハッピー☆マテリアル]](5月期)」をオリコン週間売上げチャートで1位にして、テレビの音楽番組などで話題にしようという運動がニュース速報(VIP)板を中心に起こった。結果としては、発売日当日のデイリーチャートでは3位、週間チャートでは4位に終わった。同年NHKが実施した「[[スキウタ〜紅白みんなでアンケート〜]]」にも「ハッピー☆マテリアル」を投票する運動が起こり、紅組50位にランクインした。
+
* 2005年7 - 8月「[[新しい歴史教科書をつくる会|つくる会]]教科書」採択に反対する[[市民団体]]の集団示威運動が各地で行なわれたが、これに対抗した、“人間の鎖を更に2ちゃんねらーで囲むオフ”が[[杉並区]]で行なわれた<ref>[http://hw001.gate01.com/dec2750/ つくる会の教科書反対人間の鎖をさらに囲むOFFまとめサイト]</ref>。集まった者達の中には、警戒のために駆けつけた[[公安警察]]に「俺たちは右翼じゃない、ただの'''2ちゃんねらー'''だ」と叫んだ者もいたという。
+
* 2006年8月に創刊された[[オーマイニュース#日本版オーマイニュース|日本版オーマイニュース]]にはオピニオン会員として登録した2ちゃんねらーによる批判の書き込みが殺到した。そもそも日本版オーマイニュースの政治思想が2ちゃんねらーのそれと相容れなかった上に、編集長の[[鳥越俊太郎]]が「'''2ちゃんねるは人間の負の部分のはけ口だから、ゴミためとしてあっても仕方ない'''<ref>[[岡田有花]] 「[http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0607/10/news052.html ブログでも2chでもない「市民新聞」とは――オーマイニュース鳥越編集長に聞く]」 [[ITmedia]]、2006年7月10日。</ref>」などと2ちゃんねらーを敵視するかのような発言をしたことが大きな原因となった。
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*2009年3月10日、[[麻生太郎]]が外務大臣時代の2007年6月に著した「とてつもない日本」をまとめ買い。[[ニュース速報VIP板]]に1日に立てられた「麻生首相の本を買おう」での呼びかけに応えてのもの。これにより、「とてつもない―」はアマゾンドットコムや紀伊国屋書店の売り上げランキングで突如上位入りした。同様に、20日に[[西村幸祐]]の「反日マスコミの真実2009」を集中購入しようと呼びかけるスレッドも立てられた。
+
*2009年4月28日、『[[パール判事の日本無罪論]]』([[田中正明]]著)を組織買い。イベント板に立てられたスレッド「4.28 パール判事の日本無罪論購入イベント」の呼びかけを受けてのもの。[[テンプレート#電子掲示板のテンプレート|テンプレート]]によれば、[[水間政憲]]を支援するためだという。
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=== 犯罪 ===
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    テレビ版第3期までは、下ネタ、残酷描写はカットされていた(テレ東規制による物と考えられる)。
代表とする以下の犯罪の定義は、主義主張や事の是非を問わず、第三者に対して不当な損害を与える、もしくは抵触するものとする。
+
    「死ね」「殺す」などの暴言は、「くたばれ」「ボコる」などに変更(ただし、第1期のみ1度だけ「死ね」を使用)。
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    「雨ざーざーじゃっ!」の結末が変更されており、原作では「引ったくりに傘を貸す」だったが、アニメでは「孫に滑り止めの靴を買ってくる」ところで終了している。
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    「バスケでウハウハじゃっ!」や「じーさん超能力じゃっ!」など、一部の作品にはアニメオリジナルの展開を付け加えている。
  
* <!-- 威力業務妨害? -->2001年11月、P2Pソフト使用者の逮捕のための調査を[[京都府警]]に依頼したACCS([[コンピュータソフトウェア著作権協会]])が協会のサイトで警告を発したことから、[[2002年]]4月には「'''逮捕してみろ!'''」と挑発する2ちゃんねらーがACCSのサイトのサーバをダウンさせた。
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概要(アニメ)
* <!-- 威力業務妨害? -->[[鳥取県]]で[[人権擁護法]]案を手本にした独自の[[鳥取県人権侵害救済推進及び手続に関する条例|人権擁護条例]]が定められたことをよしとしない2ちゃんねらーたちが県営観光施設のサイトにあった質問・感想記入用の掲示板を荒らし、この掲示板は閉鎖に追い込まれた。
+
<!-- 威力業務妨害? -->
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* <!-- 詐欺 -->2006年9月以降、一部2ちゃんねらーによる[[mixi]]コミュニティの乗っ取り行為が頻発するようになった。彼らは、「[[炎上 (ネット用語)|炎上]]」したコミュニティの管理者から、事態を沈静化させるとの口実で管理権を受け取り、コミュニティの趣旨やタイトルを書き換えて全く別のコミュニティにしてしまう。これらの行為を行っている者は主にニュー速(VIP)板の住人である(→[[mixi#コミュニティ乗っ取り]])。
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* <!--ストーキング、信用毀損-->「[[募金詐欺]]」であるとはやし立てられた患者女児の両親に対する各種の誹謗(ひぼう)、[[個人情報]]暴露と[[プライバシー]]侵害。
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<!--=== 迷惑行為 ===
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第1期(2003年10月 - 2004年3月)
代表とする以下の迷惑行為の定義は、犯罪であると明確ではないが第三者に対して不当な損害が発生したもの、加害者数が多数であると特定できないものとする。
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    おはスタ内で不定期に放送された35秒のアニメ。原作にあった話を元にしているが後期はオリジナルも含まれていた。このときの作品は2004年夏に発売された作品のグッズやゲームなどを集めた「でんぢゃBOX」同梱のVHSに収録されている(ただし、「時限ばくだんから逃げろ!!」、「つりの極意!!」、「虫歯を治せ!」、「コタツは最高!」、「ピーマン克服法」、「じーさんのひげ」、「ブランコ」、「覚悟!もちの焼き方」、「なくした靴下」、「ルンルンハイキング」のみ収録)。2009年10月よりYouTube内「小学館集英社プロダクションチャンネル」でビデオ未収録作品も交え配信(33話まで)。
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スペシャル版(2003年12月30日)
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    おはスタのスペシャルで放送された10分間のオリジナルストーリーのアニメ。第1期同様「でんぢゃBOX」内のVHSに収録されている。町内マラソン大会にじーさんたちが出るという内容。
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第2期(2004年4月 - 2005年3月)
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    ギャグコロスタジオ内で放送された5分間のアニメ。ギャグコロスタジオがBSジャパンでも放送されていたため、この時期に限り、BSジャパンでも視聴可能だった。原作の話と番外編(後述)1 - 3話を放送。番組内では着ぐるみのじーさんも出演していた。この時期に放送された作品はDVD全4巻に収録されている。
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第3期(2005年4月 - 2006年3月)
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    再びおはスタ内で放送された2分間のアニメ。放送時間は7:00 - 7:02。こちらの作品は2012年現在ソフト化されていないが、おはスタで不定期に再放送されたこともある。この時期に放送された番外編の一部が上記のDVDに特典映像として収録されている。
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でんぢゃらすじーさん邪(OVA)〈第1弾 2012年7月27日(9話収録)、第2弾 11月22日(8話収録)〉
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    コロコロで特に人気の高かった作品をアニメ化し、コロコロ増刊「じーさん傑作選 じーコロコミック邪」の付録DVDとして同梱。収録時間は25分。
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    アニメーション製作はJ.C.STAFF[42]。近代のコロコロ作品のアニメとしては例外で、3DCGで描かれてはいない(ただし、劇中に登場したベイブレードのみ例外)。
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    2012年10月20日・27日・11月3日はキッズステーションでも放送された。
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わざぐぅ!VSでんぢゃらすじーさん邪 抱腹絶倒!アニメクイズDVD(2012年11月21日)
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    コロコロイチバン!2013年1月号付録。
  
クラッキングはどこの国でも犯罪ですが?-->
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スタッフ
* <!--不法アクセス-->2005年8月、[[大韓民国|韓国]]の政府の支援を受けたNGO団体「[[VANK]]」のサイトのトップページが「今、正義をかけた戦いが始まった」というスローガンと[[ニダー|韓国人を現したAA]]などが書かれた画面に改竄(かいざん)された。そこにはニュー速VIPのURLも記載されていた。事の発端は世界の衛星写真を供給するサイト「グーグルアース」での日本海(The Japan Sea)の表記が韓国名の東海(The East Sea)と変更されたことに始まる。普通ならその検索サイトにサイバー攻撃するものを、韓国のNGO団体のサイトに攻撃したことが注目される。このニュースは韓国のテレビ、新聞などで大きく取り上げられ、その改竄されたトップページがニュース画面や新聞の1面に掲載される。
+
* <!--不法アクセス-->2005年10月、“[[竹島 (島根県)|竹島]]は自国領土「[[独島]]」である”と宣伝する[[慶尚北道]]庁の「[[独島]]」宣伝サイトが[[クラック]]される。「ちんぽ」の文字や[[麻原彰晃]]が新聞を読む写真、更には2ちゃんねるのAAやアドレスが貼られた上、テレビアニメ『魔法先生ネギま!』の主題歌「ハッピー☆マテリアル」が流れるように変えられていた。
+
  
=== ボランティア・支援 ===
+
第2期
代表とする以下のボランティア・支援の定義は、金銭授受の有無を問わず、個々の善意によって団体行動に発展したものを含める。
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*パソコンの余力を利用して白血病解析をしようという[[United Devices Cancer Research Project|UDがん研究プロジェクト]]があり、2ちゃんねらーによる「[[United Devices#世界一のチーム『Team 2ch』|Team2ch]]」は、プロジェクトが解析を開始した2001年以来、2007年4月のプロジェクト終了まで常時世界一の実績を誇った。2007年4月以降多くのユーザーは[[World Community Grid]]に移籍しており、こちらも現在では世界第1位の成績を挙げている。
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* 2002年7月に実施された「湘南ゴミ拾いオフ」。
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** ※[[フジテレビジョン|フジテレビ]]による[[ワールドカップ]]報道を「偏向している」として抗議するため、フジテレビが予定していたクリーンアップ作戦を実施日前に横取りしたものであり、一部ではボランティアと称することに反感を抱く者もいる<ref>海岸沿いの住民には「きれいな海が帰ってきた」とおおむね好評であった。湘南ゴミ拾いはその後も不定期に数回続いた。</ref>。
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* 2002年10月、自転車で世界旅行中盗難にあった観光客<!--スティーブ・ソーン-->の新聞報道を見た2ちゃんねらー有志が自転車を捜索・発見した<ref>[http://members.at.infoseek.co.jp/mostinteresting/index2.html 自転車捜索まとめサイト]</ref>。
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* 2002年10月、北朝鮮拉致から帰国した地村保志氏がプラモデル好きだということを知った模型板住人が「拉致されていた24年間のプラモの進化を知ってもらおう」という趣旨でカンパを募り、帰国の際に搭乗した全日空[[ボーイング767|ボーイング767-300]]やカタログ等を住居のある小浜市役所へ送付。後日地村氏から直接発起人へ感謝状が送られた<ref>[http://bodyshop.s22.xrea.com/chimura/chimura.html PROJECT CHIMURA 地村保志さんにプラモデルを送ろう!]</ref>。
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* 2002年から2003年にかけて、[[アフガニスタン]]への学校建築募金が行われた。2004年8月16日に完成したフィールズバハール小学校には[[モナー]]と2ちゃんねるのアドレスが記入された学校名プレートが設置されている<ref>[http://bokin.s21.xrea.com/index.html 2chねらでも偽善でも、アフガニスタンに学校を作れるんです]</ref>。
+
* 2003年7月、玄界灘での漁船と貨物船の衝突事故が発生。漁船を所有していた[[共和水産]]への自主再建の願いに対し、海産物購入という形での助力が行われた。
+
* 2003年夏、[[折り鶴放火事件]]により焼かれた広島原爆慰霊碑の折鶴を折って終戦記念日に届けようという「14万羽折鶴プロジェクト」が行われ、最終的に83万羽が集まり、高校の社会科資料集にも掲載され話題を呼んだ。またこの「折鶴オフ」では「しない善よりする偽善」とのフレーズも生まれた<ref>[http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Oak/1739/ 14万羽折鶴プロジェクトまとめサイト]</ref>。
+
** ※勢い余った2ちゃんねらーの不謹慎な行動(平和公園内で胴上げをしたり、慰霊碑によじ登った)が一部のインターネットユーザーに非難された。
+
* 2004年に発生した[[新潟県中越地震]]の際に、救援活動として使い捨てカイロを送る。
+
* 2005年3月、エントリー直前に大口スポンサーから夜逃げされ、個人スポンサーを募集していた[[ロードレース世界選手権]]のGP250クラス参戦中の[[関口太郎 (レーサー)|関口太郎]]選手のスポンサーとして、[[バイク板]]他一部板の住民が'''[[Team2ch|Team(・∀・)2ch]]'''名義で名乗りを挙げ、累積で300万円以上(2007年6月現在)のスポンサー料を提供。オリジナル応援歌『[[フルスロットル (応援歌)|フルスロットル]]』は、2006年3月に、史上初の「(2ch上の)[[Consumer Generated Media|CGM]]によって制作され、一般の音楽流通ルートに乗って販売されたCD」として発売され、著作権料がすべて同選手のスポンサー料に充当された<ref>[http://sound.jp/naos/team2ch/ Team2ch スポンサーまとめサイト]</ref>。
+
*2006年11月、[[銚子電気鉄道]]の経営危機に際し、社が鉄道外事業として生産する「[[ぬれ煎餅]]」の購入を開始、「(゚д゚)ウマー(美味しい)」という評判も手伝い一気に大量購入し過ぎた結果、生産が追いつかなくなり一時期ネット販売中止、数ヶ月の発送待ちという事態にまで発展した<ref>詳細は[[銚子電気鉄道#資金不足と支援]]を参照の事。ぬれ煎餅大量購入の他には、電車内に2ちゃんねる関連の[[中吊り広告]]を出すなどして広告収入も支援した。</ref>。
+
  
ただし、[[ホワイトバンドプロジェクト]]や、[[日本テレビ放送網|日本テレビ]]の[[24時間テレビ 「愛は地球を救う」]]などの大々的(ともすれば商業的)なチャリティ活動に欺瞞(ぎまん)性があるとして非難したり、自分達の価値観に合わない[[左翼]]的なボランティア運動を否定したりする意見も多い<ref>[http://whiteband.sakura.ne.jp/ ホワイトバンドの問題点]</ref><ref>[http://tv2426.at.infoseek.co.jp/ 24時間マラソン2ちゃんねる監視プロジェクト本部サイト]</ref>。
+
        原作 - 曽山一寿 (小学館「月刊コロコロコミック」連載)
 +
        スーパーバイザー - 佐上靖之、西巻俊秀
 +
        脚本 - 笹川勇
 +
        キャラクターデザイン - 西野理恵
 +
        美術監督 - 松宮正純
 +
        色彩設計 - 松浦頼子
 +
        撮影監督 - 渡辺宜之
 +
        編集 - 坂本雅紀
 +
        音響監督 - 千葉繁
 +
        音楽 - 田光マコト
 +
        音楽プロデューサー - 千葉洋史
 +
        プロデューサー - 笹村武史(テレビ東京)、古市直彦(小学館プロダクション)
 +
        音響プロデューサー - 南沢道義、西名武
 +
        キャスティングマネージャー - 吉田理保子
 +
        音響効果 - 野崎博樹
 +
        録音スタジオ・音響制作 - HELF・H・STUDIO
 +
        音響制作担当 - 小野勝弘
 +
        制作担当 - 島田尚保
 +
        設定制作 - 丸山洋子
 +
        制作進行 - 小林弘幸、谷智司、都丸徳章、島田尚保
 +
        制作協力 - スタジオキャッツ、動画工房
 +
        アニメーションプロデューサー - 光廷青児、斉藤次郎
 +
        アニメーション制作 - スタジオ雲雀
 +
        監督 - 山口頼房
 +
        製作 - 小学館プロダクション
  
== 2ちゃんねらーによって暴かれた真実 ==
+
OVA
[[嘘]]・[[ネタ]]・[[冗談]]も混ざっている2ちゃんねるだが、中にはちょっとしたうわさの書き込みから真実にまでたどり着けた事例もある。もっとも、2ちゃんねらーの性格上、以下のようなもの(要は[[スキャンダル]])に限られる。
+
  
過去に報道された例としては、以下のようなものがある。
+
        原作 - 曽山一寿
* [[声優]]・[[石原絵理子]]が[[AV女優]]・[[うさだひかる]]と酷似しているといううわさの書き込みから始まり、一時は静まっていたが、彼女の名前が少し売れたころになると、うわさが再燃してしまう<ref>その後、石原はその事実を認め、[[2004年]][[11月11日]]、所属していた[[81プロデュース]]から解雇が言い渡され、同時にAV界からも引退。</ref>。
+
        キャラクターデザイン・作画監督 - 安藤正浩
* [[安倍なつみ]]がラジオ番組で発表した作詞が、ラジオ実況板で[[榊いずみ]]の「サルの歌」と酷似しているといううわさの書き込みにより、新聞記事に「[[盗作]]疑惑」にまで報道される<ref>[[2004年]][[11月30日]]、安倍はその事実を認め、事務所は約2か月の活動自粛を発表した。</ref>。
+
        美術監督 - 松本健治(第1弾)、米田隆裕(第2弾)
* [[講談社]]所属の少女漫画家[[末次由紀]]の作品に『[[SLAM DUNK]]』などの既存の人気漫画からの構図の盗用が多数あるとの書き込みがきっかけとなり、[[2005年]][[10月19日]]、講談社ホームページに講談社と末次名義で盗用を認める謝罪文を発表。連載打ち切りと、全ての既刊単行本の回収及び絶版が決定した。
+
        色彩設計 - 伊藤由紀子
なお、末次の件以降、世間に注目されたものは全く存在しない。
+
        撮影監督 - 黒澤豊
 +
        編集 - 西山茂
 +
        音楽 - 前山田健一
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        効果 - 野崎博樹
 +
        アニメーション制作 - J.C.STAFF
 +
        監督 - 渡部高志
 +
        製作 - 小学館集英社プロダクション
  
== 2ちゃんねらーを公言する著名人 ==
+
主題歌
自分のことを2ちゃんねらーと公言する著名人は少ないが、以下の人物は自身の発言、Webサイト、書籍などで2ちゃんねらーであることを明かしている。
+
  
* [[麻生太郎]] - 「時々書き込んでいる」程度とライトではあるが、2ちゃんねらーであることを公言している唯一の政治家。
+
※第2期、第3期のオープニングの曲名はカラオケ版(JOYSOUND)によるもの。
* [[小林源文]] - [[軍事]][[漫画家]]。「'''一等自営業 ◆JYO8gZHKO.'''」という[[ハンドルネーム|ハンドル]]と[[トリップ (電子掲示板)|トリップ]]で、[[軍事板]]を中心に積極的な書き込みをしている。
+
* [[長島☆自演乙☆雄一郎]] - 本名は'''長島 雄一郎'''。2ちゃんねらーを公言する[[キックボクサー]]・[[総合格闘家]]。
+
* [[遠藤雅伸]] - [[ゲームクリエーター]]。「'''遠藤雅伸 ★'''」のハンドルで書き込みを行っている。
+
* [[きこうでんみさ]] - トリップは「'''◆oAoFn2EeuE'''」
+
* [[まっつー]] - 「'''ま@ ◆V/BXqMaTSU'''」というハンドルとトリップで書き込みをしている。
+
* [[三上翔子]] - [[AV女優]]。[[春歌|猥歌]]「ちんこ音頭」を熱唱した動画が話題になった。
+
* [[川瀬浩平]]
+
* [[かすみ果穂]] - 自らのブログで2ちゃんねるへ書き込みしていると公言。
+
* [[中宮崇]] - 「'''プロ2ちゃんねらー'''」と自称している。
+
* [[すぎやまこういち]] - JASRACの評議員。前出のとおりJASRACは批判の対象だが(2ちゃんねらーがバッシングの対象とする)演歌・演歌歌手が日本音楽の上位であるという風潮には否定的である。
+
* [[中川翔子]] - [[ニュース速報(VIP)板|VIPPER]]系2ちゃんねらー。発言の「ギザ○○」は「ギガ○○」のタイプミスからきている。
+
* [[戸田久和]]
+
  
== 2ちゃんねるでの活動を通じて著名になった人物 ==
+
第1期(おはスタ1)
*[[三橋貴明]] - [[極東アジアニュース板]]の韓国経済wktkスレなどで活動していた。
+
*ネットウォッチ板]]で「犬神明」名義で痛々しい発言を繰り返していた。他にも居酒屋板では「左馬酒乱坊」と名乗り、ヒマを持て余しては営業時間中に「ヒマだ」とか書き込み顰蹙を買っていた。
+
  
== 脚注 ==
+
        オープニング・エンディングともに歌なし。
<div class="references-small"><references /></div>
+
  
== 関連項目 ==
+
スペシャル
* [[2ちゃんねる]]
+
* [[2ちゃんねる用語]]
+
* [[ハンドルネーム|固定ハンドルネーム]]
+
** [[ネオむぎ茶]]
+
** [[ディルレ事件|ディルレヴァンガー]]
+
** [[電車男]]
+
* [[ネット右翼]]
+
* [[VIPPER]]
+
* [[ネットイナゴ]]
+
* [[ウィキペディアン]]
+
  
== 外部リンク ==
+
        エンディング
* [http://www.2ch.net/ 2ちゃんねる]
+
            「がんばる勇気」
* [http://uguisu.skr.jp/recollection/2ch/ 2ちゃんねる発の逮捕者]
+
                作詞:曽山一寿
* [http://www.j-cast.com/2007/01/05004736.html 毎日新聞と2ちゃんねらー 「全面戦争」の様相](J-CASTニュース)
+
                作曲・編曲:櫻井真一
 +
                歌:孫(恒松あゆみ)
  
== 脚注 ==
+
第2期(ギャグコロ)
<div class= "references-small">
+
{{reflist|2}}
+
</div>
+
  
----
+
        オープニング
{{2ちゃんねる}}
+
            第1話 - 第26話「お願いだからうたわないで」歌:恒松あゆみ
 +
            第27話 - 最終回「お願いだからうたわないで」歌:坂口候一
  
[[Category:2ちゃんねる|*にちやんねらあ]]
+
第3期(おはスタ2)
[[Category:おたく|にちやんねらあ]]
+
 
[[Category:インターネットの文化]]
+
        オープニング
[[Category:日本の文化]]
+
            「お願いだからうたわないで(ショートバージョン)」歌:じーさん(中村大樹)
[[Category:社会問題]]
+
        エンディング
 +
            「孫の学校の『校歌』」歌:校長(千葉繁)
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 +
でんぢゃらすじーさん邪(OVA)
 +
 
 +
        オープニング
 +
            「でんぢゃらすじーさん愛の歌」
 +
                作詞・作曲・編曲:前山田健一
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                歌:ヒャダインとじーさん(中村大樹)と孫(恒松あゆみ)[42]
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            2012年11月28日発売のアルバム「20112012」に収録。
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各話リスト
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第1期
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第2期
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第3期
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OVA
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ぼくのおじいちゃん
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「絶体絶命でんぢゃらすじーさん」が発表される前に作られたとされる漫画。第47回新人コミック大賞受賞作品。曽山一寿の短編集「そやまつり」に収録。祖父と孫が主な登場人物である点など、後の「絶体絶命 - 」にかなり近い作風だが、細かい部分で相違がある。
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 +
    孫には「洋助(ようすけ)」という名前が設定されている(体育服には「まご」とそのまま書かれていた)。
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    おじいちゃんには後頭部に髪の毛が生えており、年齢98歳という設定になっている(また戦争を経験している)。
 +
    「絶体絶命 - 」のじーさんはこの作品に登場するおじいちゃんがルーツであると思われることが多いが、正確にはそれ以前に作者が描いた漫画『店』に登場する老人が始まりらしい。しかし、この作品は「つまらない」という理由で担当に見せるのが怖くなり、作者自身が封印し、「そやまつり」に鉛筆書きの数コマが(カバー裏に)掲載されているのみである。
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他の作品へのゲスト出演
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    作者がコミカライズした漫画『探偵少年カゲマン』の最終回のオチにじーさんが漫画家の姿で登場。だが、カゲマン、シャドーマン、怪盗デ・アールにじーさんが『カゲマン』を描いたことがばれてしまう。
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    2005年(平成17年)公開の映画、『ロックマンエグゼ 光と闇の遺産』と『劇場版デュエル・マスターズ 闇の城の魔龍凰』の開始直前に、じーさんと孫がわずかながらゲスト出演している。その際、『ロックマンエグゼ』のエンディングテロップにはキャスト紹介されたほか、最後に「おじゃましました。」と表記された。
 +
    アニメ、『さよなら絶望先生』の第6話のエンドカードにて、糸色望の格好をしたじーさんとゲベが書かれている。
 +
    2006年(平成18年)9月刊行の『超こち亀』に本作品の書き下ろしイラストが掲載されている。
 +
    『メイドイン俺』の「なんとアノ人がソフト」に本作品のキャラクターを登場させたゲームが配信された。配信期間は2009年(平成21年)5月15日から2010年(平成22年)5月14日まで。
 +
    『イナズマイレブンGO』でじーさんと最強さんが選手として登場し、スカウトすることが出来る。
 +
    『ダンボール戦機W』の第42話の冒頭にて、テレビ東京系列同時ネット局のみゲスト出演。
 +
    『イナズマイレブンGO ギャラクシー』と『ダンボール戦機WARS』をブランド化した『アニ×アニ!』内にて、上記2つのいずれかのアニメのどこかに映り込む『でんぢゃらすじーさんを探せ!』というコーナーに出演。
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    『モンスターハンター4』にイベントクエスト「コロコロ・モンスターじゃい!」が2013年11月15日より配信されている。
 +
    『パズドラZ』のコロコロダンジョン第1弾(『月コロ』2014年2月号にプレゼントコードが付属)にじーさん、校長、ゲベ、最強さんが登場した。
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その他
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    この漫画は連載前に読切が2本作られた(別コロ2001年(平成13年)2月号「じーさんじゃっ!」コロコロ2001年(平成13年)6月号「ドライブぶーぶーじゃっ!」。いずれも第1巻収録)。
 +
    タイトル案に『超人じじい』というものもあったが、「2秒でボツになった」と「そやまんが」で語られている。
 +
    アニメ版の監督を務めた山口頼房は過去に作者がコミカライズした『探偵少年カゲマン』の監督を務めていた(製作会社も同じ)。
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 +
脚注
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 +
    ^ 「コロコロコミック」歴代作品においての主人公としては、主に男子小学生〜中学生程度の年齢が中心の中で『チエばーちゃんの知恵ブクロ』と並ぶかなり異例の高齢者の主人公でもある。
 +
    ^ ただし大長編に該当すれば、闇の大魔王(大長編第1弾)と柴田にデビルキャット(大長編第5弾)、雑魚キャラを除く。
 +
    ^ 第1巻キャラクタープロフィールより。
 +
    ^ 第3巻の作文の話より。
 +
    ^ a b c d e f コミックス第9巻登場人物紹介より。
 +
    ^ 本編はおろか大長編シリーズでさえ明らかになっていなかったが、第20巻キャラクタープロフィールで本名が明かされた。
 +
    ^ アニメ第1期では「じいちゃん」と呼んでいる
 +
    ^ 回によっては体操服やパジャマなどを着ることがある。また、白のシャツに半ズボンを着ており上記よりも露出度が少し上がることも。
 +
    ^ 第3巻の作文の話より。
 +
    ^ 漫画の初期の方で母親に一声かけて学校に行ったり、母親にお使いを頼まれたりしているため、じーさんと2人暮らしというわけではないようである。
 +
    ^ その内約30発はじーさんが協力した。
 +
    ^ 第2巻キャラクタープロフィールより。
 +
    ^ 一度だけだが、大長編第2弾では腹痛によって弱体化した最強さんに勝ったことがあり、その時は自分でも最強さんに勝ったことが信じられなかった。
 +
    ^ もともとは「校長」か「クソゲロ」のどちらの名前にするかという投票であり、その他の名前に、「ひろし」「ぬちゃぬちゃ」「近所のバカ」「松本しげのぶ」などがあった。なお、投票2位は「クソゲロ」、3位が「校長」だった。
 +
    ^ 大長編第4弾ではじーさんから「アイツ」、孫からは「あの人」と呼ばれていた。
 +
    ^ 大長編第5弾の終盤より。
 +
    ^ 初登場時にも人間の言葉を一回だけ話した。
 +
    ^ 第3巻キャラクタープロフィールより。
 +
    ^ 大長編第3弾の中盤より。
 +
    ^ アニメ第1期では赤
 +
    ^ 大長編第2弾の序盤より。
 +
    ^ 第6巻キャラクタープロフィールより。
 +
    ^ アニメ第1期では理由もなく帰っている。アニメ第2期では竹田は亀に餌をあげないといけない、長谷川は引っ越しという理由で孫の居る小学校を後にしている。
 +
    ^ 大長編シリーズだけは例外で、大長編第1弾ではじーさんに一喝されたにも関わらずセルフワン・スペース号の爆発からじーさんと孫を救出したり、大長編第5弾ではゲベの危機的状況を目撃した際は、じーさんにそのことを報告しに行ったりしたことがある。
 +
    ^ コミックス第16巻裏表紙のキャラクタープロフィールより。
 +
    ^ コミックス第18巻裏表紙のキャラクタープロフィールより。
 +
    ^ 校長はこの大会を主催し、じーさん達に開催状を送ったが、じーさんと孫は当初「ゴルフ」と勘違いしていた。
 +
    ^ 漫画の主役の座をかけてじーさんと校長が対決するはずだったが、噂を聞きつけてたくさんの人物が出場していた。また、「じーコロコミック」ではマラソン大会の1位と2位を予想するゲーム企画が行われ、6名の読者が予想を当てていた。
 +
    ^ 『邪』コミックス5巻「お友達軍団4コマじゃっっ!!」
 +
    ^ アニメでは孫に「こっち来て」と言われ、体半分が途中で切れていた。
 +
    ^ そのためじーさんに「コロコロで一番弱いキャラ」と言われている。
 +
    ^ コミックス第9巻裏表紙のキャラクタープロフィールより。
 +
    ^ じーさんによると、あの鼻水がジョウとユウの繋がりと関係あるらしいと言っている。
 +
    ^ 大長編のラストでは微笑みながら涙を流している描写が伺われている。
 +
    ^ この時9歳(ユウが死んだ当時)から10年間の成長を遂げているため。
 +
    ^ その物語が掲載されている当単行本裏表紙にそれを解いているのが分かる。
 +
    ^ コミックス第12巻裏表紙のキャラクタープロフィールより。
 +
    ^ その際ペンで書いた鼻の下の溝は後に家族の証しとなった。
 +
    ^ 原作では気色悪いものを作っていたが、アニメでは放送上の都合でまともな鍋料理に変更された
 +
    ^ 目次とこの本の中で作者の好きな話ベスト3!では『格闘料理人味丸』と表記されている。また、「じーさんをやめて味丸を描いて」というファンレターがたくさん送られて来ている。
 +
    ^ お友だち軍団の中にはコロコロコミック連載作品のキャラクターなども登場する。
 +
    ^ a b 主題歌はヒャダイン 「でんぢゃらすじーさん」7年ぶりのアニメ化 - 10590 - |アニメ!アニメ!
 +
 
 +
外部リンク
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    コロコロコミック 公式サイト
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表・話・編・歴
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月刊コロコロコミック・別冊コロコロコミック連載中の漫画作品 (2015年7月15日現在)
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表・話・編・歴
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スタジオ雲雀
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表・話・編・歴
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J.C.STAFF
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表・話・編・歴
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渡部高志監督作品
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表・話・編・歴
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第50回小学館漫画賞児童向け部門
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でんぢゃらすじーさん邪に関するカテゴリ: アニメ作品 て | 2012年のOVA | J.C.STAFF
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カテゴリ:
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    漫画作品 せコロコロコミックの漫画作品ギャグ漫画小学校を舞台とした漫画作品漫画のシリーズアニメ作品 せ2004年のテレビアニメ小学館集英社プロダクションのアニメ作品スタジオ雲雀ギャグアニメ絶体絶命でんぢゃらすじーさん継続中の作品短編アニメ
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2015年9月20日 (日) 23:25時点における版

絶体絶命でんぢゃらすじーさん 絶体絶命でんぢゃらすじーさん ジャンル ブラック・コメディ、少年漫画 漫画:絶体絶命でんぢゃらすじーさん 作者 曽山一寿 出版社 小学館 掲載誌 月刊コロコロコミック 別冊コロコロコミック レーベル てんとう虫コミックス 発表号 2001年10月号 - 2010年3月号 巻数 全20巻 漫画:でんぢゃらすじーさん邪 作者 曽山一寿 出版社 小学館 掲載誌 月刊コロコロコミック 別冊コロコロコミック レーベル てんとう虫コミックス 発表号 2010年4月号 - 巻数 既刊12巻 テンプレート - ノート 漫画 関連項目 [表示]

『絶体絶命でんぢゃらすじーさん』(ぜったいぜつめいでんぢゃらすじーさん)は、曽山一寿の漫画作品。『別冊コロコロコミック』2001年(平成13年)2月号と『月刊コロコロコミック』2001年6月号で2度の読み切りでの掲載を経た後、2001年10月号から『月刊コロコロコミック』にて、2002年(平成14年)6月号から『別冊コロコロコミック』にて連載開始し、現在は『でんぢゃらすじーさん邪』(でんぢゃらすじーさんじゃ)とタイトルを変えて連載中。単行本は全20巻(邪では1巻からカウントされる)。過去には『小学三年生』、『小学四年生』、『ちゃお』や『週刊少年サンデー』にも掲載された。

目次

   1 概要
   2 登場キャラクター一覧
       2.1 主要キャラクター
       2.2 その他のキャラクター
       2.3 お友だち軍団
       2.4 大長編キャラクター
           2.4.1 でんぢゃらすじーさん大長編
               2.4.1.1 第1弾
               2.4.1.2 第2弾
               2.4.1.3 第3弾
               2.4.1.4 第4弾
               2.4.1.5 第5弾
           2.4.2 でんぢゃらすじーさん邪大長編
               2.4.2.1 第1弾
               2.4.2.2 第2弾
               2.4.2.3 第3弾
               2.4.2.4 第4弾
               2.4.2.5 第5弾
   3 主な建物・場所
   4 用語
   5 特別編
   6 大長編
       6.1 概要
       6.2 作品一覧
   7 番外編
   8 単行本
       8.1 絶体絶命でんぢゃらすじーさん
       8.2 でんぢゃらすじーさん邪
   9 ゲーム
       9.1 ゲームソフト
       9.2 体感ゲーム
   10 アニメ
       10.1 原作との相違点
       10.2 概要(アニメ)
       10.3 スタッフ
       10.4 主題歌
       10.5 各話リスト
   11 ぼくのおじいちゃん
   12 他の作品へのゲスト出演
   13 その他
   14 脚注
   15 外部リンク

概要

じーさんと孫が織りなす不条理ギャグコメディで基本的には一話完結型のストーリー。じーさんが孫に世の中の危険から生き抜く方法を教えるが、もっと危険になるのが本作の基本路線である。しかし、連載が長期化するにつれこのテーマは形骸化し、キャラクターたちの日常を描いた話が多くなった。『コロコロコミック』での連載作品としては珍しく(全てギャグとして扱われているが)登場人物が死亡する描写が非常に多いのが特徴。

『コロコロ』同誌で連載していた他作品ネタにしたりされたりすることが多い(具体的な例として、じーさんの必殺技を鍛える訓練にて回想に『コロッケ!』や『ドラベース』のシロえもんなどが登場したり、のむらしんぼによる『あっぱれメガバカBoys』などに特別出演したりするなど)。

第50回(平成16年度)小学館漫画賞児童向け部門受賞。テレビアニメ(テレビ東京系「おはスタ」、「ギャグコロスタジオ」内)やテレビゲーム、ホビーにもなった。略称は「でんじー」など。

コミックスは第4巻の時点で100万部を突破し、14巻の時点で連載200回を突破(記念パーティーも行ったが、当時はまだ189回目だった)。『月刊コロコロコミック』2010年(平成22年)2月号にて、3月号の掲載が最終回になることが発表された(2009年(平成21年)12月号の扉絵でじーさんが「このマンガあと4回で終わるよー」と発言していた)。

しかし『月刊コロコロコミック』2010年(平成22年)3月号にて第2部ともいえる続編『でんぢゃらすじーさん邪』の連載が決定。現在「邪」を連載中(内容はほとんど変わっておらず、第1話は前作の連載1話目をリメイクしたような内容だった)。また、前述の「じーさんが孫に世の中の危険から生き抜く方法を教える」というテーマが(部分的にではあるが)復活している。

ほとんどの話の冒頭には「これは…世の中を安全に生き抜く方法を教える…一人の老人の物語である」、「邪」では「これは…世の中のキケンと戦い続ける…でんぢゃらすなジジイの物語である」というモノローグが付いている。

内容がハードであるにも関わらず人気は高く、『コロコロコミック』の中では長期連載の部類に入る。上位に掲載されていることが多く、時折表紙にも大きく描かれている。下ネタやブラックジョーク、ダジャレなどを主体とする。『コロコロ』誌上アンケート1位を獲得し、今でもその人気は衰えない。 登場キャラクター一覧 主要キャラクター

じーさん

   声 - 中村大樹
   本作の主人公で、前述のとおり自称「世の中の危険から生き抜く方法を教える」一人の老人。本名不明。年齢は不明だが、『コロコロコミック』の歴代作品における主人公の中では恐らく最高齢とされている[1]。一人称は「ワシ」で、語尾に「じゃ」とつける。
   1巻第1話「じーさんじゃっ!」以降、5巻「ワガハイの変身じゃい!」、19巻「ワガハイを大長編に出すのじゃい!」以外ほとんど毎回登場する。基本的にボケ役だが、孫や校長が登場しない話ではツッコミ役になる(ただし、一部の話ではツッコミ役になることもある)。マイペースで適当かつ天然な部分が多いものの、回によっては(特に大長編シリーズと最終回)、孫や大長編シリーズに登場するキャラクターに人生で大切なことを教え諭すことが多い[2]。
   また、時折金にがめつい一面も見せるほか、初期ではかなり目立ちたがり屋な一面があり、孫が自分より先に危険から助かる方法を提案したり実行しようとした時には「お前のせいで助かったらワシがおもしろくねーだろ!」と理不尽極まりない理由で彼を怒っていた。ささきさんなど友人が多く「邪」では彼の友人で結成された「お友だち軍団」なるものが存在する。
   ハラマキにランニングシャツという典型的な格好をしている。基本、はだしで出かける時も靴は履かない。リアル化すると腹巻の下に描かれることのなかったズボン(色は白か黒)が出現する。たまに腕や足、体などがのびたり、コスプレ(ときには変身)したりする。普段は手足に指が描かれることはなく、じゃんけんの時などは瞬時に「ぐー」などと書いて対応する。またアニメでは歩く等の移動をする度に「ギュピ、ギュビ」と音が鳴る。鼻にボリュームのあるハンドルバーを生やしている(キレると髭の形状が広がり、先端が尖る)ため、「ヒゲ」にちなんだ呼び名で呼ばれることが多い。この容姿はヒゲを含めてすでに子供の頃に完成しており、現在と子供の頃の容姿の違いは髪の毛しかない。
   「孫爺砲(まごじいほう)」をはじめとする多数の奇抜な技をもつ。好きな言葉は酒池肉林、好きな食べ物はソース、好きな動物はイリオモテヤマネコで好きな駅は西日暮里駅。将来の夢は課長[3]、F1カーのタイヤ[4]で好きでも嫌いでもない物は電柱[5]。『コロッケ!』のゲームにゲスト出演したことがある。また、「イナズマイレブンGOギャラクシー」に隠しキャラとして参戦もしている。必殺技は「最強さん召喚」でパスワードを入力すると他のチームメンバーも使えるようになる。
   車や掃除機を改造したり家に自爆スイッチを取り付けたり、自ら車やロボットなどを造ったりすることから機械に関しては強いようだが、跳び箱を「生まれて初めて見た」と発言したりバスケットボールのルールを知らないなどスポーツについてはかなり疎い(ただし、ゴルフは知っている)。免許証を所持していないにもかかわらず自動車の運転をしたこともある(その車はじーさんいわく「道で拾った」とのこと)。その後も校長をドライブに誘ったり、大型戦車や電車を運転していたが、免許を取得したかどうかは不明。収入や所得に関しては言及されていないが、一応年金はもらっている。また、かなりの大金を所持する描写がある一方で、全財産で数十円しか所持していない描写もある。

   声 - 恒松あゆみ
   じーさんの孫。本名は洋助(ようすけ)[6]。初登場は上記の「じーさんじゃっ!」であり、作中ではじーさんに次いで出番が多い。普段じーさんのことを「おじいちゃん」と呼ぶが[7]、たまにツッコミやキレた時に「ジジイ」や「クソジジイ」と呼んだり、時には「オマエ」呼ばわりすることが多い。小学校5年生(まれに話の都合で中学生になることもある)の男の子で、年齢は10歳か11歳程度。学校では5年1組に在籍。学校生活については作中でもネタにされる(じーさんから「お前本当に学校行ってんのか?」と言われるなど)ほどほとんど描写されないが、宿題に悪戦苦闘しじーさんに手伝いを頼んだり、テストで30点を取った描写があることから、勉強は得意ではない模様。また、「邪」において「天才的」と評されるほどに料理が下手である描写があるが(この時はじーさんに野菜炒めを作ってあげた)、「絶体絶命」では普通にラーメンやカレーを作れている場面がある(これに関しては作者が忘れていたとのこと)。赤いジャケット(「邪」からは白)がトレードマーク[8]。一人称は「俺」または「僕」。
   特技は工作で、体育が苦手。将来の夢はプロ野球の選手[9]で好きでも嫌いでもない物は筆ペン[5]。この漫画の登場人物の中では一番まともな感覚の持ち主であり(たまにじーさんのペースにつられておかしくなったりするが)、作中では主にツッコミ役担当となる。だが、あまりにメチャクチャな展開になると「帰りたい」「どーでもいーや」など思ったりその場から立ち去ってツッコミを放棄することも。
   家族構成はじーさん以外不明[10]だったが、最終回にておばあちゃんがいたことが判明した(ただし、10年前に孫が生まれたときに亡くなっている)。ギャグセンスが最悪(コロコロの付録『大でんぢゃじ〜典』によると「猫以下」)。普段はじーさんより弱いが、キレるとじーさんと同じかそれよりも強い戦闘力をもつ。

校長

   声 - 平野俊隆(第1期)→千葉繁(第2期以降)
   孫の通っている学校の校長でじーさんのライバル。初登場がじーさんとの初対面で、髭の量と言う外見の判断でじーさんを一方的にライバル視している。しかし彼とは一緒に遊んでいたり、時には仲直りしている所から、関係は決して険悪ではない。こちらも年齢は不明だが、じーさんよりは若干若いと思われる。初登場は1巻「校長登場じゃい!」。鉛筆の芯を彷彿させるような尖がり頭とどじょう髭、一本毛が特徴(いずれも先端が巻かれている)。
   自分が世界で一番偉くないと気がすまない性格。しかし子供相手に2秒で負けるほど弱い。気に入らない者や自分より偉い者は痛めつけたり殺そうとしたりするが、大概は調子に乗ってやられている。校長自ら登校時刻に正門に立ち、遅刻する生徒を取り締まったり、持ち物検査をしたりと教育者らしい行いをすることもある。しかし遅刻してきた孫を百発殴りつける[11]といった暴力的な制裁を加える所から、品格は無に等しい。一人称は「我輩」で、語尾に「じゃい」とつける。好きな人は勿論自分で、将来の夢は宇宙[12]で好きでも嫌いでもない物はダンボール[5]。作中で死亡した回数も非常に多い[13]。学校には先生は校長以外一人もいないらしい。「全国福引き大会」で84位の実力があったり(孫いわく「すごいのかどうかわかんねー」)、にらめっこしていないのににらめっこみたいな顔だと褒められたり(孫いわく「褒められてねぇ」)、昔は「すごろくリーダーバカマヌケウンコ」と尊敬されていたり(孫いわく「ほとんど悪口だ」)と何かと変な武勇伝が多い。じーさん同様、かなりの大金を所持している描写があったり、全財産数十円しか持っていない描写がある。
   過去、太ったのでダイエットをした結果イカのような別の生物に変わってしまい、前の方か新しい方かどちらの校長がいいか読者アンケートがとられ、元に戻されたことがあった。その翌年には本人のミスでじーさんを校長先生にしてしまい校長失格となり、これから校長を何と呼ぶかで再び読者アンケートがとられ、その結果名前が投票1位の「ミュミャリャツァオビュビュンピピュプリャプピフンドシン」になってしまった[14]。その後何度か使用されたが、まもなく使われなくなり[15]、いつしか「元・校長」と呼ばれるようになり、『邪』で完全に「校長」に戻った。

ゲベ

   声 - 太田哲治
   じーさん家の飼い猫。猫のような外見で他のキャラクターからは「ネコ」と思われて、自ら「ネコ」と名乗る場面もあるが、猫の言葉はわからなかったり、時折顔を除く精悍な体格に変化する謎の生き物。その正体は史上最強の猫「デビルキャット」の子供。[16]。
   コミックス2巻「ゲベゲベじゃっ!」が初登場で、初めは「しゃちょー」と書かれた箱に捨てられていたがじーさんに気に入られてこのまま飼うようになる。鳴き声は「ゲベ」で、たまにダンディな人間語をしゃべる[17]がかなりの毒舌である。なお、名前はじーさんが命名した。体色は耳を除いて白一色。
   作中では強い能力を持つキャラクターとして描かれ、戦車をつかったり口からビームを吐いたり「子ゲベ(正体は爆弾)」を出したり耳からパンチが出たりと色々な能力をもっている。レンタルビデオ屋にいったりパソコン操作もこなしたりと人間並みの行動もする。
   とにかく友情を大切にする性格で、誰かが喧嘩している所を放っておけないほどで友情と絡む形で諭す場合もある。一方で度々じーさんや孫、校長をひどい目にあわせている。
   将来の夢はすき焼き[18](昔は弁護士[19])で好きでも嫌いでもない物はサーフィン[5]。

コウテイ

   校長が飼っている犬(犬種はブルドッグ)。校長とお揃いのどじょう髭と一本毛が特徴。初登場は『邪』2巻「ゲベゲベじゃっっ!!」。おやつの時間に帰ったり、飼い主の校長が懸命に捜索しているにも関わらず家で寝ていたりと天然な一面がある。大して活躍していないにも関わらず早くも偽物が登場している。ゲベとは違いしゃべらない。漢字で書くと「校庭」。

最強さん

   声 - 坂口候一
   全身が黒で表現される[20]、じーさんの近所に潜んでいる史上最強のおじさん。一人称は「俺」。初登場は2巻「最強さんじゃっ!」で、孫は最強さん初登場前から本人を知っていたらしい発言をしている。
   普段外に出て、真の強さとは一体どんなものなのかと考えている。登場するとかならず他のキャラクターが最低1名は死亡し、加えて多くのキャラクターがその犠牲となるのが常。反面、体調が悪いと校長に負けるほど弱体化する[21]。
   全長は4メートル前後。嫌いな物は納豆[22]で好きでも嫌いでもない物はママ[5]。
   漫画の初期ではしゃべらなかったが、後にテレパシーのようなものでしゃべるようになる。また自分の家には普通に入れるが他の家に入ろうとすると踏み潰してしまう。
   『邪』になってからは3巻のみ1コマだけ登場していたがその後、久々に準レギュラーとして登場した。家族揃って登場した回もある(両親、弟、妹がいる)。

マッスル竹田とステップ長谷川

   声 - 坂口候一 / 太田哲治
   じーさんをリーダーとした「運動ならなんでもおまかせ隊」の隊員である。毎回冒頭のみの登場で本編での活躍は無い。マッスル竹田は体力、ステップ長谷川は運動神経を売りにしている。筋肉質で黒い海パン一丁を穿いたマッスル竹田は右に、ひょろりと痩せた赤い鉢巻きを縛っているステップ長谷川は左に配置している。
   1度目の登場では「おじゃる丸が始まるから[23]」と帰り、2度目では医者に行くと嘘をついてじーさんからお金を騙し取り現行犯逮捕された。3度目では2人とも塀から着地したとたん骨折し緊急入院した。4度目では長谷川は意味不明な理由で死亡しており(竹田曰く、イノシシと結婚して「なんだかんだで」2秒で死亡した)、遺影と墓のみ登場した(後に竹田もじーさんに突き落とされた)。5度目ではじーさんに借りた100円を返すよう要求したが、じーさんに財布を取ってくると見せかけ爆破された。
   なお、アニメ第1期では長谷川の名前が、ステップ鈴木に変更されている(コミックス第4巻扉で本人も相当ショックを受けていた)。
   1巻「とび箱をとぶのじゃっ!」で初登場以降、2年に一度コンビで登場していた。『邪』には3巻のみ1コマだけ登場。

ちゃむらい

   声 - 無し
   泣き虫の侍。一人称は「僕」か「俺」。桃色のひょうたんに手足とにょろりとつきでた口がくっついたような外見をしている。侍なので一応刀を持っているが刀身がない。初登場は第6巻「ちゃむらい見参じゃっ!」で初期は登場する話冒頭で常にドアップで登場していた。
   自分が弱虫なのをいいことに誰も相手にしてくれない。相当な泣き虫で歩くのが遅いだけで泣くが、他人が交通事故に遭うなど、自分の関係ないことでは絶対に泣かない。また、催眠術などで自信がつくと一転して調子にのって自信過剰な性格に変貌する。
   その他、他人に助けを求められても自分に関係ない限り絶対に助けないし、助かる方法を見つければ自分だけその方法で助かろうとするなど、エゴイストの一面を持つ[24]。相手(主にじーさん)の耳元でこそこそと話す。『邪』には3巻のみ1コマだけ登場。
   特技は号泣。戦う相手はゴミ箱やパソコンといった家具・道具ばかり。しかし、「ちゃむらいの戦いじゃっ!」(第8巻7話)では催眠術により最強さんに勝負を挑もうとしたが床に滑って頭を強打し彼との勝負にならなかった。好きでも嫌いでもない物は大学生[5]。
   冷蔵庫にすっぽりはまってしまうなど結構大柄だが体重は孫が持ち上げられる程軽く、腕を上下させるだけで飛行できるという一面も。

りゅぬぁってゃ

   声 - 坂口候一
   動物園や水族館の園長をしている珍獣で、よく葉巻をくゆらしている。初登場は9巻「りゅぬぁってゃじゃっ!」。あまりにも呼びにくい名前のため、じーさんから名前を忘れられたり、間違えられることもある。一人称は「私」か「ワシ」。
   自分のことを人間だと思い込んでおり、動物と言われると激怒するが、口からレーザービームのような技を出せる上、怒るとバトルモードに変身し、人間とは思えない「完全無欠の化け物」(孫曰く)となる。また、暗黒魔導砲(あんこくまどうほう)という必殺技も持っている。後に進化して半魚人に容姿を変えて尻尾から大量の水を出す技と水中で魚のように自由に動き回れる能力を得て水族館の園長にもなった。
   その後はじーさんたちと遊んでいるシーンもあることから友人として扱われている。卵から子供3人(3匹?)を産んだこともあり、全員「川井」と命名(由来は「かわいい」から)。『邪』には3巻のみ1コマだけ登場(相変わらず「私は人間だ」と言い張っている)。
   アニメでは未登場だが、ゲーム『邪』においては登場している。

近所のガキ

   じーさんとたまに野球、砂遊びなどで遊ぶ無表情な2人組の子供。年齢は不明だが2人の体格や容姿からして幼稚園児から小学校低学年程度と思われる。初登場は6巻「砂遊びにまぜてほしいんじゃっ!」。ゲベとは仲がいいらしく、ゲベ同様に毒舌。2巻「校長と修行じゃっ!!」に登場した2人組の子供とは別人。『大でんぢゃじ〜典』では雑魚キャラ扱いされているが、初登場の回の終盤でじーさんを校長共々埋めている。『邪』には、4巻に1コマだけ登場。
   近所のガキその1
       右の方に居る子供。黄色い帽子をかぶっている。黄色いTシャツと緑色の短パンを着用し、黄土色の靴を履いている。
       好きな食べ物はガトーショコラ、趣味は囲碁、特技は株取引、将来の夢はくされきった日本をなんとかする事、悩み事はおねしょが直らない事[25]。
   近所のガキその2
       左の方に居る子供。背が高い上に鼻水を垂らしている。緑色のTシャツと黄色い長ズボンを着用し、茶色い靴を履いている。
       好きな食べ物はところてん、趣味はとり肉をモミモミ、特技はサンダーファイナルフラッシュ、将来の夢はアパート経営、悩み事は自動ドアが開かない事[26]。

その他のキャラクター

作者(曽山)

   声 - 本人
   この漫画の作者。やたらと邪険にされている。本編にちょくちょく登場し、そやまんが(後述)でも登場している。『コロコロ』のじーさん関連の特集やゲーム版の攻略本では「ソヤマ氏」と呼ばれている。
   アニメでは「とりあえず面白いこと言ってください」と言われ出演している。そのとき言った言葉は「もみもみ拳法食らえー!」らしい(なお、実際に「食らえ!もみもみ拳法!!」と言っている回が存在する)。

不良

   学ランとリーゼントが特徴。よく孫がぶつかっている。「おけつワンワン」という犬を飼っている。

巨乳仙人

   声 - 神田理江
   その名の通り、巨乳の仙人。孫の夢に一度だけ登場。その時は縦ロールのような髪型にセーラー服の母親(?)も登場した。連載200回記念パーティーにも出演した。

芸術仙人

   声 - 坂口候一
   絵筆を持った仙人。妙な言動を繰り返した後、自転車に乗って去っていった。

ブサイク仙人

   ブサイクというより滅茶苦茶な外見の仙人。魔王の山に住んでいるらしい。

虫歯

   声 - 太田哲治
   じーさんを虫歯にした張本人。弱そうだが、強力なビームを発射できる。

本屋さん

   声 - 太田哲治
   見た目はおとなしそうな中年男性だが、万引きとなるとマッチョになり、ボコボコに殴る。

医者

   声 - 坂口候一
   白髭とぐるぐる眼鏡が特徴。じーさんが病院に行ったとき診察を受け持つのは必ず彼である。患者であるじーさんのことはやたらとぞんざいに扱う。
   作者の初連載作品である『探偵少年カゲマン』にも登場する。

佐藤さん

   じーさんの親友。どういう訳か下の名前を忘れ去られている。

クトゥ屋の店長

   声 - 太田哲治
   ゼンマイ仕掛け。じーさんに買われたが、その次の日に捨てられた。

鳥人間と口人間

   声 - 坂口候一 / 河本邦弘
   じーさんとだるまさんがころんだをしていたコンビ。鳥人間は緑色の鳥で、額に「鳥」と書かれており、口が悪い。口人間は目玉が飛び出て、口が伸びている。同じ単語を2回繰り返して言う。また、一人になると寂しくて泣いてしまう。アニメ2期ではかくれんぼをしており、鳥人間は茶色の鳥である。

てるてるさん

   声 - 坂口候一
   てるてる坊主の神様。雨が降って遠足が中止にならないか心配する孫のために、じーさんが連れてきた。本人曰く「晴れにするのは結構大変」で、明日の天気を晴れにする儀式をするが、失敗してしまった。アニメでは「テールテルさん」と呼称されており、口調が関西弁になっている。

お仕置きのささきさん

   じーさんがボタンを押すと上から落ちてくる。じーさんの昔からの付き合いで、大親友(らしい)。

堀内さんと杉本さん

   じーさん家に泥棒に入った2人組。後ろ姿はそれぞれじーさんと孫に似ており、着ている服は微妙に違う。金目の物が何も無かったため色々と暇つぶしをしていたが、最終的には帰宅したじーさん達に見つかり逮捕された。

ゴノレフ会長

   謎のスポーツ『ゴノレフ』[27]を作った人物。友達がいないらしい。

スター☆森脇

   シンガーソングライター。『おにごっこの歌』という歌でオチを締めた。

ジミーちゃん

   作者が2秒で考えた「これっぽっちも特徴のない心の底からどーでもいいキャラクター」。校長とボクシング対決をした。

ミラクル仮面

   謎のヒーロー(正体はじーさん)。最後は最強さんに灰にされた。

リンダ

   金玉つきの38歳。じーさんの命を狙っていた。

リアルなヘンタイ

   全裸で夜の街を歩いていた、いわゆる露出狂。480万円の借金をかかえている。

巨獣神メテオカオスデーモン

   校長がじーさんを倒すために建てた「校長バトルタワー」の1階を守っていた怪物。じーさんたちの数百倍もの巨体と6本の角、長い舌を持つ悪魔のような外見が特徴。校長バトルタワーのルール上、1階の敵から倒さないと上の階に上がれないのだが、あまりにも強そうな外見(じーさんいわく「あんな化け物に勝てるわけねーだろ! 出てくる漫画間違えてんじゃねーのか?」「じゃあ孫はあんなのに勝てるっつーのか? 100回コンティニューしたって無理だっつーの!」)から、じーさんたちは1階をすっ飛ばした(2階の相手はバランスが悪いほど弱い)。
   作者も描くのに苦労したらしく「巨獣神メテオカオスデーモンは頑張って描きました」とコメントしている。

サツ力一(さつりき はじめ)

   じーさんの親友のいとこの友達の息子。顔がサッカーボール。

本当のおじいちゃん

   最終回近くに登場。突如、孫の夢の中に現れた老人。顔、髪型が孫と相似している。実は70年後の世界から来た未来の孫であり、じーさんを思い出の桜の木に来させるため(過去の)孫に「本当のおじいちゃんはワシで、そいつ(じーさん)は偽者だ」と嘘を言い、孫を連れ去った。役目を果たした彼は、じーさんに「久しぶりに会えてうれしかったよ」と言い残し未来に帰った。

おばあちゃん

   11年前に死別したじーさんの妻。じーさんとは孫の夢の中にも出てきた桜の木の下で出会い、そこに彼女の墓がある。命日は孫の誕生日でもある。

耳沢リー

   じーさんの耳から出てきたほか、ラストで大長編の予告をした中年男性。名前の由来は耳障りから。

ヅラひこ

   カツラ屋の店長。よく頭のカツラがずれる。

平野

   『じーさん邪』のゲームを作ったクリエイター(実在の人物が元になっている)。以前は実家の喫茶店で働いていた。『じーさん邪』のゲームをじーさんたちに見せるが、タイトルが『まさゆきの冒険』となっており、主人公である自分自身を操作するアクションゲームになっていた。内容もバカバカしく、アイテム(ケーキやハブラシ、消しゴムなど)を取ると爆発して死んだり、母親が登場したり、1面のボス「よっちゃん」がすごく強かったりしている。極め付けにはAボタンとBボタンを同時に押すだけでいつでもクリアーできる「いつクリシステム」が搭載されている。2ヶ月後にはゲーム会社は消滅し、彼自身は実家の喫茶店を継ぐことになった。マラソン大会にも出場した。

ぴゅーちゃん

   マラソン大会の回で初登場[28]。見事優勝に輝き主役の漫画が描かれた。お出かけが大好き(目次や下ネタも好きらしい)。

キモイよオジサン

   見た目通りキモイおじさん。パンツ一丁で常に汗とよだれが流れている。生まれた瞬間からキモイらしいが、実は芸人でキモイのは芸風である。「きーもーいーよー」と言いながら現れ、語尾に「〜キモ」と付ける。

マモール教授、せーふてぃGさん

   『でんぢゃらすじーさんと1000人のお友だち邪』より登場。ゲームの情報をじーさんに教えるためにやって来たが、じーさんのあまりの無関心ぶりに怒り、じーさんに勝負を挑むがせーふてぃGさんが「マリオカートやろうぜ」と言ったためにその場にいる全員でマリオカートをプレイした。

これ以外にもその場限りのキャラクターが大量に存在する。大抵は名前が分からない上に、次回以降に登場することはほとんどない。女性キャラクターはごく少数ほどしか登場せず、そのほとんどが女性どころか人間の形すらしていない。 お友だち軍団

じーさんと固い友情で結ばれたお友だちの皆さん。読者から送られて来るものが主流となっているため、ここでは作者が考案したお友だちも含めごく一部を記載する。

火ダルマくん

   声 - 太田哲治
   いつも燃えている。水に入ると死んでしまうらしく[29]、マラソン大会では湖のポイントで燃え尽きてリタイヤとなった。

半・分太(はん・ぶんた)

   声 - 坂口候一
   外見は普通の少年が無表情の顔して、コマの隅に半分描かれているだけの姿をしている。とても恥ずかしがり屋のため、半分の状態でしか登場できない(また、吹き出しやモットーも半分である)[30]。
   「普通の人の半分くらいの人生で死ぬ」と自負するが、ある出来事で孫とゲーちゃんを除く全員が死亡した際、「半分生き残っただけありがたく思え!」と発言するなど怖い面がある。
   彼の家族(両親、弟、飼い犬)も半分のみ登場する。祖父(声 - 千葉繁)は普通に全身が出ているが後ろ半分がない。自宅は半がつく代物であふれており(半ライス、半魚人など)、家具もすべて半分になっている。マラソン大会ではちゃっかり2位でゴールした。お友だち軍団の中では1番出番が多い。

三子間弟下ヌ(さんこまでしぬ)

   声 - 坂口候一
   その名のとおり、登場してから唐突に血を吐いてわずか3コマで死ぬ。その内生き返るが、その度に3コマ目には何かしらの理由も無くどうしても唐突に死んでしまう[31](その際血を吐くことがほとんど)。ただし、3コマ以上出ず、死なずにフェードアウトすることもある。
   帽子と着ている服に書かれている数字、出っ歯の数、頭のてっぺんの髪と後ろ髪のトンガリの本数全てが3である。
   気分によって二子間弟下ヌ(2コマで死ぬ)、一子間弟下ヌ(1コマで死ぬ)に姿を変えることができ、前述の外見上の特徴もそれに応じて変化する。なお、初登場時と再登場以降ではデザインが若干異なる。

ゲーちゃん

   トカゲ。特に何もしない。

スーパーうんちくん

   ウンコの姿をしているヒーロー。他にも同様のタイプのお友だちが数人も送られた。

血出血火(ちでぢか)

   炎と血が出るシカ。季節によって色が変わるらしい。一度三子間弟下ヌが着ぐるみとして着ていたことがあった。

鼻出下子(はなでかこ)

   鼻が大きい少女。鼻柄の服や靴、アクセサリーがお気に入り。

むしおじさん

   虫のような姿のおじさん。

ズバリアスリドアンバスパボドスコアン

   気持ち悪い生命体。一応日本人らしい。

鼻でか子

   その名の通り、鼻がでかい女の子。

ラリルレロンゲロンゲ

   声 - 坂口候一
   全体がロン毛でできている。普段はおとなしいが、キレると手が付けられなくなる。

歯毛野 巣字通(はげの すうつ)

   スーツ姿に奇抜な一本毛の男。

ふる ちんのすけ

   ちんこの姿をした生物。口が無いが「〜だっちん」が口癖らしい。体臭はけっこう臭い。

あばれん棒

   いつも怒ってぐるぐる回っている棒。

魔星蟲ダークネスクライサー1世

   昆虫に分類される闇の帝王。一度キレ出すと止まらない(初登場では孫の一言で怒り出した)。

幽0子

   その名の通り、女幽霊の姿をしている。校長の体に乗り移って、孫やじーさんたちを襲うがゲベに成敗され、校長の体を抜け出る。じーさんが付録のお札を使って封印しようとした結果、友達だとわかり和解した。その後、お札はゲベがじーさんを封印するために使用された。

完くん

   人前に出ると何かが終わる。漢字の”完”のような姿をしている。

大長編キャラクター でんぢゃらすじーさん大長編 第1弾

セルフワン

   地球から離れた惑星の宇宙人(どこの惑星出身かは不明)。一人称は「俺」。何事にも他人に頼る性格。部下は、後述のロボット軍団と校長を闇玉を喰らわせてパワーアップさせたブラック校長と前述のちゃむらいであるが、いずれも役に立たない。
   各惑星に存在していた闇の石板を囲み闇の大魔王を復活させることで、全宇宙を征服しようと企んでいる。部下たちと共にあと2つとなった闇の石板のありかである地球にやって来る。その途中で闇の石板が変な用途に使われてしまう苦労も見せつつも、その力を使って闇の大魔王が復活する。しかし、他力本願な性格であるところをじーさんに指摘されて怒るも、それが事実であることに気づき誰の力も借りず、自分の力だけでじーさんを倒し、気絶させる。だが「じーさんは、自分の力で戦うことを教えるために、わざとやられた」と察した直後に、闇の大魔王に光線を撃たれ、意識を失ってしまう。
   闇の大魔王敗北後、宇宙船・セルフワン・スペース号はじーさんと孫を巻き込むかのように大爆発してしまったが、無事に生存した(じーさんと孫はちゃむらいに救出されており、じーさんも彼が死んだとは思っていなかった)。そして、これからは彼の力で生きていくことを決意する。
   黒色の長髪で脳天に一本のアンテナを生やしている。
   週末にぶわ〜っと温泉に行きたがっている。[32]

ロボット軍団

   セルフワンの部下たち。主の命令には忠実で、闇玉(これを喰らわすと心が闇に染まり、セルフワン軍の部下になる武器)を製造したのも彼らである。全員、人型であり人間の言葉を話し、バズーカ砲を所持しているが、じーさんのゲロを嫌がるなどロボットらしくない一面も見せる。じーさんのオナラで吹き飛ばされた後は登場していない。

闇の大魔王

   闇の石版の力により、封印の水晶の力により能力を封じられていた大魔王。一人称は「俺様」。その正体は物語冒頭からずっと文字を囲んでいた頭1つと長い両腕だけのメッセージウィンドウそのものであり、魔王としての正体を現した時は孫も驚愕した。
   人類は利用してから殺すという魔王としての独自の考えを持っている。自分の力を取り戻すために利用したセルフワンを攻撃するも、セルフワンに殴られ気絶していたじーさんの渾身のパンチによって倒され、宇宙船の爆発と共に死亡した。

第2弾

ドクタージョウ

   世界一の科学者になる事が夢で、親友であったユウとどちらが夢を叶えられるかという競争を約束する。しかし彼が病死した事をきっかけに、世界一強い男になるという彼の夢を叶えさせることを決意。
   10年後、最強さんの腹の中でユウをロボットとして復活させることに成功する(ゲベによると彼の腹に菌が存在していると言っている)。彼の唯一の弱点「放たれた友情」を知っているが、「放たれた友情」=鼻水を彼に与えたため[33]、性格が一変した彼に貫かれ致命傷を受けてしまう。じーさんが彼に本当の友情を教えた後、彼らを出口へと行かせ自爆したユウと共に死亡した。[34]年齢は19歳である[35]。
   悪の科学者を髣髴させるほどの肩に棘が生えている白衣を着ており、変わった眼鏡を掛けている(10年前は普通の眼鏡を掛けていた。)。髪の色は黄色で正面から見ると10年前の時と変わっていないが、髪を一本結びにしているのが覗かれる[36]。
   ゴリラがメキシコから転がってきたと言う夢を見たらしい[37]。

ユウ

   放課後に逆上がりの練習で苦戦していたところをジョウと出会い、親友になった。世界一強い男になるのが夢であったが、突然病死してしまった。
   あれから10年後、ジョウによってロボットとして復活したものの、10年前の記憶を失っている。彼の唯一の弱点は「放たれた友情」であり、ジョウの鼻水を浴びてしまい頭頂部が爆発。穏やかながら自分勝手で冷酷な性格から凶暴な性格に一変しジョウの体を貫く。じーさんとの戦いで殴られ、共に戦うのが本当の友達と思い出した時点で、ジョウのことを思い自爆した。没時の年齢は9歳。ジョウからは「ユウちゃん」と呼ばれている。

メカ軍団

   ドクタージョウが造った最強のメカ軍団。前作のロボット軍団とは違い、人型ではなく、言葉を話さない。じーさんと孫の連携技(?)である必殺孫バットによって一掃された。

第3弾

夢見関(ゆめみぜき)

   世界一の力士になることが夢だったが、夢を叶えることをできず、それどころか太って胸が大きくなったせいで周りの者から馬鹿にされるという人生を送ったため、"時空の分かれ道(タイムフォークロード)"という人生をやり直せる「夢」と「現実」の分かれ道の一つ、「現実の道」へいこうとしたが、その分かれ道に通じる扉には鍵がかかっており、その鍵穴には校長のとんがり頭が鍵にぴったりだったため、愛の告白(?)をして彼を連れ去った。登場直後は、年老いて弱くなっており、じーさんに2秒で負けるほどだったが、扉の中へ入ると夢現道の魔法で若返って、転がってきた岩を素手で受け止めるほど強くなった。ゲベやじーさんに言われた言葉を通して、「夢」や「現実」よりも人生で一番大切なこと、「どんな道でも胸を張って生きること」に気がつく。

夢現道(むげんどう)

   人生をやり直したいという考えを持った人間が大好物な妖怪で、時空の分かれ道(タイムフォークロード)の正体。
   それぞれの分かれ道の先に手があり、胴体が蛇のようになっている。夢見関をかばったゲベを丸飲みし、今度はじーさんをつかまえたが、じーさんの「おっぱい」という言葉に唖然する。その後夢見関の張り手を喰らい、ゲベを吐きだしふっ飛んで行った。その際、じーさんたちに、一番大切なのは「(おっぱい)=「胸」を(張り手)=「張って」歩くことさ」と教えられる。

第4弾

ドルマネー

   金持ちばかりが住まう惑星・カネー星からやって来た宇宙人。カネー星で唯一貧乏であったため、周りの者から過酷ないじめを受けていた。その結果から分かったのは「世の中は金」であり、お金が沢山富んでいる地球に降り立つ。その後、孫を倉庫まで誘拐し、じーさんに孫を誘拐したことを話し、身代金として100000000000000000000000(1000垓)円を要求。
   登場直後は頭以外針金人間であったが、じーさんが持って来た270円を食べ、普通の体付きへと変化(体格とは裏腹にその強さは元・校長を拳一発で吹飛ばす程)。見つかりそうで見つけられない兵器・おっかねぇメーターを100まで満たすためには多量のお金が必要だったため、孫を連れ去った。その後、ちゃむらいの3万円を食べて竜と魔王を合わせた姿へと変化し(この時点から一対の翼と尻尾、腹に刻まれている¥マークという姿となる)、さらに銀行の有り金全てを食べ尽くして先程の姿とはさらに変化を遂げてしまった。その後もおっかねぇメーターはどんどん増え続け、99の所で先程吹き飛ばした元・校長のトンガリ頭が脳天に突き刺さり、大量のお金を吐き出したことで急速にパワーダウンしてしまう。そのことを激怒し孫を攻撃する。
   1位のために戦うじーさんと4位のために戦うドルマネーの激闘でこの世で大切な物、3位は夢、2位は友達、そして1位は家族と言う形であり「孫はワシの大切な家族だ」と教えられたと同時に、じーさんの拳に殴られた上におっかねぇメーターが0に到達し、それが消滅してしまったことで爆発し、普通の体付きへ戻り意識を取り戻す。そしてじーさんから「お金は夢と友達、そして愛する家族を守るために存在する物」だと教えられた後、これからは愛する家族のために働くことを決意し故郷・カネー星へと帰って行った。
   作中にじーさんから何度も「4位」と呼ばれ続け拒否していたが、最後には「ドルマネー」と呼ばれた。実は本人が言うおっかねぇメーターはページの両端に存在していた。宇宙人が登場するのは上記の第1弾以来である。キャラクタープロフィールは、お金にちなんだプロフィールとなっている。

第5弾

柴田(しばた)

   ステイルに殺処分されそうになっていた子犬。犬種は柴犬。
   売れ残りで唯一生きていたため、ゲベと出会い大切な仲間となった(台詞からは、家族も本当の意味での仲間もいなかった)。名前はゲベから付けてもらったもので、由来は前述のとおり柴犬だから。ゲベと共に今まで望んでいた外の世界に向けて脱出するも、待ち伏せしていたステイルの銃に撃たれ命を落とした。それでも最後まで彼女によって負傷したゲベに背負われ、じーさん、孫、ゲベの父親であるデビルキャットと共に全面破壊されたペットショップ「ステイル」から脱出した。脱出後、ゲベに見守られながら安らかに天国へ昇っていったかと思われていたが、最後のコマの台詞から生きているということが分かる(ただしゲベの夢の中での台詞であり、再登場もしていないため本当かどうかは不明)。前髪のような毛が特徴。

ステイル

   ペットショップ「ステイル」の店長。「ステイル」の面では来店して来たじーさん達に明るく大胆に振舞う面を見せる。しかし、本性は冷酷非道且つ残忍極まりない凶悪な性格で、このエピソードが収録されている単行本19巻の作品紹介でも「大長編シリーズ史上最凶の悪」と述べられており、作者は「この話で誰かが傷ついたりしないだろうか」「そんな危ない橋を渡ってまでこの話を描きたかった」とコメントしている。また「飽きる」という理由で売れ残ったペットをゴミ扱いし(ペット達の様子から虐待を加えている事も伺える)、殺してから捨てるという店員の面汚しとも言えるほどの外道(本人曰く「もともとペットショップなんて真面目にやる気ないし、3日も売れなかったら飽きちゃう」「ペットを捨てる人がいっぱいいるから、あたしだって捨ててもいいじゃん」)。詳細は不明だが、自分の父親ですら「関係ない」とゴミ扱いしている。
   殺処分する予定だった柴田をライフル銃で打ち抜き、更にゲベを負傷させ彼等を地下牢にぶち込む。その後、そこで再び対面したじーさんと孫、柴田を背負ったゲベを化け物で追い詰めるも化け物共はじーさんによって一掃されてしまった。しかし「デビルキャットがいれば、あいつらなんかいらない。もうみんな捨ててしまいましょう」と言って、化け物度共をあっさりと捨ててしまった(本人いわく「役に立たないものは何だって捨てる」らしい)。最後の切り札としてデビルキャットを出すが、彼こそがゲベの父だと判明、彼によってペットショップ「ステイル」と共に潰された。猫耳を模したカチューシャと黒色のおかっぱ、そして小さい眼鏡とタラコ唇が特徴。

デビルキャット

   ペットショップ「ステイル」にいる史上最強の猫だが、実はゲベの父。外見は体格と顔つきが人間に近くなったようなゲベと言った感じで、体長は息子のゲベの数十倍もある。ゲベ同様人間語を話し(口調も中年男性のような口調となっている)、最後まで仲間の気持ちを忘れなかったゲベのことをよく理解している。
   息子のゲベを襲わせたステイルを一睨みし、ペットショップ「ステイル」を全面破壊した。

でんぢゃらすじーさん邪大長編 第1弾

オナライダー

   じーさん達の前に突如現れた自称『無敵のヒーロー』で姿は赤い仮面と腹部に『お』が書かれたコスチューム、そして丸出しの尻が特徴で名前の通りオナラで攻撃する。
   登場した直後にじーさんに頼まれて校長を倒し(理由は焼き芋を奪われたため)、じーさんに感謝されるがその後も「悪は完全にたたきのめす」と言い、必要以上に校長を叩きのめした後、秘密基地(公衆トイレの便器が入り口)へと連衡。その後、尾行してきたじーさんたちをヘーデルの命令により攻撃するがヘーデルの命令に疑問を感じたために生かしておき、逃がす(その際じーさんに「オマエ、ぜんぜんヒーローっぽくないぞ」と言われる)。その後、見つかってしまったじーさんにかけられた言葉により、ヘーデルたちから反逆。逃げるじーさんたちを援護した後、ヘーデルの部屋に突入し、説得するが反論されて再び仲間と戦う。一方的に攻撃を受けるが直後に「無敵とは『敵が無い』という意味なんだぜ…。敵なんて無いから、誰も倒さない、誰も殺さない」と断言をする。しかし、直後に真のドクター・ヘーデルが取り付いた孫によって胴体を貫かれ、死亡したかと思われたがロボットだったので(後記参照)死ななかった。その後、ヘーデルの正体を知り、落胆するじーさんを励まし、思い出は忘れることが無いと悟る(当のじーさんは孫と校長のことをすっかり忘れていた)。
   その正体はヘーデルがわずかに覚えていた記憶(じーさんとの思い出)を頼りに作り上げたロボットであり、その仮面の下の素顔は紛れもなく幼い頃のじーさんの顔そのものである。

ドクター・ヘーデル

   オナライダーや他のヒーローロボットの生みの親であり、人々を捕まえてヒーローロボットを作らせ、帝国を作るのが目的。
   一か月前に病気にかかり、仮面をつけて眠っていた。しかし、実は既に死去しており、その後も夢をかなえるために魂だけで活動していた。
   『ヒーローとは目の前の「敵」を倒す者』とみなしており、そのため、じーさん達をオナライダー達によって始末しようとするがオナライダー達の反発により失敗し、反発したオナライダー達をあらかじめ基地に入ってきたときから取り付いていた孫の体を使って倒し、ゴミなどと罵倒するがそのことに逆鱗に触れたじーさんのオナラ一発で倒され、成仏した。
   正体はじーさんの幼馴染の『兵ノ助』。交通事故により、10歳より以前の記憶をなくしていた。しかし、僅かに残ったじーさんとの思い出を頼りにオナライダーを作り上げているなど、完全に忘れていたわけではなかった模様。

第2弾

本作のゲストキャラクターは全て読者投稿によるもの。

風邪のおまた三郎

   裸でマントを着こなし頭にはハチマキとまたと書かれた扇子を掲げて常に又を隠している。一人称は「ボクちん」で語尾に「っしゅ」をつける。
   じーさんの元・お友達で自分がこのかっこうのせいで友達がまったくできず一人でいたところをじーさんと出会い友達になったが別れ際に「またナ」と言われ又が丸見えな自分をバカにされたと思う。ある日、ある遺跡であのおかたと呼ばれる人物と出会い、人をあやつる力を授かりお友だち軍団の強そうなやつだけにさいみん術をかけ真・お友だち軍団を結成、自分を馬鹿にしたじーさんに復讐することを企む。そのためにじーさんにお友達軍団を残らず呼ばせ遺跡へと招き入れ真・お友達軍団とお友達軍団のどちらかが強いかハッキリさせようと勝負を挑む。だがさいみん術で戦わせているだけでチームプレイに弱い真・お友達軍団が一方的に押され降参を申し出ようとするお友達に対して「消えろ、もう会いたくない」と言葉を投げかけるがそれによってさいみん術が解け形勢不利に陥る。そこへモニターを通じて現れたあのおかたに助けを求めるもさっき自身が言った言葉を返された上、自分が利用されたことでショックのあまり涙を流す。だがお友達だといてくれたじーさんにあのおかたの居場所を教えすべてが終わった後は自分がやったことをじーさんに謝りじーさんから友達になろうと誘われるが迷惑をかけたから無理だと断りどこかでひっそり暮らすと言い残し立ち去る。その後、また一人でいたところを真・お友だち軍団と会いみんなから「またナ」の本当の意味(漢字の「又」にカタカナの「ナ」を斜めに並べて書くと「友」になる)を知る。

真・お友だち軍団

   元は校長からじーさんを守るために駆けつけたが、本人たちは頑張っていたのにじーさんは「またナー☆」と帰ってしまったため、じーさんは自分たちを友達だと思っていないのではないかと悩んでいたところをおまた三郎と遭遇し、さいみん術にかけられてしまう。先述のおまた三郎の言葉によりさいみん術が解けてもなお、真・お友だち軍団としておまた三郎の元に就いた。
   友達 守
       友だちを守るボクサーのような少年。
   二毛足 早男
       足がとても速い。イケメン。
   大泥坊
       泥を投げつける男。
   個魔我理三
       駒とお巡りさんが融合されている。
   爆発 土っ管
       しょっちゅう爆発している土管。

あのおかた

   一人で遺跡にいたおまた三郎にお友達を増やす力を与えたなぞの人物。遺跡へと招かれたじーさんの前にモニターを通じて喋り体もほとんどシルエットであり、おまた三郎によれば一番の友達だという。
   その正体は百年前に地下遺跡に封じ込められた魔物(本人曰く、実際には入れ物が正しいという)であり、おまた三郎を利用して人間を集めさせ生命エネルギーを吸い取って自分が世界の王になるのが目的で戦いなどはどうでもいいという。そして自分に助けを求めてきたおまた三郎に「消えろ、もう会いたくない」と言葉を返し、さらに自分を友達だと言うおまた三郎を嘲笑ったためにじーさんの逆鱗に触れてしまう。おまた三郎が居場所をじーさんに教えたために居場所がばれてしまい訪れたじーさんの前に正体を現すがその姿はバケツに目とあごに尻があるその通り入れ物の姿で名前は「ばケツ」である。最後には正体を知ったじーさんの拳の一発によってあっさり殴り倒された。

第3弾

ライラー

   遊園地「イライランド」のマスコットキャラクター。怪物のような顔をしているが、それは仕事用であり、本来の顔は人間のような顔である。イライランドはイライラした者だけが入れる遊園地で、バリアーで覆われ出ることができない。アトラクションも人をイライラさせる物ばかりである。怒っているときは”(怒)”、喜んでいるときは”(喜)”という風に台詞のあとに自分の心境が括弧内に表されている。にらめっこが得意。
   イライランドは「世界からイライラをなくす夢の楽園」と豪語しているが、実際は伝説の魔人「カンニン・ブークロ」を復活させるための場所だった。過去に自分の身に起こったと思われる嫌な出来事を人のせいにし(じーさんには人のせいにして自分を守ろうとすることに対し「くだらない」と言われる)、偶然遭遇した魔人を使って人を消してやろうと企む。しかし魔人に裏切られ消されそうになるが、じーさんに助けられ、孫やお友だち軍団の皆がじーさんを手伝うのを見て、人のせいにしない者もいるということを知る。その後ケジメをつけ、皆と協力して魔人を撃破。そして嫌なことを自分のせいにできる強い人間になると誓う。その後じーさんたちは土手で目覚め、イライランドは夢の中での出来事だと判明するが、ライラー自身は存在していることを暗示させるシーンが描かれた。
   大長編シリーズのキャラクターでは珍しく自分の名前を名乗っておらず、じーさんたちから名前で呼ばれることも無かった。

カンニン・ブークロ

   イライランドのお化け屋敷に封印され、ライラーによって復活を遂げた魔神。背が小さく、ゴミ袋のような姿をしている(ライラー曰く「期待外れ」)。また、イライラすると小屋に引きこもる。ライラーに人間を消滅させるよう命じられるが、反感を起こし口から強力なビームをライラーに向け発射する。しかし、じーさん達にビームを弾き返され爆死した。

第4弾

ハナミゾ大王

   鼻の下のミゾ計画の計画者。長い鼻の下の溝(人中)はペンで描いた線。心に溝が出来ており、部下達を冷たくあしらう。彼のハナクソを食べると鼻の溝が異常に長くなり、沢山食べると顎が地面についてしまう(当初はコレが鼻の下のミゾ計画としていたが、実は宇宙船の下を地球のコアに突き刺して死の星にすることだった)。主な武器はハナクソの剣「ハナクソード」、必殺技は「ハナ水でっぽー」、「ファイナルハナクソニック」。じーさんと勝負し、最初は圧倒的な強さを見せつけたが、部下達がやられたことを知り、彼らを消し去ろうとしたが、心に溝がないじーさんを見て動揺する。最終的にはじーさんに1対1の勝負を挑み、鼻に指をつっこまれて鼻血を出して倒れた。
   実は何処かの惑星に住んでいた宇宙人だったが、荒廃の危機にあり生き残ったのは自分を含む5人だけになってしまった。生き残りの住人達(後の部下達)を家族として迎え入れ[38]、楽しく宇宙を旅していたが、次第に周りに人がいることに鬱陶しさを感じ始め、心に溝が出来てしまったらしい。じーさんに負けた後は、宇宙船を爆破して本当に一人になろうとするが、追い出したはずの部下達に「死ぬ時は一緒です」と言われ、嘲笑いつつも彼らを抱きとめ、彼らと運命を共にした…と思いきや、実は生きており、その後ブツブツ文句を叩きつつも、再び部下達を連れて旅に出た。

ハナミゾ四天鼻衆

   ハナミゾ大王に使える4人の部下。戦士風の「ハナミゾウォーリアー」、キックが得意な「ハナミゾカンフー」、紅一点の「ハナミゾレディ」、猫の「ハナミゾキャット」。ハナミゾ大王を心から愛し、忠誠を誓っている。
   戦闘力は孫でも勝てるほど弱く、大王に足手まといとされ始末されそうになるが、じーさんに助けられる。そして大王を応援するも大王に「出ていけ、お前らなんか大嫌いだ!!」と言われ泣きながら追い出されるが、宇宙船の爆発直前に大王のもとへ戻ってきた。その後は大王同様生きており、共に旅立っていった。

第5弾

ツーケー

   必風の師匠。

豪傑 必風

   ツーケーの弟子。人見知りで頭が悪く、間違える事もある。

主な建物・場所

じーさん家

   じーさんと孫の自宅。2階建て。一度サンタにテレビを盗まれたが、今は戻っている。頻繁に爆発・破壊されるが、次の回までには修復されている。自爆スイッチ(じーさんが380万円で購入)が付いていたり、いきなり回りが崖になっていたりする。また、居間にはトゲ床がある。テレビの映像は適当に描かれている。
   また、テレビアニメ版では大幅に美術設定が追加された(庭に通じる窓や廊下など)。
   ゲーム版によれば、所在地は東京。

学校

   孫が通う小学校。ここの校長は自分が世界で一番偉くないと気がすまず、生徒からの苦情も絶えない。ここには校長の銅像があったがじーさんが壊してしまった。孫以外の生徒は適当に描かれている(一部を除く)。朝の朝礼は毎日やっているが、その内容は校長が「我輩って偉いよね〜」と繰り返すもので、ひどいときには給食の時間までくいこむ。作中で、校長以外先生が1人もおらず、休み時間ばかりだということが明らかになっている。しかし、後に時間割表で国語、社会などが出てきたことから学校の行事はまたしても意味不明になっている。またじーさんが校長をすることになったがまったく校長らしいことをしていない。ただし校則は「廊下を走るな」と至って普通(しかし破ると金玉を引きちぎられるらしい)。

街中

   普通の街だが、じーさん達のせいでたまにとんでもないことが起こる。

公園

   じーさんと校長の決闘の場。インド公園、はなげ公園、ニキビ公園など。ブランコと滑り台、シーソーが存在する。

ブラボー王国

   じーさんが住んでいる国。日本によく似ている。また、日本でいう北海道にあたる部分の名は「北海道」であり、また「東京」という地名もある(ただし、実際の東京とは違い太平洋上に浮かぶ島)。しかし北海道はゲベによって滅亡した。ただし、第11巻の「じーさんの日本沈没じゃ!!」では、「私たちの住んでいる国、日本」という記述があり、現在ではブラボー王国という名前は、使われなくなっている。

スーパー鼻毛屋

   普通のスーパー。とんでもなく怖い店長がいて、万引きは許さない。

クトゥ屋

   じーさんが孫の靴を買い換えるため孫を連れてきた靴屋。まともな靴は一足もない。ゼンマイ仕掛けの店長がいる。

本屋

   一見、何の変哲も無い本屋。店長はマッチョで、立ち読みや万引きは絶対に許さない。

動物園

   りゅぬぁってゃが経営する動物園。普通の家のような外観に、動物園と書かれた巨大な看板が立っている。「キリンっぽい」と言う理由だけで掃除機を飾っている(それ以外何もない)。

水族館

   りゅぬぁってゃが経営する水族館。普通の家どころか単なる公衆便所にしか見えない外観に、水族館と書かれた巨大な看板が立っている。中には「ぼくさかなー」という吹き出しと魚の絵が書いてある張りぼてがある。その絵の頭には穴が開いており、そこに首を突っ込むことによって魚に「変身」できる(これまたそれ以外何もない)。観光地などによくある「あれ」と孫が説明している。

用語

でんぢゃらすぞ〜ん / でん邪ぞ〜ん(邪以降)

   じーさんがハガキを紹介するコーナー。内容は基本的に読者の危険体験談(これがメイン)、駄洒落、イラストなどだが、よく意味不明なハガキを検証したり、余りにもふざけた内容のハガキ(コロッケ!のイラストが描かれたハガキなど)に活を入れたりもする。ハガキを採用されると曽山の色紙がもらえる。2005年11月号から読者の考えた危険回避法も募集している。一回だけ話を無理矢理終わらせて突然登場したことがあり、孫に単行本にするときどう処理するんだと怒られた(結局単行本では書き下ろし4コマを入れることで対処した。またセリフも改正されている)。

じーさんにたくさんお悩みのハガキが届いたのでここで解決しようのコーナー

   コミックスのカバーを取った裏表紙に毎回必ず掲載されているお悩み解決コーナー。じーさんが読者から届いたしょーもない悩みを適当にかわしていくのが基本路線である。一度、読者の母まで登場したことがあり、その時じーさんは「いきなりリアリティーでてきたな」と言っていた(このときの悩みはウンコが流れないというもの)。また、作者自身が相談を持ちかけたこともあったが一蹴された。「けつのどうくつ。」や、「下着を見て安らかに眠ろう。」など適当なことを書いたハガキが出ることもある。最終回(20巻)の最後のハガキは暑中見舞いだった。

おしおきのコーナー

   誰かがおしおきを受けるコーナーである。1回しか出てきたことはない。

そやまんが

   作者・曽山がてきとーなことをてきとーに書いたどうでもいいマンガ。内容は主に曽山自身の普段考えていることや思い出話など。また、作者の近況報告や生活観が十分に伺える。コミックスに毎回最低でも1本は掲載されているが9巻と12巻と13巻と15巻と『邪』3巻と6巻と11巻のみページの都合で載っていない(13巻と『邪』11巻以外は、大長編掲載のため)。

校長投票シリーズ

   校長のことを読者のはがきで決定する企画。1回目は姿について、2回目は名前についてだった(ただし、いずれも後に元に戻っている)。

特別編

第1弾と第2弾はゲームの攻略本に掲載された。どちらも単行本になっている。

みょみょみょ星人木村(第4巻収録)

   第1弾。また、この話の主人公。ゲーム版では隠しエンディングに大きく関わるキャラクターとなっている。みょみょみょ星から地球侵略にきた宇宙人。大王から自分が番号で呼ばれていることをとても気にしており、じーさんの家に泊まった際に「小林」という名を与えられて非常に喜ぶ。その後侵略する気を完全に無くし大王に「みんなで地球人と仲良く暮らそう」と言うと、侵略を諦めた罪として体内に仕掛けられていた時限爆弾を作動させられる。その後、爆発の瞬間を見に来た大王の宇宙船に突っ込み爆死。じーさんはその後墓を立てたが、最終ページで「小林」でなく「木村」と言われてしまう。本名は003号。4巻の表紙のプロフィールには「二度と出ない」と書いてあったが、10巻、14巻に顔だけ再登場している。

絶対服従ばいおれんす校長の教頭(第5巻収録)

   第2弾。
   教頭
       本名、スナイパーバルカン。宇宙警察を勤める宇宙人。とても貧しい星に住んでいる。ゲーム版ではボスキャラクターである。じーさんに爆弾で吹っ飛ばされた校長にぶつかり記憶喪失になる。その時に校長を何度も「偉い」と言ったため気に入られ(この時生まれて初めて校長は他人から「偉い」と言われた)校長から教頭に任命され、武器のバズーカ砲で校長に逆らう者をことごとく吹っ飛ばしてきたが、1か月後に記憶が戻る。弟たちを養うため宇宙へ帰ろうとするが、面倒を見てくれた校長が気になり躊躇してしまう。だが校長から「貴様はクビじゃい!」と言われ、宇宙に帰っていった(この発言はバルカンを思っての校長の嘘。バルカンはそのことをしっかり見破っていた)。その後、遠足が教頭→きょうとう→きょうと→京都になる。14巻の200回記念の話で顔だけだが再登場している。

じーカスくん(『ケシカスくん』第2巻収録)

   第3弾。
   コロコロコミックで『でんぢゃらすじーさん』と『ケシカスくん』の競演企画の際に曽山一寿と村瀬範行が合同で描いた特別読みきり。内容は「じーさんがケシカスくんを腹巻に入れたことがきっかけで、ケシカスくんと大喧嘩になる」というあらすじ。

絶体絶命でんぢゃらすクソガキ(『邪』第2巻収録)

   第4弾。『別コロ』2010年4月号掲載。じーさんの子ども時代のエピソード。何十年前の時代を舞台に、でんぢゃらすな遊びの天才児『でんぢゃらすクソガキ』と孫に似た少年が昔の遊び(ベーゴマ、メンコなど)を中心にいろいろやっていくが、クソガキがメンコを地面に叩きつけたことで爆破してしまう。

大長編 概要

2004年から2008年まで『コロコロコミック』の9月号では毎年『でんぢゃらすじーさん』の100ページの別冊付録が同梱されている。2004年は『小学四年生』に掲載された漫画の再録だったが、2005年以降は100ページの長編(正確には表紙、裏表紙とその両裏を差し引くので96ページ)が掲載されており、本誌のじーさんではその長編の予告などを掲載しリンクしている。話の中盤から後半にかけてはシリアスな雰囲気も織り交ぜ、人生を生きる上での大切なことをテーマとして示唆するストーリーが特徴。なお、大長編の漫画がある号では本編が適当になる(作画が落書き状態、何度も同じコマの流用を行う、おかしな新キャラクターが登場するなど)。

また、ほとんどの大長編の話では校長が犠牲になっている(『いのちときもちとぱぱぱぱぱーっ!?』では出番が1コマのみで、『怒りのイライランド(怒)』では遂に登場すらしなくなった)。なお『放たれた友情だじょー』ではちゃむらいが1コマだけ登場しているが見つけられないと言うハガキが山ほど届いたので単行本12巻の裏表紙にヒントが書かれている(元・校長のときも同様19巻裏表紙にヒントが書かれている)。

なお、2009年は9月号に『デュエルマスターズ』と『ペンギンの問題』の劇場版の原作コミックが別冊付録となったため10月号にずれこんだが、その『いのちときもちとぱぱぱぱぱーっ!?』の最初のページに「最後の大長編」と書かれていた。しかし19巻で作者が「またやるぞ、絶対!!」とコメントしており、『でんぢゃらすじーさん邪』にリニューアルした2010年以降も行われている。 作品一覧

かこんでいたのにひどいや(『月刊コロコロコミック』2005年9月号付録掲載、コミックス9巻収録)

   テーマはおそらく『自立』

放たれた友情だじょー(『月刊コロコロコミック』2006年9月号付録掲載、コミックス12巻収録)

   テーマは『友情』

どっちみちおっぱい(『月刊コロコロコミック』2007年9月号付録掲載、コミックス15巻収録)

   テーマは『夢』と『現実』

4位のお金と563位のアイツ(『月刊コロコロコミック』2008年9月号付録掲載、コミックス17巻収録)

   テーマは『お金』 副テーマは『家族』

いのちときもちとぱぱぱぱぱーっ!?(『月刊コロコロコミック』2009年10月号掲載、コミックス19巻収録)

   テーマは『命』

無敵のヒーロー オナライダー(『月刊コロコロコミック』2010年11月号掲載、『邪』コミックス3巻収録)

   テーマは『無敵』

またナ☆お友だち軍団(『月刊コロコロコミック』2011年9月号掲載、『邪』コミックス6巻収録)

   テーマは『友だち』

怒りのイライランド(怒)(『月刊コロコロコミック』2012年9月号掲載、『邪』コミックス9巻収録)

   テーマは『苛立ち』

はなの下のミゾはハナミゾって名前でどうスか?(『月刊コロコロコミック』2013年9月号掲載、『邪』コミックス12巻収録)

   テーマは『心の溝』

けつ!あ、まちがえた。勝つ! 最強拳法シリカラテ(『月刊コロコロコミック』2014年9月号掲載)

   テーマは『勝負』

番外編

コミックスに収録されている、本編と直接つながりのない数ページほどの短編漫画。アニメ版でもいくつかが映像化されており、本編が終わったあとに放送される。

公園番長

   コミックス1巻収録。通称(自称)「公園の味方・公園番長」。本名不明。年齢は(今年で)38歳(秘密にしている)。職業は会社員だが度重なる遅刻や無断欠勤が災いし、アニメ最終回で会社をクビにされてしまった。
   公園の遊具に名前を付けている(滑り台のダイちゃん、ブランコのランコ、砂場のタナベレナ、水道は大騒ぎしたが最終的にジョーに落ち着いた)。必殺技(?)に「ブランコあたっく」・「すべり台くらっしゅ」があるが、アニメではどちらの技も使っていない。アニメ版では幼馴染の「歩道番長」「柵番長」も登場した。
   タイトルコールはアニメ2期では「超おもしろアニメ 公園番長第○翔(○には話数が入る)」、3期では「超おもしろアニメ たたかえ!!公園番長(話数なし)」となっていた。

ボンバー井上のニコニコお料理コーナー

   料理の達人・井上が男の料理を教えるが、実は料理に全く興味がなく、あるのは盆栽のみ。アニメではシリーズ化されており、初回ではじーさんがアシスタントをしていたが第2回以降はメガネをかけた女性が務めている。大抵はスタジオのテーブルセットを破壊したうえ「料理は自分で編み出すもの」とか「今日はサボる」と言って何も作らない。得意料理は「熱した水」。
   初回は本編「ゲベゲベじゃっ!」内の1コーナーだったが、第2回以降は本編から独立した。

炎の教師 熱血先生

   コミックス2巻収録。教育熱心な学校の先生だが、極端なうっかり者でいつも空回りしてしまう様子を描いた作品(日曜に来て誰もいない教室で授業をしたりなど)。
   アニメ2期ではタイトルコールが「超面白瞬間放送 炎の教師 熱血先生」となっていた。

住宅ヒーロー7階建てマン

   コミックス3巻収録。正義のヒーロー「7階建てマン」の苦悩を描く。アニメではアメコミを思わせるような作画にアレンジされ、ブリッジガールなど原作に登場しないキャラクターも多数登場した。『絶体絶命でんぢゃらすじーさん痛〜怒りのおしおきブルース〜』にゲスト出演している。東北訛りでしゃべる。また、コミックス第7巻の扉絵にも登場するが「本編に7階建てマンは登場しません」と書かれている。頭の7階建てには人が住んだりしている。他にも368階建てマンや弟の6階建てマンがいる。1度だけ70階建てマンに変身した。

魔界のプリンス ギルティーの挑戦

   『コロコロコミック』にて袋とじ漫画として登場した新キャラクター、ギルティーが様々な機械を使ってじーさんを倒すというもの。
   漫画本編では1回きりの登場で終わり、じーさんに手酷く「一生出ないキャラクター」と言われてしまう。
   アニメではギルティ(声:青山桐子)の名前で登場。漫画本編よりも出番があり、原作の「サンダーコンドル号」に続き、巨大大砲「グレートバリアリーフ砲」や巨大ロボット「グレートブリテンアーマーG」なるもので勝負を挑むが全て自滅で終わっており、まともに勝負をしたことがない。
   また、じーさんの命を狙う理由は全く不明である。

冒険少年レオン

   コミックス5巻収録。世界中のお宝を手に入れる夢を持つ少年の冒険活劇。アクションゲーム風にレオンを動かすが、結局お宝にありつけないオチになる。

最高料理人味助

   コミックス6巻収録。料理がへたくそな料理人[39]。料理長曰く「ダメダメ村のダメダメチャンピオン」。将来の夢はプロ野球選手。彼の正体はじーさんであった。

勉強大好き!ドリル兄さん

   元々原作で1コマのみ登場だったキャラクターを主役にしたもの。ものすごい巻き舌。作者は放送されることすら知らなかった(単行本7巻のカバーをとった表紙ではこれについて曽山が「びびった」と言っている)。

集団戦隊 1人マン

   コミックス7巻収録。孤独とラッキョウが大嫌いなヒーロー「1人マン」が主人公。1ページ掲載で予告のまま「でんぢゃらすじーさん8巻より連載中止!!」と書かれ、じーさんからも「コイツのことは忘れてください」と言われた。

うっふん・エロ美ちゃん

   コミックス8巻第8話『ひどい鬼ゴッコじゃっ!』の嘘オチの次ページに登場。ぴっちぴちの42歳であるエロ美が男湯に入ろうとする漫画だが、その次のページでじーさんが描いている最中に孫に止められてしまう。

耳うさ君

   コミックス8巻収録。4コマ漫画で、クマが耳うさ君に話しかける内容。

もれちゃうマン

   コミックス9巻第8話『スキップおじさんじゃっ! 後編』のオチの次ページに掲載。不良が子どもをいじめているのを、おしっこをもらしながら見つめ、オチで「キライ」「おわり」と言われてしまう。

格闘料理伝説味丸[40]

   コミックス10巻第7話『料理を作るのじゃっ!』の前日談。戦う料理人で、世界一の料理を作ることだが、ゲベに爆破されてしまう。味丸は物語中にも登場し、じーさんに料理対決を挑むがじーさん、孫共々再度ゲベに爆破され、タイトルが『変態料理伝説ゲベ』に変えられた。

自爆少年 コッパミー陣

   コミックス12巻第4話『さっさと早口言葉じゃっ!』のオチの次ページに掲載されている1ページ漫画(扉絵のみ)だが、その次のページで爆破されてしまう。

F1レーサー カン太郎

   コミックス13巻第11話『じーさんと校長が入れかわったのじゃっ!』のオチの次ページに掲載。熱いハートを持つ男「カン太郎」が世界一を決めるレースに参戦するが、その後「※こいつが完太郎」という完の形をしたキャラクターに変えられ、カン太郎は「ひろし」という名前になって崖から落ちてしまう。

決勝で待ってるぜ!(園山和斗名義)

   コミックス14巻第4話『ワシもマンガをかくのじゃっ!』の前後に掲載。「決勝という舞台を目指した男の戦い」がキーワードで『正しい』『まちがえた』『すし屋で』『トイレで』『テストで』の5編が収録される。じーさんは「なかなか面白そうな漫画」と言っていたが、オチで「くっだらねぇ!」と酷評された(その際、じーさんが読んでる漫画が『決勝でまっとるべ』というタイトルになっていた)。

ドラゴンソルジャー リュウ

   コミックス16巻第4話『大サービス!20本立てマンガじゃっ!』内に掲載。魔王を倒すために旅をしている男「リュウ」の活躍を描いた1ページ漫画だが、後にこの漫画のセリフの内容を変えただけの『ウンチもれちゃう』『1本ナシにしてくれ』が掲載された。

スペースアドベンチャー 星渡カケル

   『邪』のコミックスカバーを取った裏表紙に1ページ連載として掲載されている。冒険家「星渡カケル」と、ペット(実の父親)の「パオンブー」が、宇宙を旅するというストーリー。

つづくん

   コミックス『邪』2巻収録。「つづくん」というキャラクターが自己紹介をした次のページで「つづく」と表示され、漫画が終わってしまう。作者の説明によると「すぐに『つづく』というネタ」とのこと。

おすしのボス ボスし

   じーコロコミック邪夏号、コミックス『邪』8巻収録。お寿司の中のボス「ボスし」が登場するが、じーさんに食べられ「ボス死」というオチとなった。

ぼくぴゅーちゃん

   じーコロコミック邪冬号、コミックス『邪』9巻収録。マラソン大会で優勝した「ぴゅーちゃん」が主役のほのぼのとした話だが、最後にニートが登場し、「おでかけキラーイ」と締めくくられる。

単行本 絶体絶命でんぢゃらすじーさん

ISBNの次は裏表紙掲載のキャラクタープロフィールに掲載されたキャラクター。

   2002年8月28日発売 ISBN 4091430511 じーさん
   2003年3月28日発売 ISBN 409143052X 校長
   2003年10月28日発売 ISBN 4091430538 ゲベ
   2004年4月27日発売 ISBN 4091430546 みょみょみょ星人木村
   2004年11月26日発売 ISBN 4091430554 教頭
   2005年3月25日発売 ISBN 4091430562 最強さん
   2005年8月26日発売 ISBN 4091430570 ちゃむらい
   2006年3月28日発売 ISBN 4091401198 運動ならなんでもおまかせ隊(マッスル竹田、ステップ長谷川)
   2006年7月28日発売 ISBN 4091401767 セルフワン
   2006年12月25日発売 ISBN 4091402755 りゅぬぁってゃ
   2007年5月28日発売 ISBN 9784091403278 謎のヒーローミラクル仮面
   2007年9月28日発売 ISBN 9784091403889 ドクタージョウ
   2008年1月25日発売 ISBN 9784091404398 リアルなヘンタイ
   2008年7月28日発売 ISBN 9784091406583 巨乳仙人
   2008年12月25日発売 ISBN 9784091407467 夢見関
   2009年3月27日発売 ISBN 9784091407849 近所のガキ その1
   2009年7月28日発売 ISBN 9784091408242 ドルマネー
   2009年10月28日発売 ISBN 9784091408549 近所のガキ その2
   2010年2月26日発売 ISBN 9784091408976 柴田
   2010年6月28日発売 ISBN 9784091410672 洋助(孫)

でんぢゃらすじーさん邪

ISBNの次は裏表紙掲載のキャラクターパラメーターに掲載されたキャラクター。

   2010年9月28日発売 ISBN 9784091411273 じーさん
   2011年2月28日発売 ISBN 9784091412058 校長
   2011年6月28日発売 ISBN 9784091412904 ゲベ
   2011年11月28日発売 ISBN 9784091413598 コウテイ
   2012年3月28日発売 ISBN 9784091414342 半・分太くん
   2012年8月28日発売 ISBN 9784091414946 最強さん
   2013年2月27日発売 ISBN 9784091415783 火ダルマくん
   2013年6月28日発売 ISBN 9784091416476 三子間弟下ヌ
   2013年10月28日発売 ISBN 9784091416100 ぴゅーちゃん
   2014年2月28日発売 ISBN 9784091400284 ふる ちんのすけ
   2014年6月27日発売 ISBN 9784091417886 キモイよオジサン
   2015年1月23日発売 ISBN 9784091418609 じーさん車
   2015年5月28日発売 ISBN 9784091420077 じーさんロボ

ゲーム ゲームソフト

絶体絶命でんぢゃらすじーさん 〜史上最強の土下座〜

   (ゲームボーイアドバンス、2003年9月26日、キッズステーション)
   漫画の登場人物・じーさんと孫が宇宙人の侵略から地球を守るアドベンチャーゲーム。イベントごとに様々なミニゲームが用意されており、アドベンチャーパートの選択肢やミニゲームの勝敗によってじーさんが七変化する。この「マトリックスシステム」によるじーさんのバリエーションは25種類あり、能力の変動のみならず、ストーリー展開やミニゲームのルールにも影響を与える。また、通信対戦によりじーさん同士を戦わせることも出来る(ただし、対戦の方法はただのジャンケン)。しかし、決定ボタンは普通のゲームのようにAボタンではなくRボタンであったり、能力やミニゲームの結果によってはめちゃくちゃなストーリー展開になったりと、原作同様おかしな要素も含まれている。
   『コロコロ』内でもやる気無さげに宣伝(自らクソゲーと暴露)していたが、読者から結構評判がよく本誌で毎月行われている「発売中で欲しいゲームランキング」では3か月連続1位を達成した。
   なお、2004年11月に『学園アリス〜ドキドキ☆不思議たいけん』というゲームが発売されたが、そこに登場するミニゲームの内容はこのゲームからの使い回しとなっている。

絶体絶命でんぢゃらすじーさん〜泣きの1回 絶対服従ばいおれんす校長〜ワガハイが1番えらいんじゃい!!〜

   (ゲームボーイアドバンス、2004年3月18日、キッズステーション)
   じーさんのライバルキャラ・校長が主人公。次世代ワールドホビーフェアで先行販売された。自分が目立ちたいがためにわざわざ宇宙人を呼び戻した。内容は前作と似ているが、リゾート地ばかりが舞台となっている。このゲームが発売された際、作者自身が「悪ふざけだと思った」とコミックス第4巻のカバーをとった表紙で語っている。

絶体絶命でんぢゃらすじーさん痛〜怒りのおしおきブルース〜

   (ゲームボーイアドバンス、2004年7月16日、キッズステーション)
   曽山が大切な原稿をなくしてしまい、そのままだとじーさんたちが消えてしまうため、原稿を探しに行くという、言うなれば曽山の尻拭いをするため冒険に出るというあらすじ。敵に路上においてある物を投げつけて戦う。今回も変身能力が物を言い、変身で川や海など普通では行けない所へ行けたり、車など重くて投げられない物を投げられるようになれる。また、変身能力は自由に選べるようになった。ただし、変身能力の数は12 - 14種類に減っている。前作のみょみょみょ星人も普通に登場している。初回版には特典としてタオルやうちわがついてきた。また、今作から決定ボタンは、Aボタンとなった。樫本学ヴの漫画『コロッケ!』の主人公コロッケがゲスト出演している。

絶体絶命でんぢゃらすじーさん3〜果てしなき魔物語〜

   (ゲームボーイアドバンス、2004年12月16日、キッズステーション)
   今回は横スクロールとなった。
   孫が読書感想文が書けないとじーさんに相談したせいで、絵本の中の世界に入り込んで出られなくなり、仕方がないため、参戦した校長、ゲベと共に絵本の世界をめちゃくちゃにしながら冒険すると言うあらすじ。今回は状況に合わせて4人(3人と1匹)を使い分け、四人それぞれ攻撃するだけでなく、協力したり時には移動用のソリを使ってまで敵を倒す。ザコや中ボスなどは昔話をモチーフにしている(鬼や魔女、巨人、オオカミなど)。初回版では「せいねんとせきぞう」という曽山の書き下ろし絵本が付いていた。

絶体絶命でんぢゃらすじーさんDS〜でんぢゃらすセンセーション〜

   (ニンテンドーDS、2006年1月14日、キッズステーション)
   今回はクソゲーを超えたダメゲーが登場。さらに1000コマ以上(コロコロコミック200ページ分)を収録。
   じーさんと孫は、ゲームを面白くするために冒険に出た。
   キャラクターボイスあり。
   エンディングにゲームオリジナル主題歌が入った。
   コロコロコミック2010年8月号で「4年前のクソゲー」として取り上げられている。

でんぢゃらすじーさんと1000人のお友だち邪

   (ニンテンドー3DS、2012年11月22日発売、バンダイナムコゲームス)
   コロコロコミック2012年6月号にて3DSソフト化が決定。お友だち軍団がたくさん登場し、このゲームのために読者が考えたお友だちも多数登場[41]。
   2012年9月26日放送分の『おはスタ』で、このゲームの宣伝部長にレオナルド・ダ・テッケンを任命している。

体感ゲーム

絶体絶命でんぢゃらすじーさん 〜ミニゲームで対決じゃっ!〜

   (PLAY-POEMS、2004年12月9日、コナミ)
   ゲームモードは『ひとりであそぶ』『ふたりであそぶ』『きろくをみる』の3種類。ミニゲーム全20種収録。

絶体絶命でんぢゃらすじーさん 〜パーティーじゃっ!全員集合!!〜

   (PLAY-POEMS、2005年11月17日、コナミ)
   ゲームモードは『ひとりであそぶ』『ふたりであそぶ』『ひみつのへや』の3種類。ミニゲーム全23種収録。

アニメ

効果音のほとんどが人の声で作られている(クレジットでは「効果マン」または「効果ギャル」と表記)。時々クラシックがBGMとして使用されることがある(中でも一番多く流れているのは、サラサーテ作曲「ツィゴイネルワイゼン」である)などの特徴が盛り込まれている。 原作との相違点

   テレビ版第3期までは、下ネタ、残酷描写はカットされていた(テレ東規制による物と考えられる)。
   「死ね」「殺す」などの暴言は、「くたばれ」「ボコる」などに変更(ただし、第1期のみ1度だけ「死ね」を使用)。
   「雨ざーざーじゃっ!」の結末が変更されており、原作では「引ったくりに傘を貸す」だったが、アニメでは「孫に滑り止めの靴を買ってくる」ところで終了している。
   「バスケでウハウハじゃっ!」や「じーさん超能力じゃっ!」など、一部の作品にはアニメオリジナルの展開を付け加えている。

概要(アニメ)

第1期(2003年10月 - 2004年3月)

   おはスタ内で不定期に放送された35秒のアニメ。原作にあった話を元にしているが後期はオリジナルも含まれていた。このときの作品は2004年夏に発売された作品のグッズやゲームなどを集めた「でんぢゃBOX」同梱のVHSに収録されている(ただし、「時限ばくだんから逃げろ!!」、「つりの極意!!」、「虫歯を治せ!」、「コタツは最高!」、「ピーマン克服法」、「じーさんのひげ」、「ブランコ」、「覚悟!もちの焼き方」、「なくした靴下」、「ルンルンハイキング」のみ収録)。2009年10月よりYouTube内「小学館集英社プロダクションチャンネル」でビデオ未収録作品も交え配信(33話まで)。

スペシャル版(2003年12月30日)

   おはスタのスペシャルで放送された10分間のオリジナルストーリーのアニメ。第1期同様「でんぢゃBOX」内のVHSに収録されている。町内マラソン大会にじーさんたちが出るという内容。

第2期(2004年4月 - 2005年3月)

   ギャグコロスタジオ内で放送された5分間のアニメ。ギャグコロスタジオがBSジャパンでも放送されていたため、この時期に限り、BSジャパンでも視聴可能だった。原作の話と番外編(後述)1 - 3話を放送。番組内では着ぐるみのじーさんも出演していた。この時期に放送された作品はDVD全4巻に収録されている。

第3期(2005年4月 - 2006年3月)

   再びおはスタ内で放送された2分間のアニメ。放送時間は7:00 - 7:02。こちらの作品は2012年現在ソフト化されていないが、おはスタで不定期に再放送されたこともある。この時期に放送された番外編の一部が上記のDVDに特典映像として収録されている。

でんぢゃらすじーさん邪(OVA)〈第1弾 2012年7月27日(9話収録)、第2弾 11月22日(8話収録)〉

   コロコロで特に人気の高かった作品をアニメ化し、コロコロ増刊「じーさん傑作選 じーコロコミック邪」の付録DVDとして同梱。収録時間は25分。
   アニメーション製作はJ.C.STAFF[42]。近代のコロコロ作品のアニメとしては例外で、3DCGで描かれてはいない(ただし、劇中に登場したベイブレードのみ例外)。
   2012年10月20日・27日・11月3日はキッズステーションでも放送された。

わざぐぅ!VSでんぢゃらすじーさん邪 抱腹絶倒!アニメクイズDVD(2012年11月21日)

   コロコロイチバン!2013年1月号付録。

スタッフ

第2期

       原作 - 曽山一寿 (小学館「月刊コロコロコミック」連載)
       スーパーバイザー - 佐上靖之、西巻俊秀
       脚本 - 笹川勇
       キャラクターデザイン - 西野理恵
       美術監督 - 松宮正純
       色彩設計 - 松浦頼子
       撮影監督 - 渡辺宜之
       編集 - 坂本雅紀
       音響監督 - 千葉繁
       音楽 - 田光マコト
       音楽プロデューサー - 千葉洋史
       プロデューサー - 笹村武史(テレビ東京)、古市直彦(小学館プロダクション)
       音響プロデューサー - 南沢道義、西名武
       キャスティングマネージャー - 吉田理保子
       音響効果 - 野崎博樹
       録音スタジオ・音響制作 - HELF・H・STUDIO
       音響制作担当 - 小野勝弘
       制作担当 - 島田尚保
       設定制作 - 丸山洋子
       制作進行 - 小林弘幸、谷智司、都丸徳章、島田尚保
       制作協力 - スタジオキャッツ、動画工房
       アニメーションプロデューサー - 光廷青児、斉藤次郎
       アニメーション制作 - スタジオ雲雀
       監督 - 山口頼房
       製作 - 小学館プロダクション

OVA

       原作 - 曽山一寿
       キャラクターデザイン・作画監督 - 安藤正浩
       美術監督 - 松本健治(第1弾)、米田隆裕(第2弾)
       色彩設計 - 伊藤由紀子
       撮影監督 - 黒澤豊
       編集 - 西山茂
       音楽 - 前山田健一
       効果 - 野崎博樹
       アニメーション制作 - J.C.STAFF
       監督 - 渡部高志
       製作 - 小学館集英社プロダクション

主題歌

※第2期、第3期のオープニングの曲名はカラオケ版(JOYSOUND)によるもの。

第1期(おはスタ1)

       オープニング・エンディングともに歌なし。

スペシャル

       エンディング
           「がんばる勇気」
               作詞:曽山一寿
               作曲・編曲:櫻井真一
               歌:孫(恒松あゆみ)

第2期(ギャグコロ)

       オープニング
           第1話 - 第26話「お願いだからうたわないで」歌:恒松あゆみ
           第27話 - 最終回「お願いだからうたわないで」歌:坂口候一

第3期(おはスタ2)

       オープニング
           「お願いだからうたわないで(ショートバージョン)」歌:じーさん(中村大樹)
       エンディング
           「孫の学校の『校歌』」歌:校長(千葉繁)

でんぢゃらすじーさん邪(OVA)

       オープニング
           「でんぢゃらすじーさん愛の歌」
               作詞・作曲・編曲:前山田健一
               歌:ヒャダインとじーさん(中村大樹)と孫(恒松あゆみ)[42]
           2012年11月28日発売のアルバム「20112012」に収録。

各話リスト 第1期 [表示] 第2期 [表示] 第3期 [表示] OVA [表示] ぼくのおじいちゃん

「絶体絶命でんぢゃらすじーさん」が発表される前に作られたとされる漫画。第47回新人コミック大賞受賞作品。曽山一寿の短編集「そやまつり」に収録。祖父と孫が主な登場人物である点など、後の「絶体絶命 - 」にかなり近い作風だが、細かい部分で相違がある。

   孫には「洋助(ようすけ)」という名前が設定されている(体育服には「まご」とそのまま書かれていた)。
   おじいちゃんには後頭部に髪の毛が生えており、年齢98歳という設定になっている(また戦争を経験している)。
   「絶体絶命 - 」のじーさんはこの作品に登場するおじいちゃんがルーツであると思われることが多いが、正確にはそれ以前に作者が描いた漫画『店』に登場する老人が始まりらしい。しかし、この作品は「つまらない」という理由で担当に見せるのが怖くなり、作者自身が封印し、「そやまつり」に鉛筆書きの数コマが(カバー裏に)掲載されているのみである。

他の作品へのゲスト出演

   作者がコミカライズした漫画『探偵少年カゲマン』の最終回のオチにじーさんが漫画家の姿で登場。だが、カゲマン、シャドーマン、怪盗デ・アールにじーさんが『カゲマン』を描いたことがばれてしまう。
   2005年(平成17年)公開の映画、『ロックマンエグゼ 光と闇の遺産』と『劇場版デュエル・マスターズ 闇の城の魔龍凰』の開始直前に、じーさんと孫がわずかながらゲスト出演している。その際、『ロックマンエグゼ』のエンディングテロップにはキャスト紹介されたほか、最後に「おじゃましました。」と表記された。
   アニメ、『さよなら絶望先生』の第6話のエンドカードにて、糸色望の格好をしたじーさんとゲベが書かれている。
   2006年(平成18年)9月刊行の『超こち亀』に本作品の書き下ろしイラストが掲載されている。
   『メイドイン俺』の「なんとアノ人がソフト」に本作品のキャラクターを登場させたゲームが配信された。配信期間は2009年(平成21年)5月15日から2010年(平成22年)5月14日まで。
   『イナズマイレブンGO』でじーさんと最強さんが選手として登場し、スカウトすることが出来る。
   『ダンボール戦機W』の第42話の冒頭にて、テレビ東京系列同時ネット局のみゲスト出演。
   『イナズマイレブンGO ギャラクシー』と『ダンボール戦機WARS』をブランド化した『アニ×アニ!』内にて、上記2つのいずれかのアニメのどこかに映り込む『でんぢゃらすじーさんを探せ!』というコーナーに出演。
   『モンスターハンター4』にイベントクエスト「コロコロ・モンスターじゃい!」が2013年11月15日より配信されている。
   『パズドラZ』のコロコロダンジョン第1弾(『月コロ』2014年2月号にプレゼントコードが付属)にじーさん、校長、ゲベ、最強さんが登場した。

その他

   この漫画は連載前に読切が2本作られた(別コロ2001年(平成13年)2月号「じーさんじゃっ!」コロコロ2001年(平成13年)6月号「ドライブぶーぶーじゃっ!」。いずれも第1巻収録)。
   タイトル案に『超人じじい』というものもあったが、「2秒でボツになった」と「そやまんが」で語られている。
   アニメ版の監督を務めた山口頼房は過去に作者がコミカライズした『探偵少年カゲマン』の監督を務めていた(製作会社も同じ)。

脚注 [ヘルプ]

   ^ 「コロコロコミック」歴代作品においての主人公としては、主に男子小学生〜中学生程度の年齢が中心の中で『チエばーちゃんの知恵ブクロ』と並ぶかなり異例の高齢者の主人公でもある。
   ^ ただし大長編に該当すれば、闇の大魔王(大長編第1弾)と柴田にデビルキャット(大長編第5弾)、雑魚キャラを除く。
   ^ 第1巻キャラクタープロフィールより。
   ^ 第3巻の作文の話より。
   ^ a b c d e f コミックス第9巻登場人物紹介より。
   ^ 本編はおろか大長編シリーズでさえ明らかになっていなかったが、第20巻キャラクタープロフィールで本名が明かされた。
   ^ アニメ第1期では「じいちゃん」と呼んでいる
   ^ 回によっては体操服やパジャマなどを着ることがある。また、白のシャツに半ズボンを着ており上記よりも露出度が少し上がることも。
   ^ 第3巻の作文の話より。
   ^ 漫画の初期の方で母親に一声かけて学校に行ったり、母親にお使いを頼まれたりしているため、じーさんと2人暮らしというわけではないようである。
   ^ その内約30発はじーさんが協力した。
   ^ 第2巻キャラクタープロフィールより。
   ^ 一度だけだが、大長編第2弾では腹痛によって弱体化した最強さんに勝ったことがあり、その時は自分でも最強さんに勝ったことが信じられなかった。
   ^ もともとは「校長」か「クソゲロ」のどちらの名前にするかという投票であり、その他の名前に、「ひろし」「ぬちゃぬちゃ」「近所のバカ」「松本しげのぶ」などがあった。なお、投票2位は「クソゲロ」、3位が「校長」だった。
   ^ 大長編第4弾ではじーさんから「アイツ」、孫からは「あの人」と呼ばれていた。
   ^ 大長編第5弾の終盤より。
   ^ 初登場時にも人間の言葉を一回だけ話した。
   ^ 第3巻キャラクタープロフィールより。
   ^ 大長編第3弾の中盤より。
   ^ アニメ第1期では赤
   ^ 大長編第2弾の序盤より。
   ^ 第6巻キャラクタープロフィールより。
   ^ アニメ第1期では理由もなく帰っている。アニメ第2期では竹田は亀に餌をあげないといけない、長谷川は引っ越しという理由で孫の居る小学校を後にしている。
   ^ 大長編シリーズだけは例外で、大長編第1弾ではじーさんに一喝されたにも関わらずセルフワン・スペース号の爆発からじーさんと孫を救出したり、大長編第5弾ではゲベの危機的状況を目撃した際は、じーさんにそのことを報告しに行ったりしたことがある。
   ^ コミックス第16巻裏表紙のキャラクタープロフィールより。
   ^ コミックス第18巻裏表紙のキャラクタープロフィールより。
   ^ 校長はこの大会を主催し、じーさん達に開催状を送ったが、じーさんと孫は当初「ゴルフ」と勘違いしていた。
   ^ 漫画の主役の座をかけてじーさんと校長が対決するはずだったが、噂を聞きつけてたくさんの人物が出場していた。また、「じーコロコミック」ではマラソン大会の1位と2位を予想するゲーム企画が行われ、6名の読者が予想を当てていた。
   ^ 『邪』コミックス5巻「お友達軍団4コマじゃっっ!!」
   ^ アニメでは孫に「こっち来て」と言われ、体半分が途中で切れていた。
   ^ そのためじーさんに「コロコロで一番弱いキャラ」と言われている。
   ^ コミックス第9巻裏表紙のキャラクタープロフィールより。
   ^ じーさんによると、あの鼻水がジョウとユウの繋がりと関係あるらしいと言っている。
   ^ 大長編のラストでは微笑みながら涙を流している描写が伺われている。
   ^ この時9歳(ユウが死んだ当時)から10年間の成長を遂げているため。
   ^ その物語が掲載されている当単行本裏表紙にそれを解いているのが分かる。
   ^ コミックス第12巻裏表紙のキャラクタープロフィールより。
   ^ その際ペンで書いた鼻の下の溝は後に家族の証しとなった。
   ^ 原作では気色悪いものを作っていたが、アニメでは放送上の都合でまともな鍋料理に変更された
   ^ 目次とこの本の中で作者の好きな話ベスト3!では『格闘料理人味丸』と表記されている。また、「じーさんをやめて味丸を描いて」というファンレターがたくさん送られて来ている。
   ^ お友だち軍団の中にはコロコロコミック連載作品のキャラクターなども登場する。
   ^ a b 主題歌はヒャダイン 「でんぢゃらすじーさん」7年ぶりのアニメ化 - 10590 - |アニメ!アニメ!

外部リンク

   コロコロコミック 公式サイト

[表示] 表・話・編・歴 月刊コロコロコミック・別冊コロコロコミック連載中の漫画作品 (2015年7月15日現在) [表示] 表・話・編・歴 スタジオ雲雀 [表示] 表・話・編・歴 J.C.STAFF [表示] 表・話・編・歴 渡部高志監督作品 [表示] 表・話・編・歴 第50回小学館漫画賞児童向け部門 でんぢゃらすじーさん邪に関するカテゴリ: アニメ作品 て | 2012年のOVA | J.C.STAFF カテゴリ:

   漫画作品 せコロコロコミックの漫画作品ギャグ漫画小学校を舞台とした漫画作品漫画のシリーズアニメ作品 せ2004年のテレビアニメ小学館集英社プロダクションのアニメ作品スタジオ雲雀ギャグアニメ絶体絶命でんぢゃらすじーさん継続中の作品短編アニメ

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   最終更新 2015年9月16日 (水) 10:00 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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